4月22日医釣会砂取場アカハラ50.5

  • 2018年思い出の釣行記PART.6
  • 白リュック
  • 4月22日
    瀬棚砂取場
    医釣会第1回大会1176点
    アカハラ505㎜
    アブラコ380㎜本日の釣果
  •  医釣会の岩本満氏から第1回大会への参加を打診された。今年から年7回で実施してきた釣遊会大会が年5回と縮小され、4月と9月大会が見送られていたので、即座に参加をお願いした。吉井博氏にもお誘いがあったようで彼に確認すると、都合ができてしまって参加できないという。さらに、5月に予定されている釣遊会第1回大会にも参加できなくなったと残念な連絡を受けた。
     当初、大会範囲が須築港~瀬棚港までと計画されていたのだが、道釣連の全道大会がこの区間で開催されることになったので、瀬棚港~水垂岬の範囲に変更になった。この区間では、一昨年が、49.6㎝のアカハラと、45.2㎝のアブラコ他クロガシラ3枚で優勝、昨年はアカハラ42.5㎝、ホッケ40.7㎝他35㎝ほどのカジカ3尾で連続優勝を果たした砂取り場がある。今回も天気が良ければ砂取り場に入る予定でいる。幸い、1週間ほど晴天が続き、予報では波風とも比較的穏やかなようである。
     本日は、新しいリュックでの参加である。前年度、前野氏からお下がりを頂いた釣り会御用達のリュックの肩バンドを留める革が千切れてしまっていたのだ。重い荷物をぶら下げて酷使したためと思われる。先日、息子夫婦から女房の誕生祝いに腕時計をプレゼントされる事になって、北広島市にある三井アウトレットパークでの買い物に付き合った。その帰りに、北広島釣遊倶楽部の事務所となっている「釣ゆうかん」に立ち寄ってもらってリュック(14,580円)とコマセネットを20m(1m45円)購入したのだ。    
  • 上:旧リュック(ベルトを留める皮部分が千切れてしまって紐で括り付けて使っていた)
    下:新リュック(暗い中でも見つけやすいようにと白いものを選んだ)
  •  午後4時に自宅を出た。途中、札幌のコンビニで夕食を済ませてから、集合場所に指定された啓成会病院駐車場へと向かった。ほとんどの会員が集合しており、見知った顔も見えたので挨拶を交わしているうちに27名の参加者が揃い午後6時半の出発となった。
     私の座席前は、大会例会長の松橋満佳氏、幹事長の中江政美氏、隣は氏家武会長、後ろの座席がボナさんこと南勝氏、その横に会員外の清野秀彦氏だった。見知った方ばかりで緊張することもなくバスの人となった。運転手が安全運転に心がけてくれて午後11時半には瀬棚港に着き、着替えを済ませた。ここで南氏も含めて9名程が釣り場に向かっていった。私は、生コン工場を過ぎ、北海道栽培漁業瀬棚センター看板で金漁会の於本嘉氏と共に下ろしてもらった。
     キャスターにリュックを乗せるとなんだか傾いている。キャスターの土台に付いた金具が折れてしまっていたのだ。これも重みのために悲鳴を上げたのだろう。荷物を乗せて進む分には問題はなさそうなので於本氏と共に舗装路を進んでいった。突き当たりにある砂山からの脇道は砂利道で更に進んでいくと海岸に下りていく坂道があった。
     於本氏が先行して前年度私が竿を出した付近で荷物を下ろした。私は更に進んだところで一旦荷物を置いた。海を眺めながら海岸淵を歩くと、沢山のゴミが浮遊しており、かなり大きな枝木なども波間に見え隠れしている。一番ゴミが少ないと思われる場所で竿を出すことにした。
     25号竿の2本でユラユラ天秤ネットゴロ2本バリ仕掛けを近投、竿1本を胴付2本バリ仕掛けで遠投した。しかし、ゴミで釣りにならない。しかも、遠投した竿に付けたリールの道糸がPE0.8号だったのだ。リールベールにはナイロン5号2個、PE2号2個を用意してきていたつもりだったのだが、そのPEの方が0.8号だったのだ。その道糸に大きな木を引っかけて絡まりを解いているところで於本氏がやって来た。彼もゴミに苦戦しているようだったが50㎝ほどのアカハラを確保したということだ。
     私にはまだ魚は釣れていない。もう一度海を見て歩くことになった。一昨年優勝した場所が比較的ゴミも浮いていなくて波も弱い感じしたので其処に移動した。前方にある大きな盤が岸に近くて、その間は狭い通路になっているような所だ。竿を横にしてゴロ仕掛をサイドスローでコントロールしながら打つことになった。投げすぎるとすぐに岩盤に仕掛が乗ってしまうのだ。
  •  近投に初めて魚のものと分かるグイングインと竿先を引き込むようなアタリが出た。今までは道糸に絡まったゴミが波に叩かれてアタリかどうかも分からなかったのだ。その主は思った以上の大物で50㎝を超えるようなアカハラだった。ゴロではなくイソメに喰い付いていた。遠投の方に同じようなアタリが出た。いい引き込みなのだが道糸に大きな木の枝が絡んでしまった。その絡んだ枝が竿先にまで来たところでリールが巻けなくなった。仕方なく枝を取り除くべく竿を一旦三脚に置いて、枝を折りながら道糸の絡まりを解いた。そんなことをしている内にその魚が近くの根に潜り込んだらしく抜け出てこない。遠投の道糸はPEの0.8号だったこともあり根から外そうと何度か煽っている内に簡単に切れてしまった。
     その後、小物も来てアカハラが3本となった。またまたチョイ投げに竿尻を持ち上げる大きなアタリが出た。これも道糸に枝が絡んで竿の先端まで来たところでリールが巻けなくなった。先ほどの失敗があるので、今度は枝を竿先に付けたまま自分が後退りすることにした。40㎝弱のアブラコが上がった。これもイソメに喰い付いていた。その後、40㎝弱のアカハラも上がって。なんとか規定の5匹を揃えることが出来た。
    竿先ライトを必要としないぐらい明るくなってくると、全くアタリが出なくなった。静かな時間が流れていく。酒に手を出してしまった。なんだか疲れが出てきてしまって砂の上に横になりながら竿先を見詰めた。陽が昇って温かくなってきたこともあってウトウトとしてきた。このまま横になっていると眠り込んでしまって終了時刻の9時をやり過ごしてしまっては大変だと立ち上がってはみたたが、その後はハゴトコとクロガシラでお終いとなった。於本氏が先に上がってキャスターを置いたところで待っていてくれた。彼はアカハラ2本で終わったようである。
     瀬棚港で審査が始まった。大物が次々と出てくる。50㎝以上のアカハラやアブラコが何本も提出された。太櫓組と鷹ノ巣組に軍配が上がった。私は1176点で27人中8位の成績だった。
  • 左から
    準優勝:氏家武氏 1388点(アカハラ510㎜,アカハラ506㎜,重量3.72㎏)
  • 優 勝:佐藤龍一氏1489点(アブラコ530㎜,アブラコ455㎜,重量5.04㎏)
  • 3 位:西田勝氏 1374点(カジカ455㎜,アブラコ453㎜,重量4,66㎏)
  • 今回の失敗に懲りて道糸の種類が分かるようにとベール側面に表記した。
  • さらに、間違えないようにとリールの道糸を確認した。
    左奥4台:PE2号+ナイロン6号
    左手前4台:ナイロン5号
    右奥3個:ナイロン2号+テーパーライン
    右手前3個:PE0.8号+テーパーライン
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