7月17日 豊浦漁港 竿道会の精鋭達

  • 2022年思い出の釣行記No.9
  • 道会第4回大会
    竿道会の精鋭達
  • 本日の成果といえるのはアナゴ2本
  • 釣 行 日   7月17日 
    入釣場所   豊浦漁港  

    アカハラ  415㎜以下 4
    クロガシラ 296㎜以下 2
        ガヤ           4 他沢山
    アナゴ   450㎜   2
    重量    355 0g  
        成績   1066  点 (第7位)
  •  釣り場範囲がまた変更になった。襟裳方面はまだまだ魚が薄く、前回と同じように豊浦~石倉となった。私は、前回入賞者を数多く出した豊浦漁港に入ることにした。しかし、やはりゴロが店頭に置いていない。副会長に相談すると、Mが80本余分に確保できたということで、それを私に回してくれることになった。そして、仕事の関係で岩見沢に向かうからと自宅まで届けたくれた。何という親切心なのだろう。

     午後11時には豊浦港に着いた。そこでも副会長に前回優勝した場所に案内してもらうことになった。竿道会のメンバーがその周辺に揃うのだろうと思っていたが、菅原、越智、林と私の4人が並んだだけだった。
  •  早速、竿2本でゴロネット仕掛けをチョイ投げ、竿1本はロケットカゴ仕掛けで中投した。チョイ投げにはチョコンチョコンとしたアタリでガヤがひっきりなしに食いついてくる。それも審査規定の20㎝ギリギリのものばかりだ。岸壁に引き上げたガヤがピョコンと外れた。すると、得体の知れない黒い影がシュッと横切った。その影はドラ猫だった。ハリから外れたガヤだったからよかったものの、もしハリに付いたままだったら、そのドラ猫を釣り上げてしまうところだった。また、ガヤだからいいものの、大事な獲物だったら目も当てられない。2匹がこの周辺を縄張りにして屯しているらしい。前回は仕掛けごと獲物を咥えて持って行ったということだ。それからは、竿先ばかりではなく背後にも気をつけなくてはならなかった。
     中投に、ファン、ファンというアタリが出た。何だろうと竿を煽るとググーッ、スルスル、ググーッ、スルスルという引き込みだ。思った通りのアナゴだった。45㎝ほどだろうか。
     今日は、今後のことも考えてゴロを40本と節約して持ってきた。最初の5投ぐらいは天秤で2本ずつ付けていたが、長丁場では持たないだろうと1本ずつにして少し遠目に投げた。それに40センチ強のアカハラが食いついてきた。ようやくまともな魚が釣れた。クロガシラも釣れたのだが30㎝弱のものだ。そんなこんなで最後まで大物の顔は拝めなかった。
  • 竿道会の精鋭達。時たまこのように集まってお互いを牽制するような談笑を楽しむのだが、それぞれが自分の竿先には絶えず目を光らせていた。
  •  今日の収穫はなんと言っても、竿道会精鋭3人の釣り姿をまともに見ることができたことだ。
     エサは、それぞれ私の3倍ぐらいの物量を持ってきている。それを惜しみもなく打ち返しているのだ。私がゴロもコマセもなくなり前回残していたカツオをエサに遠投しだしたころに、新たなゴロやコマセをどっさり入れたビニル袋を出した。
     そして、仕掛けの予備を絶えず3組ぐらい用意しているのだ。それにはコマセを入れ、ゴロや虫餌も付けてある。そして、大物が掛かるとその魚を外さずに仕掛けのスナップを外し、用意してあった仕掛けを付けて打つという具合だ。その後、魚をハリから外して新たな餌を付けながらアタリを待っているのだ。
     また、アタリの具合で道糸をふかしたり、張り詰めたり、揺らしたりしながら魚にエサを食わせ、本アタリまでもっていく。また、当然のことながら竿先から片時も目を離さない。

     越智氏が菅原氏より若干魚が小さいと感じたのか、菅原氏の右横に移動した。越智氏は数では菅原氏を上回っていたが大きさでは菅原氏が優勢だった。菅原氏の獲物は9、小物はいない。あと大物が1本ほしいところだ。越智氏が大物クロガシラを上げた。そして入れ替えの出来るアカハラをも上げてしまった。お尻に火が付いた感じの菅原氏が盛んに竿を操作している。そして、ついに菅原氏の竿先がクイーンと入った。10本目になる大物アカハラで勝負が付いた。
     林氏も二人と同じように熱心に打ち返していた。しかし、釣り場が悪かったのだろう。根掛かりを何度も繰り返していた。今日の豊浦漁港のアカハラは林氏に微笑まなかった。私は、釣り場はよかったはずなのだが物量と技術が伴わなかった。結果、1066点(アカハラ415㎜+クロガシラ296㎜+3550g)の第7位で賞品が5㎏の七つ星だった。
  • 入賞者3名に魚をもってもらったが、菅原氏があまりの重さに魚を落としてしまった。
    忠義「おいおい何しているのよ」
    信幸「忠義さんが早く魚を出さないで待たせるからですよ」
    靖基「僕の魚は菅原氏よりちょっと小さかったみたい・・・。直立不動でズーと持ち続けていることが出来ていたのだから・・・」


    「つれづれ」
     道中、矢根氏が豆イカの煮付けを出した。ふっくらとした身の中にあのねっとりとした卵がはち切れんばかりに入っている。やっぱり豆イカは旨い。あーあ、豆イカも釣りたいものだ。今年は豊漁といわれているが釣りに行く暇はないのだろう。

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