6月17日釣遊会東詩別4位

  • 2018年思い出の釣行記PART.11
  • あい、わかった
  • 6月17日
    岩見沢釣遊会第2回大会
    4位 1104点
    東歌別
    カジカ420㎜
    アカハラ
    本日の釣果
  •  釣遊会は久しぶりに7名全員参加である。とんとん会6名と合わせて13名。マイクロバスは荷物を満杯にして出発した。
     東歌別の大きな舟揚場には先客がいた。右方向の舟揚場から歌別漁港方向に点々と竿先ライトの灯りが見える。
    1.いつもの溝で防潮堤上から竿を出した。アブラコは出るとしても嫁が心配なのでアカハラ狙いで長軸天秤仕掛けを1本投入した。アカハラとハゴトコが釣れた。大きな舟揚場の先客に声を掛けた。医釣会の中江政美氏だった。カジカの大物やタカノハがバッカンに入っていた。
    2.釣り場を中江氏の右に移動した。カンカイ。
    3.また、前の釣り場に戻った。釣りものはハゴトコのみ。軽トラの御仁が話し掛けてきた。ここは浅い。中江氏が入っている溝の方が釣れる。6時から拾い昆布漁が始まる。左方向の潮の様子を見に行った。釣り人は誰もいない。6時、まだ潮が高い状態だが、昨年、越智氏や山本氏が竿を出していたところへと移動した。
    4.まずは、第2の舟揚場で竿を出した。ハゴトコが来ただけである。
    5.右の舟揚場の中間に移動した。やはりアタリはない。昆布拾いのご婦人にカラスにエサをとられるよと言われて舟揚場を振り返ると、カラスが群れていた。慌てて近寄ると、エサを入れたバッカンから、ビニル袋を引っ張り出そうとした形跡があった。そして、釣り仕掛の袋が散乱していた。前年度、越智氏や山本氏が大釣りしたと思われる出岬へとストックを突きながら様子を見に行ってみる。なんとか出られそうだ。
     6:30、出岬の先端に出た。あと残り2時間の釣りになる。チョイ投げした溝の中から35㎝ほどのカジカが出た。同じところから尻尾に引っかかってきたもの30㎝。胸びれに引っかかってきたもの42㎝。口にきちんと掛かってきたもの40㎝。なんとか様になった。カラスが纏わり付いて離れない。竿先にアタリが出てリールを巻いて周辺に配慮が欠けるとカラスがすぐ近くにまで来るのだ。ビニル袋を引っ張っていく。すぐ近くのエサを咥えて持っていく。近くの溝に小石があったので釣り場の周辺に置いておく。私が小石を持つとカラスは離れていく。「釣りが終わるまで待ってくれないか」と話し掛けるが、「あい、分かったと」聞いてくれる素振りを見せない。 
  • 総合優勝:吉井 博氏。唯一のアブラコを引っ提げて! 
  • 身長優勝:湯浅氏。新しい釣り場を開拓したか?
  •  優勝は、横澗の湾洞からエンドモ岬に流した吉井氏だった。横澗の湾洞から居残りのカジカをゴロッと抜き出し、エンドモ岬ではこの大会唯一の大物アブラコを仕留めたのだ。横澗のサキへは潮が高くて出られなかったという。会長は、バスの出口付近に座って、荷物の出し入れをしてくれていた。私は釣り場から上がると、腰の痛みと疲れで身動きがとれずにぐうたらとしてしまうのだが、会長のこの献身的な行為にはいつも頭が下がる思いである。
     準優勝は、久しぶりに菊水に入った嵐氏で、潮の高い時間帯は、菊水平盤前の深みを狙って大遠投を繰り返した。それに応えてくれたのはアブラコではなく44.4㎝のカジカだった。各舟揚場から伸びる溝を敬遠したのは、先週までの釣り大会で溝のカジカはほぼ抜きあげられてしまっていると判断したからだ。熟練のカンを見事に発揮した嵐氏だったが、菊水の出岬に渡ってからはアブラコが出なかった。嵐氏にしても襟裳の低い海水温には閉口したようである。
     第3位は、旗場のサキに入った山田(努)氏である。41.5㎝をはじめとするカジカを揃えて重量でも4.52㎏をたたき出した。彼は新しい釣り場の開拓に余念がない。
     身長優勝は、笛舞に入った湯浅氏である。釣り場を詳しく聞いていないが、彼は最近この釣り場に入ることが多い。バスから下りたのは舟揚場3番目だったが、そこからのものかは分からない。
     歌露には前野、谷口、岡氏の3名が入った。一昨年に前野氏が釣り上げた50.6㎝のカジカには届かなかったが、岡氏のカジカ42.3㎝は見るものがあった。坂岸にいつものように西川氏が入ったが、昨年のような大物アブラコやカジカは出なかった。それでも立ち込んで遠投を繰り返したが、竿先を揺らしたのは寸足らずだったらしい。残念ながら魚を入れたバッカンが大量の荷物の下敷きになって審査への提出はなかった。楽しい釣りが第一で審査は二の次の西川氏のことだからバッカンの中には大物カジカが潜んでいたのかも知れない。
     さて、来月の第3回は、東洋~咲梅である。襟裳岬、第1・第2集落、百人浜経由なので、往年の強者たちはこの付近に釣り場を求めることが出来るのも楽しみなところである。
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