- 2017年思い出の釣行記PART.21
- 浜厚真のアナゴ
- 【9月22日(金)】
【浜厚真】
- アナゴ54㎝以下6
クロガシラ25㎝以下2、ソイ
- 現場で絞めて持ち帰った6本は、丁寧に捌いて婿の実家へのお土産とした
- 9月24日(日)は孫の誕生会に招待されている。プレゼントはキュウレンジャーの変身セットを要望されていたが、戦隊モノのおもちゃは溢れかえっているので、そろそろ目先を変えるのもよいのかなと地球儀やレゴブロックにもと思い悩んだが、結局ラジコンカーにした。庭に植えてあった葡萄(ポートランド、デラウエア)が撓わに甘く熟したのでそれも手土産にしよう。そして何より釣り上げたばかりの生きのいいアナゴを添えることにしよう。
前々日の金曜日は見事に晴れ渡った。風も波も穏やかな絶好の釣り日和である。午後の4時には浜厚真漁港に着いた。まだがら空きの駐車帯に車を停めようとするとミニパトカーがやってきた。漁協からの要請で進入禁止措置の取り締まりにやってきたのだろうか。様子を伺っているとそのまま漁港から抜けていったので、準備して防波堤先端に向かって荷物を担いでいった。への字や前回大釣りをしていた御仁の漁港入口も気になったが、いつもの場所で釣り竿をセットした。クレーンがコンクリート製魚礁を吊り上げる作業の振動音が気になったがその内にその作業は終わりを告げることだろう。
- 最高の釣り日和だった。明るい内はクレーンの音が気になったがそれも治まった。
- 二人組の釣り人がやって来て、私の右隣で荷物を置いた。それぞれが、いかにも手慣れた感じで港内側に2本、外海側に2本の竿を出した 。
手の平サイズのクロガシラを2枚上げた。そろそろ竿先ライトを取り付けなければならないなと思っているとフワフワとするアナゴ独特のアタリがあった。なかなかの引き込みで思った通りアナゴの大物だった。孫へのよいお土産ができた。
隣に入った御仁がすごかった。港外側に出した竿にアナゴが何本か来た。そして、港内側に出していた竿も全て港外側へとセットし直した。それからが物凄かった。それぞれの竿に次から次へとアタリが続き、竿を上げる度にアナゴが付いているのだ。ダブルで釣り上げている様子も目にしているから、相当の数を釣り上げたものと考える。私が先に引き上げた時にはおそらく30本は下らなかったと思う。
私が彼を最初に尋ねた時には口数の少ない御仁で、他人を避けるようしていたことから声を掛けないようにしていたのだが、帰り際に称賛を兼ねて様子を伺った。30号4本の竿には、2号ナイロン道糸にリーダー、37号のぎょぎょライト緑を介して、シンプルな胴付二本バリ、小粒の夜行シモリ玉が4つ、エサは生イソメ、錘は弾丸27号で150m程を遠投していた。近投は根掛かりが多くて100m以上の遠投にしかアナゴは釣れないということだった。途中、私も彼を真似て港外側3本出したのだが、5号ナイロンでは遠投できず、根掛かりばかりで仕掛を失ってしまったので港内側一辺倒にしていたのだ。
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