4月15日浜厚真 軟弱なメジャー

  • 2018年思い出の釣行記PART.5
  • 軟弱なメジャーリーグ
  • 4月15日
    浜厚真漁港
    クロガシラ33㎝以下8枚
  • 2枚おろした後に写真に収めていないことに気付きシャッターを押した。
  •  前野氏より週末に美国川道流堤へのお誘いがあった。「つりしん」で3週連続記事になったこともあり釣り人が殺到して釣り場が確保できないことが懸念されるが、その時はその周辺でお茶を濁すことになる。まずは日本海の海風に当たりたいというのが本音だ。生憎、予定していた週末は天気予報が悪く、御和算となった。気持ちを高めていた私は諦めきれず浜厚真に出掛けることにした。女房はバトミントン仲間と北湯沢温泉ホロホロ山荘に出かけている。
     ホーマックでイソメ3パックを購入した後、「ラーメンさんぱち」で豚骨ラーメンとチャーハンのランチセットを食べてから出発した。現地到着は午後3時。駐車場には1台の車が停めてあるだけで、その主も車内で休憩中であった。日曜日といえどもこの天気では釣り人も敬遠したのであろう。小雨がぱらついていたが向かい風になる北風は釣りができないということもない。外海の波は高いようだがここは港の最奥である。いつもの場所で誰に気兼ねすることもなく6本の竿を出した。その後何組かのルアーマンが訪れたが結局最後までこの場所は貸切の状態だった。暗くなるまではアタリも少ないだろうとのんびり構えることにした。アタリが出たのは4:30頃だった。小さなクロガシラが上がった。一応フラシに入れて岸壁に吊しておく。その後小さなアブラコが2本続いた。引き込みでクロガシラでないことは何となく分かった。それからポツンポツンとクロガシラが釣れたがどれも小さい。「への字」はどうかと2本のコマセロケット仕掛を移動させた。アタリが出て上がってきたのは本日の頭となる35㎝ほどのものだった。すべてを移動することにした。その途中、前の場所にも良いアタリが出て同じようなクロガシラが上がった。結局、「への字」に出した2本はそのままの状態にしておくことになった。
     最終的には8枚の釣果となったが、この時期としては上々のできだろう。
     家に帰ってから酒を飲みながらウダウダしていると、NHKのテレビ欄に、午前3時から大谷が先発予定のエンゼルス対ロイヤルズ戦が生中継されるようだった。メジャーへと移籍した二刀流大谷の快進撃がとにかくもの凄い。スピード感溢れるスプリットで次々と三振を重ねる投手としての開幕2連勝も凄いが、バッターとしての3試合連続ホームランもファンとしての私をも唸らせる。釣行後の疲れがあるがこの機会を見逃す手はないだろう。先日、友人に大谷の活躍ぶりを話していると、BSの生中継を楽しんでいるという。生憎、わが家ではBS放送を見ることが出来ない。
     ソファーに横になりながら微睡んでいる内に時間になった。チャンネルを合わせると、悪天候のために中止になったとのテロップが映し出されている。現地のカンザスシティーは、氷点下の肌を突き刺すような寒さに加え、雪もちらついたとある。
     今日の釣行は、霧雨が続いて夜には霙混じりになってきていたが、予想された北風も釣りができないということもなく、私としては比較的快適に釣りをした方だ。メジャーも軟弱だなという思いも、大谷にとっては良かったのだと思い直すことにして、ベッドに潜り込んだ。すぐに眠った様だった。
     次の日、昼食時に北村温泉に行った。一度温泉に浸かってから大盛り担々麺を食べて、更にもう一度温泉に浸かった。疲れはとれたようだった。
     
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