1月24日年頭に当たって・ワカサギ釣り

  • 2021年思い出の釣行記No.1
  • 1月24日
    砂川遊水池
    ワカサギ50匹程
  • 年頭に当たって
  •  新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
     昨年を振り返ってみると新型コロナウイルスの感染拡大に振り回され続けた1年だった。
     「桜をみる会」や「森加計問題」など、公私混同の甚だしかった安倍政権が終わったことは大いなる進歩になるはずだった。しかし、後を引き継いだ菅義偉首相は独自の色を出しておらず、政権構想を語っていない。「安部なき安倍政権」だ。長期政権の膿である政治と金を巡るスキャンダルも引き継いでいる。「腹に一物を抱え、素直なことを言わない人」という印象が強いが、首相には国民に素直に語りかける人になってほしい。まあ、無理なのだろうが・・・。
     そして、「Go To トラベル」の全国一時停止を表明した直の同日(12月14日)夜に、菅首相、二階自民党幹事長、プロ野球ソフトバンクの王球団会長、俳優の杉良太郎、みのもんた等7人と銀座のステーキ店で忘年会を実施したことがやり玉に挙げられた。さらに、マスクもしないで料亭に入る様子が映し出されていた。しかも全員が私以上の高齢者だ。
     「三密は避けてほしい。5人以上の飲食は感染のリスクが高まる。高齢者に重傷者が多い」と国民にどれだけ訴えてきたのだろう。一介の私だって、罹るのもうつすのも嫌だから好きな夜の街へ出かけるのを躊躇っているのに・・・。私が入っている釣り会や合唱団は一切の大会や練習を控えてきているのだ。正月三が日だって、コロナの罹患に気をつけて息子家族や娘家族が集まることはなかった。その分といっては何だが、日本酒が集まった。息子や娘達が送ってきたのだ。もちろん歓楽街にも出ることは出来ないので、その酒を飲みながら夫婦水入らずの新年をぐうたらと過ごした。
  • 5本並べて利き酒をした。ここには無いが、女房が自分の分とよっこした酒が一番旨かった
  •  釣りの方は、なかなか頑張った1年だったと言ってよい。釣りバス内での三密を避けるために大会が開催されず、重量や身長を稼げるアブラコやカジカに狙いを絞った釣りをすることはなかったが、その分、個人での釣行は充実していたのだ。特に春先のカレイ類がよかった。富良野方面への渓流釣行も久し振りに清流と呼べるほどの爽快感を味わった。
     2021年はどのような年になるのだろう。ワクチンが開発され、世界では接種が始まったが、次々と進化していくコロナはまだまだ許してくれそうもないし、個人の釣行にならざるを得ないだろう。

     昨年は暖冬だったために砂川遊水池には十分な氷が張らず、釣り人に開放されなかった。その分、釣り人のハリから逃れたワカサギが大きく成長し、数も出るだろう。大いに期待している。それで、昨年は一度も日の目を見ることはなかったワカサギテントを室内に持ち込み点検した。また、新規購入のリールを引っ張り出して準備を整えた。北海道は年末から寒波に襲われ、岩見沢は大雪に見舞われた。運動不足は解消されて体調はすこぶる良い。

  • 初釣り
     1月21日、今まで延び延びになっていた砂川遊水池のワカサギ釣りがようやく開放されることになった。丁度その頃、娘からメールが届いた。旭川のコロナ蔓延もようやく収まる気配を見せてきたので、孫達を連れて遊びに来たいというのだ。それで、1月24日(日)に砂川遊水池でワカサギ釣りをすることになった。天気予報も上々だ。前夜に遅くなった新年の酒を酌み交わし、久し振りに孫達と楽しい時を過ごした。我が家出発を午前8時としていたが、何やかにやと9時過ぎになり、遊水池に着いたのは10時を回っていた。
     まずは、いつもの通り遊水池西側の釣り場に向かった。しかし、この付近はまだ氷が薄いので開放されていなかった。管理棟前の釣り場に向かうと、遊水池を囲む土手が除雪されており、その一方通行とした片側に車が隙間なく並んでいた。朝からの釣り人が引き揚げたのか、2カ所だけ空いたところがあったのでそこに私と婿の車を駐車して、カラフルな百張り程のテントが並んだ所に下りていった。
     孫に釣り場を選ばせ、その周囲を排雪してテントを設置した。婿には氷に4つの穴を開ける重労働を、娘には石油ストーブやヤカンなどの設置を課し、小2になる孫息子には氷を掬わせた。4歳の孫娘は、嬉々としてはしゃぎ回っている。
     その間、私は仕掛を結び、半分に切ったサシをつけ、その1本目を孫息子に渡した。そして、孫娘、婿、娘へと順に渡し終わった。私の穴はない。私の穴を開けてしまうと、釣りに夢中になってしまって孫達のお世話が疎かになってしまうのを恐れたのだ。それで穴は最初から4つとしたのだ。
     期待とは裏腹にアタリが少ない。それも底の方でわずかにあるだけだ。なんとか娘家族4人に釣ってもらおうと手を替え、品を替えて試して見るも、昼を回るとそのわずかなアタリさえ出なくなってしまった。カップ麺にお湯を注ぎ食べ終えたときを潮時としてテントを片付けた。家族4人で50匹ほど釣り上げただろうか。砂川で岩見沢と旭川との二手に分かれたが、娘家族が釣り上げたワカサギは夕食の膳に添えられておいしくいただいたと言うことだ。
     それでもって釣果の画像はない。しかもスマホで撮った風景写真は、どう修正しても上下逆さまになってしまう。砂川遊水池の写真はこの次に紹介しよう。
     
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