1月12日砂川遊水池のワカサギ

  • 2018年思い出の釣行記PART.1
  • 砂川遊水池のワカサギ
  • 1月12日~28日
  • 1月12日 48匹  孫、釣りデビュー
     5歳になる孫と一緒に念願のワカサギ釣りに行くことになった。前日には2階から階段下に向けてリールの操作などを孫に教え込んでおいたのだ。階段下に置いた風呂で遊ぶプラスチック製の玩具を道糸に結びつけた磁石で釣り上げることも出来た。また、この日のために,前もって石油ストーブを買っておいた。今までのガスストーブでは火力が弱い上に、ガスボンベの容量が少なくて途中で入れ替えしなくてはならなかったのだ。ストーブの上にヤカンを置くことが出来、お湯を沸かしてカップメンを作ることが出来るのも魅力だ。私一人で孫を連れて行くのは心許ないので娘も連れて行くことになる。1歳になる孫の方は婆―ばとお留守番である。
     10時過ぎには朝の目まぐるしさも一段落したので砂川遊水池に向けて出発した。天気もすこぶる良い。テント等一式をボブスレーに積んで河畔に向かった。なるべく湖畔に近い所にテントを設置した。あまり深いと釣果が上がらないと考えたからだ。
     準備が整い,まずは孫にエサを付けたリール竿をもたせた。釣友の岡田氏からはベタ底にしかワカサギがいないことを聞いていたので、道糸をスルスルと落とし込んでいった。道糸に付けたジンタン目標がフワッと横に動いた。思わず私が道糸を引ったくってしまった。虹色に輝くワカサギが姿を見せた。娘も孫も歓声を上げる。もちろん私も大袈裟に感嘆の声を上げる。孫にとっては生まれて初めて釣ったワカサギになる。釣りものとしても第1号となるのだ。爺ーじのお節介があったもののそれはよしとしよう。
    娘にも手羽竿を渡す。ウキに出るアタリを見ながらなんとか釣り上げた。娘が小さい頃、一緒に北村の雁里沼にワカサギ釣りに行ったようだ。しかし、その時は1匹しか釣れず,それがトラウマのように娘の記憶に残っていたらしい。私には確かな記憶がない。とにかく、娘の方もその1匹というトラウマを乗り越えたようだ。微妙なアタリを見逃さずに釣れる様になってきた。父親の私が言うのも烏滸がましいが集中力はあるのだ。
     孫は飽きてしまったようだ。さもありなん。アタリがあっても爺ーじが先に道糸を引っ張ってしまうのである。アタリを感じることもなかっただろう。もちろん引き味なんか分からなかっただろう。おやつをねだる。そして婆ーばが作ってくれた大きなおにぎりを頬張る。カップメンもペロリと食べてしまった。ジュースもたっぷりと飲んだ。
     2時頃、名残惜しいがお仕舞いにすることにした。家に帰って数えてみると48匹だった。しかし、10㎝程もあり型はいい。1匹5g程だろうか。ワカサギが何匹か生きていたのでお皿に移した。孫息子はそのワカサギをつかむことはできたが、孫娘の方はさすがに�手を出すことはできなかった。夕食にはその天麩羅が食卓を賑わした。
  • ワカサギは夕食の天麩羅になって食卓を賑わした
  • 1月17日 138匹
  • 岡田氏、中川氏と釣りに行く。岡田氏は180匹ぐらい釣っただろうか
  • 1月24日 215匹
  • 寝坊してしまった。約束の7:00には間に合わず。着いたのは10時過ぎだった。岡田氏は80匹程度、中川氏は30匹程度先行していた。今日は順調で、徐々に追い上げて215匹まで数を伸ばした。それにしても、今年のワカサギの型がいい。1匹5gというところだ。岡田氏は230匹だった。中川氏は100匹程度か
  • 本当に型が良い。以前のモノと比べてみようか
  • 同じ大きさの容器である。これで1000匹以上であった。
  • 2016年1月29日の大型と小型。今年はこの大型よりも大きい魚が釣れるのだ
  • 1月31日 144匹
  •  また3人でワカサギ釣りに行く。前回寝坊したので、今回は目覚ましに併せて携帯にもセットした。5時に起きて、遊水池には6:30に着いた。すぐに中川氏が来て一緒に遊水池にテントを設置した。岡田氏も到着して3人で釣り始めた。今回はアタリが遠い。底まで落として144匹の釣果だった。岡田氏は珍しく調子が悪くてその半分ぐらい、中川氏はそのまた半分ぐらいの釣果だった。私は深棚でもなんとか釣果を上げるコツをつかんだのかもしれない。
  • 2月6日 85匹
  •  討ち入りの会釣りチームが遊水池に終結した。若田テントに竹原、中川テントに川合、梅津、鹿島テントには岡田の7名が潜り込んだ。テント類一式は一応私が用意することにしたのだ。
     前日に大きなボブスレーをホーマックで購入した。前回テント等を荷積みして湖畔に向かった時に、何度も荷が崩れてしまって悲惨な目にあったのだ。ホーマックで5千円弱のものだった。荷造りバンドも1本増やして4本とした。
     5時起きで遊水池に向かって到着したのは6:30だった。先行車は4台あったが駐車方法に問題があり、スペースを狭くしていたのが気になった。まもなく岡田氏もやってきたので私達が先行する形で荷物をボブスレーに乗せて湖畔に向かった。いつもの場所より手前でしかも湖畔寄りにテントを設置した。私達の準備が終わり、エサを付けているところで旭川組が到着した。深さは水面から2m程でしばらくアタリもない。細々と30匹ばかり釣り上げた頃、岡田氏が周囲の状況を確かめにテントの外に出た。深い方がアタリも出て釣果も良いようだ。
     11:00、あまりにも釣れ具合が悪いので、岡田氏が前回テントを設置した場所に移動することを決意した。若干マシなようである。14:00まで釣り続けて上記の釣果となった。
  •  2月14日~2月20日までオーストラリア旅行に行ってきた。退職してからハワイ、イタリアに続く3度目の海外旅行である。私は特にグリーン島観光&シュノーケリングが一番楽しかった。
  •  
  • 2月28日 250匹
  •  今日で遊水池のワカサギ釣りは終了となる。
     オーストラリア旅行から帰ってきてすぐに、遊水池にいる中川氏から電話が掛かってきた。ワカサギ釣りをしているが、釣果は極端に少ない。中川氏は15匹ほどで、岡田氏といえども100匹に満たない数だというのだ。先日、サロマ湖浜佐呂間漁港外防外でチカ釣りに行ったが、その時は大釣りしたのだという。チカ釣りに食指が伸びた。
     今度は岡田氏から連絡が入った。28日が遊水池最終日となるので出掛けてみないかというものである
    5:30起床
    7:00 遊水池に着いた。岡田氏が少し早めに着いていた。
    8:00 テントを張り終えて分厚い氷(1.2m程)の下に仕掛を落とした。岡田氏が先行していて端から調子がよいようだ。スピニングリールで底を狙って釣り始めた私にもポツポツと釣れてくる。型は、前回よりさらによいようだ。そして若干だが小さいのも混ざってくる。しかし、ワカサギの棚が4m程にあるようで、カウンターのないスピニングリールでは棚を直撃することが出来ない。リールをカウンター付きのものに取り替えた。
     水深は7mほどで、4mで釣れ具合がよいようだ。氷直下で仕掛を漂わせると、いくらかは掛かってきた。しかし続かないので4mほどに仕掛を落とさざるを得ない。一度、手羽竿を試したが、氷の厚さが増しているので、その分仕掛が長くなり扱いづらいのでカウンターの付いたリール竿で釣り続けた。
     2時を回った。私は200匹を超えていたが、岡田氏が200匹を達成するまで粘りたいという。結局、終了は3時近くになった。私は250匹とした。今年の最高数になる。
     3月3日にひな祭りのお祝いに士別の孫の所に行った。ワカサギをお土産にしたのだが、娘はもちろんのこと、孫の二人も何度もお強請りして口に運んでいた。これまでは腹に卵を抱えていたのは少なかったのだが、今回はそれが多くて味もよかったようだった。
  •