9月26日浜厚真アナゴの新記録68㎝4等

  • 2017年思い出の釣行記PART.22
  • アナゴの記録更新
  • 【9月26日(火)】
    【浜厚真
  • アナゴ68㎝以下4
    クロガシラ25㎝以下5
    ソイ2、カンカイ、アブラコ等
  • アナゴの記録更新を果たした
  •  5才になる孫の誕生会に行ってきた。よちよち歩きの足を踏ん張って1歩、1歩踏み出す孫娘の仕草がまた可愛らしい。来月には1歳の誕生日を迎える。嬉しかった。孫もラジコンカーを気に入ってくれたと思う。葡萄や穴子もお土産にすることができた。

    さて、前回のアナゴ釣りで隣人の爆釣が脳裏から離れず、自分もそのお零れを頂戴できるのではないかとの思いで出掛けることにした。遠投が可能になるようにとリールのスプールは2号ナイロンと0.8号PEに巻いたものに交換している。本日は混声合唱団の役員会が予定されてあったが、会長には野暮用で出席出来ないことを伝えておいた。
     午後4時頃、浜厚真港に着いたが釣り人の姿が全くない。前回、大釣りしていた隣人のところに釣り場を確保した。エサ切れがないようにと本日は300gのイソメを購入してきてある。コマセカゴは使わないのでその煩わしさはない。釣り上げたアナゴが逃げ出さないように編み目の細かいフラシも用意してきている。6本の竿に仕掛を繋ぎ終わったときに防波堤先端に向かった釣り人が立ち寄った。彼の実績では先端側に分があるようだ。夕日が向かいにある火力発電所の陰に隠れていった。釣瓶落としの秋の気配である。
    まずは保安官の洗礼を受けた。今までは掛かっても1、2枚ほどだったのに帰るときに20枚ほどが掛かっていたように思う。投げている距離が足りない所為だろうか。そして、小さなアタリが出るのだがなかなかハリ掛かりしない。犯人は15㎝ほどのチビカンカイだった。少しまともなアタリはクロガシラだったり、アカハラ、ソイ、アブラコ、ドンコだったりした。アナゴと分かるアタリは竿を出してから2時間ほど経過したところだった。50㎝ほどのレギュラーサイズを購入したばかりのフラシに丁寧に入れた。今日は少なくとも10本のアナゴがこのフラシに入る予定なのだ。女房にも釣れすぎたら冷凍にして保存しておこうという話をしてあった。
     防波堤先端の釣り人の方からアナゴが防波堤の上を叩く音が聞こえてきている。様子を伺いに行くと3本のアナゴがバッカンの中で泳いでいた。彼には6本の竿を出した私を魂消るような仕草でやり過ごしていたのだ。負けてはいられない。
     ダブルで掛かってきた保安官を外してエサを付けかえていると突然、隣の竿尻が持ち上がった。竿先はグイングインと突っ込んでいる。慌てて竿に手を掛けてリールを巻いた。25号の竿先を大きく曲げて防波堤の胸壁から姿を現したのは今までお目に掛かったことのない大アナゴだった。6号のタラ針が下あごに貫通していた。さらに丁寧なことに下バリもアナゴの胴体に刺さっていた。今日は大漁を夢見てやって来たが、この大物を釣るためだったのだと納得出来る一尾だった。
  • 自己最高記録 68㎝
  •  防波堤先端に入った釣り人は、10本を釣り上げたところで引き上げていった。日付が変わろうとしている頃、テトラの切れ目に釣り人が入った。様子を伺いに行ってみると、先日アナゴを大漁していた御仁だった。先日と全く同じ釣りスタイルなのですぐに気が付くことが出来た。彼は顔を隠すような仕草をしたので声を掛けることもせず、一旦やり過ごしてから何食わぬ顔で自分の釣り場に戻った。釣れてる様子はなかった。
     今日は、更にもう1本の大アナゴが来るのではないかと期待を込めて2時迄釣り続けたが、結局4本のアナゴがフラシに入っただけだった。
  • 小物も沢山釣れたが全て持ち帰った。
  • 日本酒と塩で30分ほど漬け込んだアナゴの白焼きは塩味が効き過ぎていた。
    アナゴの頭と骨は、焼いてから煮詰めて出汁を取り、それに調味料を加えてフライパンの上で焼き目を付けたアナゴと一緒にコトコトと時間を掛けて煮込んでいった。大アナゴの方は小骨が気に掛かった。
    アナゴの肝は茹でてからお吸い物にした。素晴らしい味わいだった。
  •