10月17日苫小牧西港アナゴ1おい!ガンジかよ

  • 2018年思い出の釣行記PART.24
  • おい、ガンジかよ?アナゴになってよ!
  • 10月17日
    苫小牧西港
    アナゴ35㎝
    ガンジ、ガヤ
  •  女房が友達3人と連れだってシンガポール旅行に出掛けた。するとすることがない。前回のアナゴの大物が忘れられない。女房を駅まで送っていった後、苫小牧港に向けて出発した。今回はイカを買った。前回会った釣り人が、「エサはイカだけ」と言っていたのが気になっていたからだ。イカゲソでもと思って店内を見渡したけれど置いていなくて、刺身用のマイカ1杯=300円を買った。それでもイソメ100g=734円と比べると割安になる。
     苫小牧西港南埠頭には夕闇迫る午後5時頃着いた。前回入釣した8番杭は貨物船が停泊しており、1番杭にも先客がいたので3番杭で荷物を解いた。辺りは暗くなってきているので竿先ライトやルミコを付けながら打ち返した。しかし、アタリはない。前回はガヤやソイがひっきりなしに竿を小刻みに揺らしたのだが、竿は直立不動の姿勢を崩さない。背中に下弦の月が覗いてきたところを見ると潮が悪いのだ。7時頃、唯一フワン、フワンの小さなアタリが出て小アナゴが釣れてきただけである。
  • 小さいながらもフワッ、フワッとしたアタリだった。
  •  周りでも誰も釣れていない。9時を回り片付けようかと思っているところに、フワン、フワンの大きなアタリが出た。ググッときた食い込みに合わせると、魚が乗った。間違いなくアナゴだ。しかも大きい。グングングン、スー、グングングン、スーと岩壁に近づいてきた。しかし、獲物にヘッドライトの光を当てるとなんだか様子が違う。あの、アナゴの長く白い影が見あたらないのだ。ドッサと岩壁に姿を現したのは大アブラコだった。
     まあ、狙いの大アナゴではなくアブラコとはいえ一応型を見たことでもあるしこれに満足して引き上げるとするかと獲物に近づいた。なんと赤茶けた長いものがクネクネと蠢いている。犯人は太ガンジだった。道理でアナゴのアタリや引き込みと似ていたのだ。この日は入船岸壁がよかったようだ。
  • アナゴのような紛らわしいアタリを見せたガンジ。別の名をフサギンポ
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