11月5日釣遊会厚賀カジカ2位

  • 2017年思い出の釣行記PART.24
  • 岩見沢釣遊会第7回大会
  • 霧の摩周湖
  • 大会日:11月5日(日)】
    【入釣場所:厚賀浄化センター
  • カジカ363㎜2
    ハゴトコ259㎜2
    【成績】832点 準優勝
  •  10月15日(日)岩見沢混声合唱団創立65周年記念定期演奏会がマナミールにおいて開催された。その1部で混声合唱のためのメドレー「北海道物語」を演奏した。その中の「霧の摩周湖」を指揮者から「おまえが独唱せよ」とのご命令が下った。まだ合唱団に入団したばかりの私が独唱などと烏滸がましいと辞退したのだが、指揮者がおまえの声が「霧の摩周湖」に相応しいというものだからその気になった。
  • 童謡詩人金子みすゞの「こころといのち」~演劇構成による合唱ステージ「みすゞこのみち」を合唱
  • 混声合唱のためのメドレー「北海道物語」より「霧の摩周湖」を熱唱する。
    まあ、自分としてはこのような経験も良かったのかなと思う。
  •  前回6回大会までの結果は、4回合計で7点となり年間優勝に王手がかかっていた。しかし、年間2、3位とは極めて接戦で、詰めが甘いと逆転される形勢にある。年間優勝の栄誉を勝ち取るためには今回も優勝するしかないだろう。
     日高地方の天気予報は曇りのち晴れで波1.5m、風2~3mで穏やかな模様だ。しかし、朝方の冷え込みは厳しく氷点下になるところも出てくるという。大会参加者はなんと歴代最少人数の4名という寂しさだ。私が厚賀、前野、西川氏が節婦、吉井氏が判官館裏と釣り場が確定した時点で、当初予定していた三石港までの釣り場範囲を変更して、新冠道の駅までとした。
     午後7時前には市役所駐車場を出発し、高速を下りたセブンイレブンで買い物をしてからゆとりのあるバス内で着替えをした。ふと車外の景色を見ると右側に街並みが見え隠れし上り坂を走っていた。誰かが節婦の街だというので街を抜けたところから漁港内を通って戻ってもらうと、見慣れた街並みで厚賀と分かる。私は浄化センター前に抜ける枝道で下ろしてもらった。しかし、キャスターを積み込むのを忘れていた。それでも重い荷物を背負って勇んで釣り場に向かった。しかし、竿先ライトやキャップライトの光が見えないと安心して下りたのだが、狙いの場所には先客(UFC8名)が竿を出していた。しかも、一昨年かかっていた浜に下りる梯子がない。一旦、防潮堤に上がって浜に下りるハシゴがかかっているところを探し歩いたが見あたらない。仕方なく、先客に断ってから、彼の右隣で竿を出すことにした。先客は防潮堤に上がるための脚立を用意していたので、私は鉄梯子を利用することになった。
     最干潮のため砂浜は出ているが波打ち際まで20m程ある。そのため、ゴロやコマセの使いようがなく3本の竿全て遠投にしてアタリを待った。ドンコばかりが釣れてくる。小気味いいアタリで大物かなかと思うのだが上がってくるのは元気のよいドンコだった。左隣も同じだ。
     2時間ほど同じ状態が続いたので偵察に出た。左にある防潮堤が折れ曲がった角には、浜へ下りていく梯子が立て掛けられてあったが、浜で釣りができるのは潮が込んでくるまでの1時間ほどだろう。右の方に続いている防潮堤には4名の釣り人が竿を出していた。その誰もが、砂浜の向こうの渚に向けて遠投していた。防潮堤が切れた砂浜には釣り人が一人、岩が見え隠れするところに向かって遠投していたが、まだ釣果はないという。賀張り川河口にも釣り人がいたが其処まで足を伸ばす元気はなかった。
     自陣に戻ってエサ付けのために竿を上げようとすると、1本が根掛かりしていた。他の竿にエサ付けしていると、根掛かりしていた竿にカジカと思われる大きなアタリが出た。グイッと煽ると抜けてきた。35㎝ほどのカジカだった。その後カジカもう1本とハゴトコが2本になった。隣が脚立の金属音を響かせて防潮堤に上がった。竿を曲げて取り込んだのは私よりも大きなカジカだった。その後も2回ばかり続いた。
     まだまだ波打ち際までは遠い。更に遠投を掛けようと1本バリに大きめのカツオを付けて竿を思いっ切り振った。カッキーンという金属音の後、2本目からの竿先がなくなった。リールベールが返っていなかったのだ。防潮堤から砂浜を覗くと竿先ライトが光っている。遠く右にあった梯子から浜に下りてテトラと防潮堤の間を抜けていくと竿からはずれた竿先ライトと、折れた竿が見つかった。仕掛も落ちていた。ガックリと肩を落として折れた竿を回収した。
     前回はまだ購入したばかりで5,000円の出費で済んだのだが、1年間の保障期間も過ぎてしまったのでどれぐらいの修理代になるのだろう。プロサーフを折ったときは、部品の製造がなく、ほぼ新規購入する位のお金がかかるといわれたので諦めてしまったが、今回は諦めきれないだろう。シマノスピンパワーPF425CX-Tの価格表を調べると2番で33,500円である。ウヒャーヒャーッ。
    1回目の修理代
    同じ年2016年12月4日の忘釣会で竿先を折る。フィッシュランドで修理。部品の値引きはない。保証書5,000円の免責
    #01(1番節)                20,700  5,000 免責
    PMGST(トップガイド) 10-2.8       900    900
    PKWMSG(1番節第1フリーガイド) 10-4.0 700    700
    PKWMSG(1番節第2フリーガイド) 10-5.0 700    700
    PKWMSG(1番節第3フリーガイド) 10-5.0 700    700
                            23,700→ 8,000
    ということで、部品については免責が利かなかったが、竿は免責が利いて5,000円だった。それでも15,700が保障された格好になった。

     気を取り直して、今度は2本ともタカノハ仕掛を付けて遠投した。これからが全くアタリがなくなった。潮が込んできてコマセネットを付けても駄目、ゴロを付けても駄目、また遠投に切り替えても駄目。陽が昇っても駄目。結局、最後までタカノハはおろか魚の姿を見ることは出来なかった。
  • 厚賀漁港方向を望む。隣人は脚立を用意してきていた。私は立てかけてあった梯子を利用させていただいた。
  •  優勝者は判官館裏に入った吉井氏だった。高波の打ち寄せる浜でカジカの大物をモノにして締め切り間際になって嫁のハゴトコを釣り上げた。これで年間優勝をものにした。身長優勝は、節婦に下りた前野氏だった。しばらく獲物がなかったがアカハラの嫁を確保してから、前回の釣りで隣人がカジカを大釣りしていたところに入った結果である。準優勝は私だった。2年前の58㎝を上回るタカノハを夢見て厚賀に入ったが、浜に下りる梯子が撤去されていて涙を呑んだ。3位は節婦に入った西川氏だった。参加者全員が豪華賞品を受け取ることになった。
  • 入賞者の顔ぶれ
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