9月17日白里谷釣遊会タカノハ365、アカハラ

  • 2017年思い出の釣行記PART.20
  • 竿を引きずっていったもの
  • 岩見沢釣遊会第5回大会
  • 【9月17日(日)】
    【白里谷
  • タカノハ365㎜
    アカハラ325㎜
    重量2030g
    【成績】893点、3位
  •  大会出発日は、岩見沢神社祭最終日と日程が重なっていた。役所から許可が下りていたので駐車場を市役所にあてていたが、山田氏から「停めるところがない」と電話が掛かってきた。慌てて女房に送ってもらって市役所に駆けつけたが案の定、祭に来たお客で駐車場は満杯だった。急遽、前野氏の倉庫に移動して駐車してもらうことに決定し、やって来たバスを市役所横に横付けさせて、それぞれの会員に連絡をとった。山田氏にはとんとん会会員に連絡してもらった。会長が来たので前野氏の倉庫前に向かってもらう。堀内正博氏がタクシーで駆けつけたのでバスの乗ってもらった。徒歩で来る久保達巳氏には早めに来てもらうことにした。バスを倉庫に向かわせている途中、明日から始まる百餅祭の準備で焼き鳥を焼く煙がモウモウと立ち上っていた。なんとか参加者を無事バスに乗せて出発することが出来た。
     私は、白里谷に入ることにした。最新の「つりしん」釣況MAPでは、「白里谷海岸:カスベ・カジカで★マーク一つ。マツカワ狙いは不調。40~45㎝のカスベ6匹、35㎝のカジカ1匹、ハゴトコ10匹、本紙取材班」とあったので、夏枯れで釣りものの少ないことを考えて、アカハラとタカノハをメインに狙いを定めたのだ。
  • シイチカップ川河口。吉井氏は沖岩がある舟揚場前に入った
  •  0時前には白里谷に着いた。100m程沖に岩が突き出したメインの場所には吉井氏が入ったので、私はシイチップ川の河口で竿を出した。まずはアカハラを釣ってしまおうと、1本の竿にゴロを付けたアカハラ仕掛を近投、もう1本はネット仕掛を中投、そして、3本目には2本バリ仕掛けを遠投した。
     アカハラ仕掛には次々とアカハラが食い付き、30㎝前後を10本ぐらい釣り上げた。大きさには不満があるが、これ以上の大きさは見込めないとして、2本を遠投にした。その1本にハゴトコが掛かって一応規定の2魚種5匹は揃った。後はタカノハに入れ替えていくばかりだ。
     吉井氏との間の湾洞に2名、私の右側に3名の釣り人が入っていたので様子を伺いに行った。皆さん愛釣会の会員でタカノハ狙いだった。しかし、タカノハが釣れた様子はなかった。唯一、吉井氏がタカノハを上げていた。しかし、規定には届かないものだった。
     自陣に戻った2時頃、遠投した竿に糸ふけの出るアタリが出た。糸ふけを取っている内に引き込みがあったので竿を煽ると魚が乗った。狙い通りのタカノハだった。規定の35㎝は超えているだろう。その後は3本とも遠投に切り替えて打ったが、アタリそのものが出ないままに時が過ぎていった。
     辺りが薄明るくなった頃、そろそろ竿先ライトを外そうかと思っているところでクイッ、クイッとアタリが出た。竿尻に手を伸ばそうとすると、その竿尻がスーッと持ち上がり、一気に三脚を薙ぎ倒し、砂浜を引き摺って渚へと向かったのだ。慌てて竿を掴もうとするが、さらに海面を滑るように沖の方へ向かっていく。幸い渚は波がないのと、浅いので海に入って10m程を進んだところでやっと竿を掴むことができた。グイッとした大きな引き込みの後はスーッと軽くなった。ハリ掛かりが甘かったのだ。初めはタカノハの大物だと考えたのだが、実はサケだったのかも知れない。タカノハの場合は飲み込まれることが多いのであれだけの引きだと完全にハリ掛かりしていたはずだ。サケは口が堅いので何度も大きく合わせないとハリ掛かりが甘くてばらすことが多い。しかし、大物のタカノハの場合も口は相当堅いはずだ。やっぱりタカノハだったのだろうか。以前にもこの白里谷でタカノハの45㎝ほどを掛けたときにも竿を引きずり込まれたことがあった。その時と同じように砂浜にリールを引き摺った跡が残っていた。おまけに、リールのベールが折れていた。おそらく三脚にぶつけたときに折れたものだろう。そんなことをとりとめなく思いながら、諦めきれないでいた。釣り人の性だろう。カスベだったのかも知れない・・・。
  • 今回タカノハが引き摺ったと思われる竿跡
  •  優勝は片岡 浩氏だった。様似漁港内で早々に35㎝~40㎝のアカハラを取り、すぐにエンルム岬に向かってその先端部でカジカの大物をものにしたのだ。審査でカジカを見ると、その2本とも沖から入って来たばかりの赤茶けたものだった。彼の後に入った愛釣回の会員10名ほどが、様似漁港の外防波堤先端に向かったのだそうだ。防波堤先端までの距離が1㎞ほどあり、途中2mぐらいの段を上らなければならないのだそうだ。皆さんタカノハ狙いだったそうだ。その内の何人かはあまりにも釣果が無かったのでエンルム岬にやって来たのだが、やはり釣れなかったようだ。
     準優勝は矢根政仁氏だった。彼はとんとん会の3回の大会で1,1,2点の合計4点で年間優勝を早々と決めていたのだが、今回も2点と益々の円熟の域に達しているようだ。正月用のタコを狙って月寒に入ったが、タコの代わりにカジカをとってきた。3位は、図らずも私だった。タカノハが効いたようだ。全くアタリがない中、他にもタカノハを2枚釣ったのだが、寸足らずで対象外だった。身長優勝は幌島に入った岡氏だった。カジカをとってから月寒に向かってタカノハを狙ったが、代わりにアカハラの大物をゲットしたのだ。
     昼食はドライブイン「あさり浜」に予約していた。ネットでの評判がよく駐車帯が広いので安心である。お店は評判通りお客が混んでいた。会員のほとんどが天丼を注文したが、ご飯の上に積み重なった天麩羅がサクサクでボリュームもあり味もよかった。ラーメンの味もよかったようだ。様似のラーメン店とは大違いなのだが、審査で軒下を使えるのが強みだ。
     大分で大きな被害を出した台風18号は、大会日の17日はまだ四国辺りに留まっていた。その後、檜山地方に上陸して道内を縦断し、大雨、強風4人怪我。最大瞬間風速は日高管内浦河町潮見町35.7mを観測したのだ。私達はすんでの所で影響を受けなかったのだ。
     18日は41回目を迎える結婚記念日である。私が日ハム観戦したのを羨んだ女房が早速、チケットを購入した。今回は列車を使い白石駅で降りて、JRシャトルバスでドームに向かった。帰りは、同じように白石駅まで来たのだが列車の引き継ぎが上手くいかなく、札幌駅から中央バスで岩見沢に戻ってきたのだ。時間して30分ばかりを稼いでしまったのだ。私にとってはどうでもいいようなことだが、女房にとってはこの時間短縮は何物にも代え難いもののように思えた。その後、岩見沢のつぼ八で、ささやかな結婚記念日を祝うことになった。
     試合の方は、吉田祐樹が先発し、力みなく7回1失点でプロ初勝利を果たした。1回、西川が四球、松本は三直で倒れたが、大谷の2遊間内野安打。そして中田の強烈なゴロが3塁小谷野を襲い、ダブルプレーを狙って2塁に投げたが、大谷が2塁ベースに一瞬早く到達。そして中田も懸命に走って1塁を際どくセーフとなったのだ。小谷野の失策(フィルダーチョイス)となった。その後、横尾の右翼線2点二塁打などで4点を奪い、中盤以降はレアードと西川の本塁打で突き放した。観客も台風襲来の最中でも2万人を超えた。前回観戦した12日は、大谷が7回を無失点で力投し、やはり横尾と西川の本塁打で圧勝したのだ。今年は、日ハムが5位と低迷し、私のドーム通いもなかったのだが、この試合観戦で溜飲を下げることになった。
     9月24日(日)は、孫の5才の誕生会によばれている。婿の親元にはもうプレゼントの所望を出したらしいが、私達の方にはまだ決めかねているようだ。大方、スーパー戦隊シリーズの41作目である宇宙戦隊キュウレンジャーの中から選びだすのだろう。
     最近続けて結婚式が二つあった。どちらも花束贈呈のプレゼンターに推挙されたので、そのお礼にとプレゼントされた。伯母の結婚式では、宇宙戦隊キュウレンジャー キュータマ合体01,03,05,07,09 DXキュウレンオー、叔父の結婚式では、宇宙戦隊キュウレンジャー キュータマ合体02,10,11 DXリュウテイオーセットをゲットしたので、宇宙戦隊キュウレンジャー キュータマ合体12 DXギガントホウオーを要望されるものかと思う。それともそのレンジャーたちが使う武器になるのだろうか。私達はそのようなロボットものはもう卒業させて、ブロックなどの創造性を発揮できるものに切り替えていきたいと考えているのだが、孫の要望にはどうしても弱いものがある。
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