9月27日箸別川河口サケ1(息子)

  • 2018年思い出の釣行記PART.22
  • 感動のフィナーレ
  • 9月27日
    箸別川河口
    サケ1(息子)
  •  女房が所属する女性合唱団「コールアイリス」の60周年記念演奏会がマナミール大ホールで開催された。私は息子夫婦と一緒に聞きに行くことになった。私は手渡すことが気恥ずかしくて出来ないが、息子夫婦は花束を用意してくれていた。おそらく嫁が気を遣ってくれたのだろう。その気遣いが真に嬉しかった。合唱の方は4人もの指揮者が入れ替わり立ち替わり指揮を振り、素晴らしい演奏を聴かせてくれた。最後に長年指導してきてくれた指揮者が今回限りで身を引くことを公言していたために、退会していたメンバーも別れを惜しんで駆けつけて、感動のフィナーレとなった。また、この演奏会のために書き下ろした作品の作曲者も東京から案内されて訪れていた。
     女房は直来があるので、私と息子夫婦は寿司屋に食事に行った。そこで、前回の息子とのサケ釣りが話題に上り、27日(木)に再度の釣行を約束した。それに嫁が一緒に付いて行きたいと言い出した。カレイ釣りなどの小物はなんとかなるがサケ釣りは混雑する中での遠投や万が一サケが掛かったときの強引なやりとりもあるので難しいと話したが、「見学だけでも」というので同行することになった。次の日は6歳になる孫の誕生日である。ネットで取り寄せたレゴシティ「ジャングル探検移動基地」を持って駆けつけなければならないので早々にお開きにした。
     約束の日、息子夫婦は日付が変わるころに迎えに来た。女房はそれまで眠らずに起きていたが挨拶を済ますとおそらく爆睡のことだっただろう。嫁は勤務の疲れだろう後部座席で爆睡の状態だった。
    釣り場はそれほど混んではおらず、河口すぐ右の2人の釣り人の横に並んだ。嫁は椅子を持ってきていてそれに座り込むとすぐにウトウトし出した。まずは二人とも前回作成した特性ハリを結んだウキフカセで遠投した。
     今日は河口前の寄せ波が高くて釣りづらい状況だった。遠投したはずのウキがすぐに波に揉まれて打ち寄せてくるのだ。それでも根気よく打ち返したがサケからの音信は全く出なかった。
     空がうっすらと明けてきたのでそれぞれウキルアーにチェンジして飛ばした。
  • 左から①「アキアジクルセイダールアーW45g アワビブルーD」
    ②「アキアジクルセイダーSL 50g アワビS」
    ③「ダイワアキアジクルセイダーW45G ゼブラP」
    ④「ダイワサーモンロケット45 ドットR」
    息子は①から②へ、私は③から④へと変更した
  •  しかし、サケのそれらしいアタリは出なかった。息子がアワビブルーからアワビピンクに変更したころサケが掛かった様だ。遠投してすぐにサケが喰ってきたということだ。3年魚の銀ピカだった。顔は丸く優しい顔をしているのでおそらくメスだろう。今日は無理かも知れないなあと思っていた矢先だったのでので、息子も私もホッと胸を撫で下ろす。嫁が大はしゃぎする。そのはしゃぎっぷりがまた可愛らしい。
     余裕が出てきて息子は嫁に竿を持たせた。はじめは息子が飛ばしたウキルアーをリールを巻きながら引っ張るだけだったのが、ルアーを振り込むことも始めてしまった。講釈している息子に寄り添う嫁の姿がまた微笑ましい。ルアーが体にすれ違う様な危なっかしい姿だが、なんとか5mほど先へと真っ直ぐに飛んだ。なんだか筋がいい様である。
  • ①まずは息子が手本を見せて・・・
  • ②リールベールを返して・・・
  • ③こうやって竿を振った後、道糸を離すんだよ。
  • ④エイ!どうだ。うまい、うまい。なんだか様になっている。
  • ⑤お見事! 無事サケが釣れました。やったね!
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