札幌竿道会2024
- 令和6年度 札幌竿道会大会日程
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大会日 釣り場範囲 備考 第1回 3月31日 平田内~上浦 竿上9:30 第2回 4月14日 熊石港~元和港 竿上9:30 第3回 5月19日 樽岸~永豊港 第4回 6月23日 歌別港~庶野港 竿上9:30 岬港10:00 第5回 7月 7日 大磯港~長万部港 東静内港~様似港に変更
竿上 様似9:30、浦河10:00第6回 8月18日 エリモ港~庶野港 竿上9:30 岬港10:00 第7回 10月20日 三石港~笛舞港 竿上9:30 様似港10:00 第8回 11月17日 大磯港~登別港 竿上9:00 崎守10:00 - 令和6年総会確認事項
- ※ 第50回・令和6年定期総会(2月17日)において役員が一部改選され、本間健二会長の下、 更なる会の発展に尽くしていくことを確認しました。会員の皆様のご協力をお願い致します
※ 今年は年8回の大会を開催いたします。日程等は上記の通りです。多くの会員の参加を期待し ています。臨時会員も募集しています。
※ 集合場所:岩見沢市役所駐車場 札幌中央青果協同組合(青果館)駐車場
※ 例年通り、今年もマイクロバスを使います。
※ 食事は基本コンビニを利用します。第1回、第2回は「浜ちゃんぽん」を利用する予定です。
※ 参加費は6,500円とします。
※ 災害保険を利用する人は、別途300円掛かります。
※ 各大会成績の審査は2魚種身長+5匹重量制とします。
※ 防波堤での釣りを解禁しました。磯でもそうですが防波堤上は波風や天気の急変等の危険が 増します。一層の安全を確認して釣りをして下さい。もちろん、テトラに乗ることは厳禁で す。 -
緊急連絡:諸般の事情(予定していた釣り場範囲は海水温が高いため魚が薄い等々)で大会範囲が次のように変更になりました。
開 催 日 令和6年7月7日(日)
開催場所 東静内港~様似港
潮(浦河) 満潮 02:42 152㎝
干潮 10:21 11㎝
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開 催 日 令和6年6月23日(日)
開催場所 歌別漁港~庶野漁港
潮(エリモ)満潮 02:39 150㎝
干潮 10:21 -8㎝
天 気 曇り 波1.5m 風強し 左から準優勝:福村 徹、優勝:越智靖基、第3位:樫山寿治
氏 名 婿
(㎜)嫁
(㎜)重量
(10g)合計点 釣り場 備 考 優 勝 越智靖基 520
アブラコ416
タカノハ740 1676 エリモ第三 準 優 勝 福村 徹 485
アブラコ430
カレイ605 1520 岬港 第 3 位 樫山寿治 455
アブラコ411
カジカ565 1431 エリモ第三 第 4 位 大沼光男 450
アブラコ372
カジカ455 1277 南東洋 第 5 位 本間健二 450
カレイ385
カジカ440 1275 庶野 身長優勝 越智靖基 アブラコ 52.0 ㎝ エリモ第三 身長優勝:越智靖基 アブラコ:52.0㎝
- W優勝を果たした越智靖基氏は、第3位となった相棒の樫山寿治氏と共にエリモ第三を下りていった。暗い内の潮待ち時にアブラコの大物を2本を揃えていたが、今ひとつ物足りなさを感じていた。そして、夜が明けてきて周りの様子が見えだした頃、三段引きとなるアブラコ特有の大きなアタリが出た。一旦昆布根に潜られたが、竿をそのまま力強く持ちこたえていると、アブラコの方が根負けして、グリッ、グリッと頭を振る様子が伝わり昆布根から外れてくれた。今回身長優勝となるアブラコ52㎝だった。締め切り時間が近づいてきた頃、待望の嫁となるタカノハ41.6㎝を釣り上げて見事総合優勝を勝ち取った。
樫山氏は大物アブラコに加えてこれも大物カジカを釣り上げていたが、越智氏に一歩及ばなかった。二人とも9:00には終了して、意気揚々とあの急な坂道を重い獲物を携えて登ってきた。
樫山氏の上をいったのが岬港に入った福村 徹氏だった。アブラコもカレイも大物を持っており優勝を意識したそうだが、越智氏に一歩及ばず「ぐやちぃ・・・😭」、そして準優勝だったことには「うれピース👌」とあの満面の可愛い笑顔で応えてくれた。
- 開 催 日 令和6年5月19日(日)
開催場所 樽岸~永豊港
潮(寿都) 満潮 00:54 20㎝
干潮 06:39 14㎝
天 気 晴れ 波3m→2m 左から準優勝:山田裕一、優勝:宮野一成、第3位:林 忍
大会成績(2魚種身長+5匹重量
氏 名 婿
(㎜)嫁
(㎜)重量
(10g)合計点 釣り場 備 考 優 勝 宮野一成 545
アカハラ326
カレイ470 1341 朱太川 準 優 勝 山田裕一 470
アブラコ345
カレイ500 1315 本目 第 3 位 林 忍 470
カジカ385
ホッケ450 1305 山中 第 4 位 島川昌幸 426
アブラコ360
ホッケ453 1239 山中 第 5 位 仲俣廣昭 460
アブラコ370
ホッケ400 1230 軽臼 身長優勝 宮野一成 アカハラ 54.5 ㎝ 朱太川 重量・身長優勝:宮野一成 アカハラ54.5㎝
W優勝した宮野一成氏は、竿道会精鋭の樫山寿治(今回成績6位)、越智靖基(同7位)、菅原信幸(同8位)氏らと共に朱太川に入った。その1投目に幸先良く今回身長優勝したアカハラが釣れた。その後は、なかなか竿を揺らすことがなく4本目が来たところで、早めに嫁を取りに樽岸方面に移動した。それが功を奏して待望のカレイを釣り上げ見事優勝を果たした。
- 開 催 日 令和6年4月14日(日)
開催場所 熊石港~元和港
潮(瀬棚) 干潮 02:36 3㎝
満潮 09:07 24㎝
天 気 晴れ 波風ともに穏やか 気温8℃→14℃
竿 上 9:30
左から準優勝:菅原信幸、優勝:本間健二、第3位:越智靖基
- 大会成績(2魚種身長+5匹重量)
氏 名 婿
(㎜)嫁
(㎜)重量
(10g)合計点 釣り場 備 考 優 勝 本間健二 455
アブラコ395
カレイ415 1265 相沼内川 準 優 勝 菅原信幸 403
アブラコ397
カジカ460 1260 平田内川 第 3 位 越智靖基 466
アブラコ425
カレイ325 1216 豊浜港 第 4 位 山田裕一 416
ホッケ396
カレイ395 1207 平田内平盤 第 5 位 島川昌幸 424
ホッケ367
カジカ315 1106 泊川 第 5 位 仲俣廣昭 403
アブラコ398
ホッケ305 1106 しびの岬 身長優勝 越智靖基 アブラコ 46.6 ㎝ 豊浜港
優勝した本間健二氏は、入釣当初アタリがなく、大きく左に移動したところでアタリが出始めて大物アブラコやクロガシラの釣果に恵まれた。アブラコが45.5㎝止まりで越智氏に身長賞を譲ってしまい、ダブル優勝できなかったのが悔しかったらしい。
最初の方で魚を審査に出したが、その記録に迫る大物が出て来る度に肝を冷やしたことだろうが、何とか一番の成績を保っていた。審査の途中で、他の会員から「抜かされていないよ」と会長を応援する声が何度もかかった。私に限らず皆が気に掛けているのだ。優勝は実に数(十?)年ぶりとのこと。本間氏の会への献身的な態度にいつも頭が下がっていた。今回も、挨拶と称して2台のマイクロバスに乗り換えながら臨時会員にも声を掛けていた。そして、自ら計量係をも引き受けているのだ。
大会中に菅原信幸氏から電話があった。かなり早い時間だったと思う。「カジカが釣れたがピン子で勝負にならない。他の仲間も苦戦しているようだ。ホッケが釣れたのなら、希望が持てる。明けてからクロガシラやアブラコが出るから最後まで頑張って。」との応援を受けていたが、審査になるとカジカの大物をゴロッと出して重量を稼ぎ準優勝を勝ち取った。
越智靖基氏は、柴田 稔氏、横山泰一氏と共に豊浜漁港防波堤先端部に入った。3人ともアタリがない時間が続いたが、空が薄明るくなってきた4時頃に竿尻を持ち上げる大きなアタリが出た。7m程の岸壁をあげるのに躊躇するような大物だったが、自分の道具を信じて取り込んだ。アブラコは46.6㎝もあり、今回大会の身長優勝を果たした。俄然気力がみなぎってきて最後まで粘り続けた結果、終了間際に42.5㎝のクロガシラを釣り上げて3位入賞を果たした。
同行の柴田氏は41㎝のクロガシラ、横山氏は38.9㎝のホッケを釣り上げたが入賞には一歩及ばなかった。
- 開 催 日 令和6年3月31日(日)
開催場所 平田内~上浦漁港
潮(瀬棚) 干潮 01:09 -9㎝
満潮 17:26 18㎝
天 気 霙交じり小雨 後晴れ 西風6m 波高2.5m後2m
竿 上 9:30 左から準優勝:樫山寿治、優勝:山田裕一、第3位:福村 徹
- 大会成績(2魚種身長+5匹重量)
氏 名 婿
(㎜)嫁
(㎜)重量
(10g)合計点 釣り場 備 考 優 勝 山田裕一 456
アブラコ451
カレイ520 1427 熊石 準 優 勝 樫山寿治 468
カレイ366
カジカ420 1254 長磯 第 3 位 福村 徹 431
カレイ403
ホッケ280 1114 熊石 第 4 位 島川昌幸 413
カレイ371
アブラコ300 1084 宮野 第 5 位 菅原信幸 385
ホッケ379
アブラコ270 1034 久遠 身長優勝 樫山寿治 カレイ 46.8 ㎝ 長磯 - 優勝者:山田裕一氏のコメント
優勝した山田裕一氏は暗い内から、腰までの潮に浸かりながら彼が得意とする磯場に立った。比較的波の死んでいるプール状の深みにサンマやエビのエサを打ち込むと、次から次へとアブラコが竿を揺らし45.6㎝頭に10匹ほどが揃った。その時点での嫁はハチガラやクロゾイの小物だ。いつもは釣れるはずの大カジカは来ない。
山の稜線が薄明るくなってきた頃、イソメを付けた仕掛けに、竿先を押さえ込むようなアタリが出た。底へ底へとへばり付くように刺さる動きはまさしくカレイ独特のものだった。クロガシラが潜むと思われる1点を狙って、粘り強く打ち続けたのが功を奏したことになった。待望のクロガシラは45.1㎝の大物だった。明るくなってからは、竿を揺らすアタリはほとんど出なかったそうだ。
帰るときは、潮位が上がって胸までの潮を漕いで帰還したと云うことだ。何度もここに通って釣り場を熟知している山田氏だからこそ出来たことだ。優勝は久し振りのことだそうで、笑顔でお願いしますと言っても、心の内とは裏腹に顔は引きつったままだった。 先の写真では魚の尻尾が切れていたので、あらためて身長優勝のクロガシラを再掲する
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