努力が報われないこともある 関内漁港

  • 2024年思い出の釣行記No.4
  • 努力が報われないこともある?
  •             釣 行 日:3月31日(日)
                入釣場所:関内漁港
                天   気:霙混じり小雨 後晴れ 西風6m 波高2.5m後2m
                釣   果:アブラコ 343 ㎜  1
                     重量    45 0g
                     合計点数 388 点
                成  績:第14位(11点)
  •  今年第1回目の大会である。潮位表を確認したり、天気予報と睨めっこしたりしながら仕掛やエサを準備して当日を迎えた。生憎、天気の方はくずれそうで、霙交じりの雨模様で波風共に高いと予報している。入釣予定候補に選んでいた釣り場の内から関内とした。関内湾洞は波が比較的死ぬところとの案内があったからだ。ここは、比較的波の高かった2年前の大会で湯浅伸一氏が大釣りしてきて優勝した場所である。湯浅氏に案内してもらいながら釣り場に着いた。
     生憎、見立てより波が高くて磯場では釣りが出来ないようだ。仕方が無いので二人とも漁港で竿を出した。湯浅氏は港内で、私は内防波堤先端で竿を出した。二人とも全くアタリが出ない。港内に向けたり、浅い盤の際に打ち込んだり、船道を狙ってみたりしたが全くなしのつぶてだ。
     少し波が落ち着いてきたのか、湯浅氏が磯場で竿を出した。波に揉まれて根掛かりが酷いということだ。私は、竿をそのままにして外防波堤へと様子を見に行った。最後の階段を上ると、外海側のポンモシリの磯は大波が打ち上がっていたが、防波堤に波が被るようなことはなく釣りになりそうな気配だった。
     一旦戻って竿を上げてみたが、カツオ、バナメイエビ、イソメの一口もかじられている様子はない。こんなことは想定外でキャスターを用意してこなかったため、重い荷物を肩に担いで外防波堤先端(約1㎞)へと向かった。
     一段高くなった防波堤先端部は、吹き晒しの風をまともに受ける形になるが、それを我慢して釣りをすることにした。すると2本目を用意している間に今日初めての小気味よいアタリが出た。慌てて竿を上げると魚の反応がある。イカゴロに食らいついてきたのは35㎝ほどの元気のよいアブラコだった。これは、移動が正解で見込みがあるなと何度も打ち返すが、それ以降、全くアタリは出なかった。
     すっかり夜が明けて晴れ間も覗くようになったが、締め切り時間が来てしまった。意気消沈して、とぼとぼと長い道のりを戻ることになった。ゴロもコマセも使い切ったのに心の動きに比例してやけに荷物が重く感じた。
  • はじめに狙ったのは波の立っている磯場だったが、立ち込むことは出来ずに断念。内防波堤赤灯台から港内を一周して外防波堤白灯台にたどり着いた。その努力も無駄に終わった。
  • 左から準優勝:樫山寿治、優勝:山田裕一、第3位:福村 徹。みなさん大物クロガシラを婿として、嫁はそれぞれアブラコ、カジカ、ホッケを手中にしていた。
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