3月8日浜厚真クロ5枚

  • 2019年思い出の釣行記No.2
  • 3月8日 
    浜厚真 
    クロガシラ37㎝以下5枚
  • 本日の釣果 期待していたものにはほど遠かったが、まあ、満足しなければならないだろうか。
  •  前年度の浜厚真初釣行は、3月12日でクロガシラ45㎝以下13枚の釣果だった。その後も、3月18日24枚、4月15日8枚となかなかの好調だった。そして、周辺に入った釣り人の話を総合してみると、年々、クロガシラの岸寄りが早くなっているような気がしていた。中には2月から釣行している人もいて、釣果もそこそこあったようだ。
     旭川市民会館でNHK番組「おかあさんといっしょ」の撮影公演が催された。士別の娘がその観覧の為の抽選に当たったということで女房が孫達と行くことになった。私の分の入場券はないという。
     浜厚真港に行くことにした。準備は整えてある。竿6本とリール6個を竿ケースに入れて、脚立、寒さ対策のため昨年購入した練炭ストーブ、それに万が一火が点かなかったときのことも考えて携帯ガスコンロ、ヤカンや水も用意した。早朝、女房を駅に送ってからビッグハウスで飲み物やカップ麺、おにぎり等を購入した。その後、隣のホーマックでイソメを調達しようとしたが50gのものしか置いていなかった。つり具センターに向かって150gのものを3パック、ロケットカゴにアカアミを入れるグッズを購入した。これがなかなかの優れものだった。手を汚さずに適度にアミエビを入れる事が出来た。
     浜厚真港に到着した。昨年好釣した場所には竿が林立していた。しかし、「への字」が広く空いている。そこに釣り場を求めようと近づいていくと、コンクリート床が陥没していた。昨年の地震の影響で今年の2月に陥没したということだ。深さが2m程もあるのでそこに竿を立てるのは無理である。なるほど、「への字」が空いていたわけだ。
  • 火力発電所の煙も真っ直ぐに立ち上る穏やかな釣り日和だった
  •  もう一度、釣り場を確認すると、昨年好釣した付近の右側になんとか一人分のスペースを見つけたので、左右の先行者に断りを入れてから、そこに三脚2脚に、それぞれサーフリーダーEX2本、プロサーフCX2本を置いた。それから他の荷物を取りに車へと戻り、脚立等を持ってくると左隣が竿を僅かに移動してくれていた。
     左隣は美唄からの2人だった。昨日から「への字」との間に2人で10本の竿を出していた。前年度私が24枚釣った時も私の一人用のワカサギテントと同じテントを張って釣りをしていた御仁だった。私が初めて(平成27年度)この浜厚真漁港で釣りをしたときにも先行していたのは美唄の2人組だった。おそらく同じ人物なのだろう。右隣も見覚えがある。俯せになった舟の左端に4本の竿を出していた。門別町の伊藤氏はテトラの方で4本の竿を立てている。もう何枚か大物をあげたようだ。皆がここの常連らしく親しく声を掛け合っている。
     しばらくアタリが出なかった。エサもとられた様子はない。午後4時頃、右隣が40㎝弱をあげた。そして左隣も同じような大きさのものをあげた。しかし、私にはアタリが出ない。
    5時過ぎに声を掛けてきた釣り人がいる。よく見ると竿道会の宮野一成氏だった。昨年始めてここで釣りをしてよい思いをしたので釣りに来たということだ。テトラの方の釣り人が帰ったのでそこに入った。
    ようやく私にも1枚きた。夕方になって竿先ライトを点け、夕食をとることにした。用意したカセットコンロでお湯を沸かし、カップ麺にお湯を注いだ。そこに宮野氏が様子を伺いにやって来た。昨年の釣行などをもとにしてしばらく話し合った。さて、カップ麺の麺がのびてしまったなあと思いながら見ると無い。椅子に置いたおにぎりもない。狐だろう。隣からエサをとられるので気をつけてと言われていたのだ。不思議なことに皮手袋の片方もなくなっていた。
     その後、なんとか5枚になったところで日を跨いでしまったのでその場を後にした。用意したイソメは1パックと少し使っただけで大量に余してしまった。
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