souドンワカサギを釣る 189
- 2025年思い出の釣行記No.6
- SOUドン ワカサギを釣る
早く準備してね。ぼく、たくさん釣りたいんだから!!!
- 釣 行 日:2月23日(日)8:00~11:30
入釣場所:砂川遊水地
天 気:晴れ(-12℃→0℃)
釣 果:189 - いよいよ孫のSOUドンとワカサギ釣りに行く日だ。いつもより早めに出発して、6:30頃駐車場に着いたのだが、すでに沢山の車が駐車待ちで並んでいた。50台ぐらいだろうか? 前方からSOUドンが乗った車が近づいてきた。随分と早起きしてこちらに向かっていたことが窺える。それでも、かなり後の方に駐車待ちで並んだようだ。
私が先に池に下りて荷物を下ろしたが、息子がすぐに追いついてきて一緒にワカサギ釣りの準備することになった。息子は少し手慣れてきているので、テント張りから穴開けまでスムーズにこなしていく。息子に「穴は3つでいいよね?」と念を押された。SOUドンの世話を私に任せるつもりらしい。そして、息子の方は嫁の世話をするらしい。私は、例の如くSOUドンの釣り道具を準備していく。
昨年は手羽ね竿だけだったので、今回はリールを使わせることにした。この扱いがなかなか難しい。まずはリールの回し方から練習した。三角巻きになっているがまあ、よしとしよう。道糸に仕掛けを繋ぎサシを半分に切って付けてから、SOUドンに竿を渡した。リールのストッパーをポチッと押させると、仕掛けが無事に下りていく。竿先を見ているとすぐにアタリが出たようで、「よし、今だ。」のかけ声にSOUドンがリールを回した。しかし、勢いよく回していくものだから、竿先に仕掛け上部のスイベルが絡まった。私の「ストップ」の声で、巻くのを止めたが、竿先がグルグル巻きになっている。しかし、軟らかい竿なので、リールのストッパーを押すとゼンマイ仕掛けのようにくるくると竿先が伸びて元通りに復元した。リールを手直ししている内に最初のワカサギは難を逃れてしまったらしい。
そんなことを3度繰り返して、ようやく1匹目を釣り上げることに成功した。両親はヤンヤヤンヤの拍手喝采である。私とSOUドンのやりとりを見守ってくれていたらしい。アタリが遠いのですぐに飽きてしまうだろうとの思いは、いい意味で裏切られるような形になって、両親を真似て竿を揺すっている。そして、1匹1匹確実に釣り上げていった。
息子や嫁もワカサギを釣り上げるのだが、SOUドンが1匹釣り上げる度に、拍手や応援の言葉を掛けている。そんなこんなで親の期待を裏切らないようにと辛抱強く釣り続けていた。私が「一息入れておやつでも食べるか」と声を掛けると、ようやく安心したらしく釣り竿から手を放した。
まずは、雛祭りの節句が近いこともあってうぐいす餅、桜餅を4人で食べる。「じゃがりこ」を抓む。そして、私が煙草を吸いに出た途端SOUドンも外に出たいと言いだした。この機会にトイレに誘うとついてきた。管理棟で用を済ませ一息ついた。 ふんふん、池の様子はこうなっているのか
ぼくたちのテントは一番右端の手前にあるのがそうだよね
- 管理棟への登り口の横に「すながわ冬まつり」のイベント会場で設置された「ソリ滑りコース」があった。それからほとんど雪が降っていなかったこともあって、スルスルと滑りやすくSOUドンは尻滑りを楽しんだ。何度も上っては滑り落ちていく。そしてテントに戻ったときには、一度切れてしまった集中力を元に戻すことはなかった。
今日の釣果は、我が家で唐揚げにして楽しむことにした。 ワカサギの唐揚げを口にくわえてご満足。ワカサギの唐揚げ美味しいね。これ、ぼくが釣ったヤツだよね。
ご冥福を祈る
次の日、訃報が入った。私を釣りの世界に引き摺り込んだ叔父が亡くなったのだ。その叔父には「👇2006年思いでの釣行記/魚引躍波時放👇」を紹介することでご冥福をお祈りしたい。