3月23日浜厚真友を誘って

  • 2018年思い出の釣行記PART.4
  • 友を誘って
  • 3月23日
    浜厚真漁港
    クロガシラ
    岡田5、堀田2
  • 堀田氏にもクロガシラが釣れて一安心。残念ながら全部で7枚の釣果だった。
  •  3月11日45㎝以下13枚、18日36㎝以下24枚と連続して好釣果を得たので、岡田氏と堀田氏を誘って浜厚真漁港に釣りに行った。前回のような好釣果は得られなくても、この時期のクロガシラ釣りの面白さを体験してもらえればと比較的釣り人の少ない金曜日に設定した。まずまずの天気予報だ。
     岡田氏は、投げ釣り初心者のようなもので、私がすべて用意していくことにした。竿6本、三脚3本、三脚用のバケツ3個、イソメ3箱に夜釣り用に対処できるようにとヘッドライト等も2個用意した。
     岡田氏を迎えに行き、浜厚真漁港に向かった。漁港内は予想に反して釣り人が満杯の状態だった。どこに竿を立てようかと悩んでいるところに堀田氏から電話があった。漁港の入口の方に同じ時間帯に着いていたようで、いつものあの茫洋とした雰囲気で現れた。堀田氏は投げ釣り愛好者であり技術的には心配することはないが、体力的に自信が持てないようなので、少し狭いが防波堤の入口で竿を出すことにした。
     岡田氏は私の介助を得ながらと考えて2本バリ仕掛け4本、ロケットカゴ仕掛2本、計6本の竿を準備した。堀田氏はその間に4本の竿を出した。堀田氏は体力も落ちてきているのとサイドスローなので距離が出なく方向も定まらない。それでも仲間内なので、私が防波堤の上に上がり道糸の絡まりを解きながら釣りを続けていった。
     しばらくアタリが出なかったが遠投していた竿の道糸が若干ふけたように感じた。岡田氏もそれに気づき竿先に集中していると、クロガシラのそれと分かる明確なアタリが出た。岡田氏がその竿を持ちリールを巻き始めた。それほど大きくはないが竿先が曲がっているので魚が付いているようである。防波堤の上から覗いてみると30㎝弱のクロガシラが白い魚体をくねらせながら海面上を滑ってきていた。
     その後、アタリは出なかった。夕闇が迫ってきた。これからだろうと考えているも、さっぱりである。ロケットカゴに2枚目が来た。堀田氏にもアタリがあり1枚上げた。誘った手前まずはホッとする。
     防波堤外にテトラが積まれている所でなにやら歓声が聞こえる。54㎝のクロガシラが上がったという話しも聞こえてきた。その魚を見に行った。ビニルバケツの中に頭を入れたクロガシラの巨体があった。釣り人に断ってからその魚体をバケツから出してみた。このような魚を釣りたくてここに通っているのだ。そして、この広い海だものと希望の光が見えたようだった。
     今日は温かである。糸ふけが出たと竿先を確認にいったり、オマツリを解くために防波堤にあがったりと、汗が出るような気温なのだ。手も冷たくならない。しかし、岡田氏も堀田氏も寒いと言い出した。引き上げなければならないだろうか。エサがなくなるまでと思っていたが、時々車に避難していた堀田氏がどうにも我慢が出来なくなったようだ。先に札幌へと引き上げた。私達も更に1時間ほど粘ったが、50㎝を超える大物には巡り会えなかった。
  • まだ明るい内にクロガシラが上がった。
  •