2月1日 謹賀新年 初ワカサギ

  • 2022年思い出の釣行記No.1
  • 2月1日
    砂川遊水池
    ワカサギ271匹
  •  新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
     今年は、新型コロナウイルス蔓延の低迷期と正月とが重なったので、新年を子ども達や孫たちと一緒に過ごした。そして、1年間延び延びになっていた女房の古希祝いを兼ねて層雲峡で一泊した。その時は道民割りも有効だったため格安で宿泊することが出来たのだ。
  • 今年も息子や娘が日本酒を持ってきたので、利き酒をしてみた。どれも甲乙付けがたいのだが、今年は「鳳凰美田」純米大吟醸赤判無濾過生酒が「田酒」を上回るほど旨かった。
  •  一時再開されていた岩見沢混声合唱団の例会が、このオミクロン株の蔓延のため中止になってしまった。顔をマスクやフェイスシードルで防護したり、休憩を取って換気を徹底したりして気を遣ってきたのだがやむを得ないだろう。コロナのために2年間見送ってきた定期演奏会を開催することが出来るかどうかも危ぶまれるところだ。

     入会させていただいたばかりの「竿道会」も2年間大会を開催することが出来ないでいたが、先日、様々な障害を乗り越えて実施していく方向になったと連絡があった。大変嬉しいことなのだが、まだまだ困難は続くのだろうと予想している。私が2回目のワクチンを接種したのが昨年の7月6日、政府の3回目ワクチンの接種前倒しで、今年3月の予定が2月中には接種券が届くことになっている。大会はPCR検査と平行しての運営を余儀なくさせられるかもしれない。幸い、オミクロン株は無症状か軽傷で済んでいることに加えて、治療薬も出回るということで、なんとか乗り越えられないかと思っている。οオミクロンの次にπパイ、ρロー、σシグマ、τタウ、υユプシロンなど新たな強敵が産まれないといいのだけれど・・・。

     岩見沢では豪雪に見舞われている。除雪で腰を痛めて整骨院に通う有様だ。整骨院は初めてのことで、指圧はなんとか凌げるのだが、電気治療のビリビリとくる感じがとても嫌なのだ。それでも我慢して治療を続け、ワカサギ釣りには行けるまでには回復した。

     そのワカサギの方はどうなっているのだろうと砂川遊水地を検索すると、1月21日現在の氷の状況が8㎝ほどでまだ立入禁止が続いているとのことだ。せめて、テントの密閉状態で誰に迷惑掛けることなく釣りが出来ないものかと考えている。そして、その立入禁止も1月28日に解除された。管理棟の利用は「まん延防止等重点措置」が適用されている間は休館となるが、新しく拡張された駐車場は朝6時から夕方5時まで利用できるとなっている。

     1月29日(土)孫息子が1歳の誕生を迎えたので、紅白の一升餅を持って美唄の老舗料亭「寿楽」へとお祝いに駆けつけた。「寿楽」は美唄に7年ほど勤務していた30年以上も前に、職場の宴会などでよく利用していたので懐かしい思いだった。改装したというが、部屋の模様やメニューの「トマトの甘酢作り」も当時と変わりなく、昔にタイムスリップしたかのようだった。

     その場でワカサギ釣りが話題となり、息子の勤務状況に合わせて2月1日に出かけることになった。大型のボブスレーにテントや釣り道具一式を積み込んで息子を待った。
     朝起きてみると、雪は降っていなく風も穏やかなので安心して出かけた。7時頃釣り場に着いたのだが、平日にも拘わらず、すでに20台ほどの車が停めてあった。ボブスレーの運搬は息子にまかせて荷物を運び、よかれと思う場所にテントを設置した。
     さて、今年のワカサギ釣りの幕開けである。磯釣り前のキャンプインというところか。先に準備が完了した息子がワカサギ仕掛を穴の中に下ろした。すぐにアタリが出たようで難なく初陣を飾った。息子が10匹ほどを釣り上げたところで私の準備が整い、仕掛を下ろしていくと、底までは4m程だった。そこではアタリは出ずに表層を狙うと次々にワカサギが掛かってくる。しかし型が小さく、5㎝にも満たないものがほとんどだ。中層では時に10㎝ほどのモノが竿を揺らすことがあるのだが、手返しが悪い。
  • 私のテントの手前
  • 私のテントから奥。岸寄りに立てたテントが多かった
  •  9時を回るとポツポツ、10時を過ぎるとシーン、時たまツンツンという状態だった。水中ウキを使った仕掛ではフワフワッとしたアタリが出るのだが、サシを咥えることができない程の小型なワカサギのためにエサを離してしまうようだ。
     そうなると、私はイライラが募って外で煙草をくゆらす。ヤカンのお湯がシュンシュンと鳴ってきたのでカップ麺にお湯を注ぐ。そして、コーヒーブレイク。それでも状況は一向に変わらず、12時のサイレンとともに切り上げることになった。
     二人合わせて271匹で424g。1匹当たり1.5gで、例年の2gと比べても型が小さいのが肯けよう。私は休憩を取ることの方が多く、息子の方が数を釣ったようだった。
  • 本日の釣果
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