7月29日竿道会様似港991点

  • 2018年思い出の釣行記PART.17
  • 様似港の大アブラコ。しかし、釣り上げたのは・・・
  • 7月29日
    札幌竿道会第4回大会
    成績? 991点
    様似港
    アカハラ、カンカイ等
    私の審査提出魚
  •  当初の入釣予定は次のように百人浜としていた。
    「百人浜:在田橋とアアツ橋の中間辺り百人浜オートキャンプ場の看板→百人浜公衆トイレ→百人浜の目立つ塔→百人浜橋→八津橋→在田橋手前の獣道を進む。海岸に出たらその左。アアツ橋から100m先の脇道を進むと左に獣道があるのでそこを進む。海岸に出たらその右。あくまでもタカノハ狙いだが、カジカも来る。アカハラは嫁さん用に確保しておこう。」
     しかし、台風が発生した。台風11号は27日(金)12時頃に千島沖に去る。29日(日)はその影響で多少うねりは残るだろう。そして、新たに台風12号が発生した。28日(土)9時は関東沖に接近。その後進路を変えて日本海へ抜ける予定だが、やはりうねりが押し寄せてくるだろう。襟裳岬東西どちらも厳しいと考えられ、百人浜は諦めるしかない。
     多少、波が死ぬと思われる南東洋が無難なところか。前回の経験もある。油駒湾洞も考えられるが、いかんせん国道から遠い。襟裳岬漁港は中突堤でカジカが釣れるとして有名なところだが、他の会員と競合することになるとなかなかやっかいだ。他には庶野漁港右のルーランが沖の防波堤に波が遮られて釣りができるのではないか。潮が引くのが遅いので、岩場には帰り際ぎりぎりで乗れるかどうかというところだが、まずはグーグル地図と照らし合わせながら釣行計画を立ててみた。
    「1:00~3:00庶野漁港右舟揚場(アカハラ、カンカイ、あわよくばカジカ、クロガシラ。ゴロネット天秤仕掛け。イソメを用意しよう)→3:00~5:00シトマン川河口右(遠近投げ分けて、前魚種の他、タカノハも狙えそうだ。)ORシトマン川河口右舟揚場前(20m以内チョイ投げか40m以上の中・遠投で、中間距離は根掛かりする。)OR舟揚場と階段下の中間辺り(草わらと昆布干し場の境)で防潮堤の上から打つことも考えられる→5:00~7:00~9:30最終的には防潮堤階段下の出岬正面岩に乗りたい。左はチョイ投げ、右は遠投可。潮待ちで舟揚場前の溝へチョイ投げ、遠投も出来る(アブラコ、カジカ)。ここに出られそうもないときは次の階段下り口前にある岩で遠近投げ分けることが出来る。舟揚場(3番目)の正面左の突き出た岩の右へ。左端からも遠近投げ分けて釣りが出来そう。7:00=74㎝、8:00=49㎝となっているのでいずれの岩に出られるのも8時過ぎと考えておこう。潮待ちの間に様子をよく見ておこう。9:30には片付けて、国道に上がろう。国道までは近いので焦る必要もないか。」
     さて、27日(金)早朝、竿道会の菅原氏から連絡が入った。「台風の影響による高潮・うねりを懸念し、大会範囲を様似~庶野港に変更した。庶野港のみ上がりは9:30とする。」というものである。湯浅氏からも同じような連絡が入り、釣り場をどこにするか悩んでいるらしい。私は、今まで考えてきたことに加えて様似港、エリモ港、東歌別を釣り場候補に加えることにした。さてさて、悩みは深くなっていくばかりだ。
     様似港会所前(西風)→南防波堤付け根(東風)→「止まれ」標識、本町2丁目信号アカハラ場→舟揚場横上架台→ソビラ岩周辺(カジカ、アブラコ、クロガシラ)→釣り突堤から沈んだテトラに向けて。事前に着替えを済ませておき、着替え場所ですぐに釣り場に向かうことも可能だ。さて、着替えはどこでするのだろう。様似港だとすると道路が複雑でどこを通るのかも心配になる。帰りも国道に出て待つ事になるのだろうか。グーグル地図で確かめておくことにする。
     エリモ港南部家川橋(西川歯科医院)を越えたえりも漁業協同組合直売所から右に入る。OR幌泉川は次の信号(出光石油)から右に入る。周辺でアカハラを釣ったとしてもその後どうするかが課題。漁港右に進んで村中水産の倉庫の横を通って夕日ヶ丘方向に進み波の死んでいるとことを見つけるか。夕日ヶ丘平盤は無理としてもその付け根左右の舟揚場は波が死んでくることも考えられる。もう1つ進んだ根境で、タカノハ・クロガシラを狙うのもいい。
     5時に自宅を出発して、月形「ポポット」を経由し集合場所である「西濃運輸」付近の駐車場に着いた。見覚えのある場所だった。以前利用してきた長縄バスの駐車帯で、大型バスが2台置いてある。運転手も見覚えがあった。袖山バスで運転してもらっていた方で、袖山バスもなんとか営業しているという。
     30名ほどの釣り人を大型バスとマイクロバスに乗せて出発した。途中、霧雨が降っているようだったが、様似に着くと雨は止んでいた。ソビラ岩の近くで着替えをしたので、迷いなくソビラ岩に向かった。狙いとしていた場所には先行者(札幌磯釣波礁会)2名が竿を出していた。そして、白灯台に向かう細い防波堤の中間にある隠れ根付近で竿を出している御仁がいた。防波堤の付け根から狙えると踏んでいたところだ。途中防波堤が切れているところがあるのだが、終いには先端で竿を出していた。どの様にして向かったのだろう。仕方がないので西防波堤テトラ群の右横で竿を出すことにした。反対の岩壁には山田勲氏が入っていた。
  • エンルム岬方向に向かって竿を出す
  •  初めの内は小ガヤや小ゾイの猛攻にあったが、徐々に審査をクリアー出来そうなものも釣れる様になった。アカハラが掛かるのだが根掛かりしてしまう。特に岩壁際はひどい。明るくなってから気が付いたのだが、昆布やカゴが仕掛けてあった。明るくなってからガヤを上回るカンカイが来た。途中、名人会の山本脩平氏がやってきて情報を交換した。6時頃外海の様子を見に釣り突堤に行ったが、台風による波はそうでもなかった。エンルム岬付近で釣りをすることも可能だったのではと思ったが、これから荷物を担いで向かうのは億劫だった。
     審査が始まった。ほとんどが40㎝ほどを頭にしたアカハラ9本と、婿にカレイ1枚というものだった。その中でアブラコを釣った岸親子がいた。父親が釣ったアブラコは54㎝と計測され優勝を果たした。
  • 優勝した岸氏の魚 アブラコ54㎝
  •