- ２０１７年思い出の釣行記ＰＡＲＴ．４
本日の釣果。最大３５センチの獲物は刺身にした。残りは明日士別に行く女房に持たせることにした
- 勇払か浜厚真か？
- 【３月１２日（日）】
浜厚真港
釣果 クロガシラ３５㎝以下６枚、ソイ２
- 勇払海岸がすごいことになっているらしい。昨年も勇払漁港の左（勇払川右）のクロガシラ釣りが「つりしん」の紙面を賑わしていた。今年も先週に引き続き、今週（３月９日発売）の紙面に載った。５日午前３時～８時に、日本製紙前の砂浜で、３人でクロガシラ１０枚とある。オモリ上１ｍから下バリを出した１２号の胴突き２本バリ仕掛けに塩イソメを掛けて１００ｍ以上のキャストであげたようだ。５：３０の４５㎝を筆頭に、４２㎝、４１㎝、・・・と続き、６：５４の満潮にかけて釣れたとある。圧倒的に夜釣りの実績が高いなかでの釣果なので有望である。シーズンは５月上旬までとなっている。
「週末釣り場特報」では浜厚真漁港（港内へチョイ投げ）で５日、早朝３人で４３㎝、３８㎝、３６㎝、午前８時を回るとアタリが減った。外海狙いの人も好調とある。「釣況マップ」でも周文埠頭の投げ釣りで３０～３７㎝主体に釣れだしたとの記事が続いた。これを目にしては行かなくてはならないだろう。平日の午後から翌日に掛けてと次のように考えた。
１４：００～１６：００ 勇払海岸見学
１６：００～２２：００ 浜厚真漁港（内海でも釣れたとあるから・・・）
２３：００～０４：００ 日本製紙前（休憩をしながら）
０５：００～０９：００ 勇払川右
前野氏にお誘いをかけると身内に不幸があって行かれない。嵐氏はどうかと電話するが都合がつかないらしい。平日まで待てないので、１２日の日曜日に出掛けることにした。
道具立てはこうだ。勇払では遠投の必要性があるのでスピンパワーＣＸ３本にナイロン２号を巻いたリールを、浜厚真では食い込みのいいサーフリーダーＥＸにＰＥ０．８号をとどこでも対応できる様にした。浜厚真では取り込み用に脚立を、勇払は砂浜なので、１本竿立てが便利だろうとこれも用意した。エサはイソメを３００ｇ、ロケットカゴのためにアミアミアミーゴを２袋、パナメイエビはグルタミン酸で締めて紅粉で赤に染め上げた。仕掛にもオモリより１ｍ上に下バリを出したものをこしらえた。
午前中に女房に付き添って買い物を済ました後、１３：００に自宅を出発した。道中、勇払にしようか浜厚真にしようかと散々悩んだが、結局、早来で進路を厚真に切ってしまった。浜厚真漁港では釣り人の車が所狭しと駐車されてあった。「への字」には先客がいたのでその右にＥＸ２本、ＣＸ２本を設置した。１本ずつ幅広く竿を出していた右隣は防波堤の上に載せていたリール竿を移動してくれた。
- 晴天の穏やかな日だった。火力発電所の煙突から立ち上がる煙は最後まで上に向かっていた。左隣の３才の幼児を連れたご夫婦が帰ったので、その「への字」に竿を設置し直した。それまではＥＸ２本、ＣＸ２本体制だったがそれぞれ１本を追加して６本体制とした。夜は荷物に氷が張ったが暖かく感じた
アタリが全く出ない。エサは所々食いちぎられているようだ。周辺でも取り込んだのを見ていない。先の防波堤でテトラが切れたところに入っていた釣り人が戻ってきた。手には４５㎝ぐらいのクロガシラが収まった買い物袋をぶら下げていた。サクラマス５０㎝ほどを手にした御仁もいた。
１８：００、早めの夕食を済ました。右隣に２日置きに来ているという釣り人が入り、クロを３枚手にしていた。恵庭の農家の仲良し夫婦だった。１９：００、クンクンとした初アタリである。ようやく手の平大のクロガシラを手にした。その後、アタリが出だして、クロが５枚となった２３：００に店仕舞いを始めた。昨年からの使い残しのアミピュアーが溶けてドロドロだった。先客が使い残したアミブロックを置いていってくれたのでそれを使ってみた。すると釣果が上がったようだ。今日買ったばかりのアミアミアミーゴに取り替えて打ち込んだ。
竿を片付けていると、ロケットカゴにぎゅうぎゅうに詰め込んだ赤アミが抜け出さないで戻ってきた。少なくしてもう一度振り込んだ。その竿に大きなアタリが出て、竿を煽ると掛かった。最後に大きな引き込みが来て、タモ入れしようかと迷ったが抜きあげることにした。バタバタと２５号竿を大きく曲げて取り込んだのは、今日１番の３５㎝のクロガシラだった。
途中、勇払の日本製紙前に入っていたトヨタに勤めているという若者がやって来たが、勇払は３人入っていたが誰も釣果が無かったということだ。アカハラにも悩ませられたという。勇払はこの次の機会に譲るとしよう。
００：３０に現地を出発した。２：００自宅に着き、コーヒー缶で冴えてしまった脳を日本酒でごまかして眠った。海の初釣りとしては、まあ満足した結果だった。それにしても腰が痛い。傷みで眠れぬほどだ。次の日、北村温泉の湯にどっぷりと浸かって少しは回復したようだった。
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