6月28日幾春別川ヤマメ22㎝以下28、ニジマス31㎝以下15

  • 2017年思い出の釣行記PART.14
  • 渓流の宝石箱や・・・
  • 【6月28日(水)】
    幾春別川
  • ヤマメ 22㎝以下28
    ニジマス31㎝以下15
  • 最初の一尾。ウーム、渓流の宝石にふさわしい姿だ
  •  先日の幾春別川での釣果が忘れられず、今日は1日中釣っていようと早朝の5時に家を出た。前回は桂春橋から下流域に入ったので、上流域を攻めてみることにした。橋が多いことから分かるように川が蛇行していて、瀬やトロ場も多いことだろう。
     土、日と続いた大雨から3日目になるが水量はかなり多く白い濁りも入っている。まずは、前回釣果が出た桂春橋の下の瀬で竿を出したが魚はいなかった。釣り上がっていくが魚は少ないようだ。今日は大きなニジマスでも抜きあげることができるようにとニジマスバリ7号、ハリスは1号ナイロンにした。何度も大きなウグイの引き込みにドキッとさせられたが、40㎝上でも難なく抜きあげることができた。
     しかし、瀬の落ち込みに大きな倒木が横たわっていた所では、山女魚が出るのだが、大きな魚が掛かって、倒木の下に一気に潜り込まれてハリスを切られてしまった。大きなウグイが掛かってもなんとか倒木の下から引き出すことができていたのだが、そいつには敵わなかった。いったい何だったのだろう。
  • 撮影の時暴れて汚れてしまったが、渓流の女王にふさわしい美しさだ
  • 桂清橋、このようなトロ場には山女魚がいなかった。
  • このような早瀬から山女魚が出た
  • 何度見ても美しい
  • きゃー、汚らしい手で私を触らないで。俺の大きな手からもはみ出してしまう
  • 本日の釣果を大きな蕗の葉2枚に乗せてみた
  •  午後2時、エサのブドウ虫も残り僅かとなり、魚籠の中も満杯になったので釣りを終えることにした。以前、西川氏と一緒に入った支流(奥左股沢)に架かる橋から国道に出て歩いていると、1台の車が停まり中から「釣れたかい」と声を掛けてきた。普段の私なら釣果を見せて得意になってしまうところだが、このような小さな渓に一人でも釣り人が増えてしまうと魚がいなくなってしまうと本当のことは伏せてしまった。熊の出没についても注意を促されたが、国道沿いで車が行き交う騒音の中へ出てくる熊はいないだろうとたかをくくることにしている。
     昨日の新聞で稲田防衛相が都知事選の応援演説で「自衛隊としてもお願いしたい」と投票を呼びかけ野党に罷免要求を突きつけられた。安部首相が秘蔵っ子の稲田大臣を庇い続けている任免責任も問われるのだろう。稲田氏は南スーダンに派遣された陸上自衛隊の日報に「戦闘」とあったのに「なかったと」という嘘でひた隠しにしたり、戦後葬り去られたはずの「教育勅語」を「その精神は取り戻すべきだ」と嘘ぶいたり、「森友学園」との関係を否定しながら、結局は籠池氏の弁護人だったという嘘がばれたりでその言動は甚だしく大臣としての適格性を欠いたものだ。名誉校長で百万円の寄付があったとされる安部首相夫人の「森友学園」への国有地払い下げ問題、友人である加計氏の獣医学部創設問題でも大臣の嘘が目にあまる。「釣れませんでした」という私がついた小さな嘘ぐらいは見逃してもらいたいものだ。
     帰宅途中、昨晩お多福会で一緒に飲んで今日の釣果を持っていくと約束していた岡田氏に電話するが繋がらなかった。いつもお世話になっている前野氏に電話しても繋がらなかった。岡田氏より先に着信履歴に気付いた前野氏から電話があったので、直接前野氏宅に寄って山女魚10匹ほどをお裾分けしてきた。「近くでこれだけ釣れるのだからわざわざ余市川にまで足を伸ばすことはないよな」と言われたが同感である。鹿島で過ごした20年ほど前、一度入った時は全く釣れなかったのだが、釣り人の減少で釣れる様になったのだろう。これからは自分の庭とすることにしよう。
     後日(7月2日)、前野氏から28㎝の山女魚を釣ったと連絡が入った。崖崩れのようなところにある水位観測所(おそらく桂秋橋のところからだろう)から入って2時間ほどの釣りで楽しかったと言う。
  • 【7月13日(木)】
    ニジマス 15㎝ 1
  • 晴天で暑い日が続いていたが、10日・11日、久しぶりに雨が降ったので、川の状態がよくなっているかと出掛けることにした。女房をコーラスに送ってから岩見沢つり具センターでブドウ虫を2箱買い、桂沢湖に向かった。今日は桂秋橋から上流域を攻めることにした。川に下りていくと、思ったよりも水が少ない。下流域の瀬を攻めたがウグイしかいない。初回、桂夏橋の下の淵で何匹かのニジマスが竿を揺らしたが、アタリが出ない。途中、左股沢に遡行していくが渇水状態で魚の気配が感じられなかった。桂春橋、夕映橋、朝映橋、桂清橋まで竿を出したが、結局竿を揺らしたのは小さなニジマスが1匹だった。
    桂清橋からの方向を間違えて上流に向かって歩いて行ってしまった。そろそろ朝映橋かなと思うがなかなかその姿を見せない。川の流れで上流に向かっていることに気が付いたのだ。
    桂秋橋で着替えをしていると、一台の車が停まった。中から二人が下りてきて、「この川で化石とっていいですか」と尋ねてきたので「駄目ですよ」と返すが、冗談を真に受けてしまったらしい。慌てて訂正して化石が入っている石の特徴を伝えてあげたところで笑顔になった。大阪からやって来たという。「まずは形から」といかにも化石採取に相応しい出で立ちに着替えて大きな鶴嘴を持った。レンタカーだというのでどの様にして持ち帰るのかと問うと宅配便で送るという。そして、橋桁の袂で先行者が捨てたと思われる化石の入った石を拾って「これで充分だな」と車に積んでから、川へと下りていった。
  • 【7月20日】
    ニジマス30㎝以下5
  •  月・火と続いた大雨で少しは川の状態がよくなっているだろうと、幾春別川に向かったが、予想していたより水量が多く濃い笹濁りが入っていた。今日は奥左股沢合流点から上流域を狙ってみようということにしたが、入口に釣り人の者と思われる車が停めてあったので、桂春橋から入桂することになった。渇水状態よりはマシだろうと釣り上っていくがやはりアタリは出ない。もう終わりだなと思っているところで30㎝ほどのニジマスが出た。ウグイなら簡単に抜きあげてしまうところを、思いがけなく強い引きで下流に走られてしまった。こいつには久しぶりに楽しませてもらった。(ヤマメバリ6号、ハリス0.6)
  • 今日の川は笹濁りで水量も多かった。2日前の大雨で幾つか小さな滝ができていた唯一楽しませてもらったニジマス
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