5月7日兜千畳敷・神崎漁港

  • 2019年思い出の釣行記No.9
  • 憧れの兜千畳敷
  • 5月7日~5月8日
    兜千畳敷 神崎漁港
    マガレイ42㎝以下7
    スナガレイ ホッケ38㎝以下13
  • 嫁がマガレイ40㎝強を釣り上げてしまった(縦になっているので大きさはわかりづらいが)
  • 兜千畳敷
     息子夫婦が釣りに誘ってくれた。カレイは沢山釣ったのでホッケを釣りたいということだ。投げ釣りよりホッケのウキ釣りの方が手軽な上に自分で釣ったという実感があるのでそれもいいだろう。何せ今までは私がお膳立てをして、嫁は竿を立ててリールを巻くだけの釣りだったのだ。
     茶津~入舸の範囲での竿道会大会を控えていることもあり、メインを有名場所である兜千畳敷に設定した。ここなら某かの釣りものがあるだろう。兜トンネル手前の旧道の入口で一旦車を停めてもらい照岸の磯に下りて磯模様を観察した。それから駐車帯に車を停めて兜千畳敷の様子を見た。先端には大きなうねりがぶつかって高い波飛沫が上がっていたので、無理は出来ないと、比較的波の落ち着いている手前側の溝が切れ込んだところで竿を出すことにした。まずは息子夫婦用にと延べ竿にウキ釣り仕掛をつけて手渡した。更に投げ釣り竿3本にロケットカゴ仕掛を付けて振り込んだ。
     投げ竿にグングンと突き刺さるアタリの後に道糸がふけた。嫁に竿を持たせリールを巻かせた。なにやら大物のようだ。25号竿が大きく曲がり懸命にリールを巻いている。上がってきたのはマガレイ40㎝強と砂ガレイ25㎝のダブルだった。息子が延べ竿を大きく曲げている。ホッケだと思ったが、その主は海タナゴだった。2匹釣り上げた。私の長靴に穴が開いていたようだ。岩場に乗り上げてきた海水が長靴の中に染みてきた。
     夕闇が迫ってきたので、釣りを終えて夕飯にした。練炭ストーブに火を着けたがなかなか燃え上がらない。ぬるま湯ではカップ麺にお湯を注げない。その内にボソボソと消えてしまった。ジンギスカン3パックも用意してきたのだが無理なようだ。仕方なくおにぎりとパンで夕食を済ませることにした。私はもちろん日本酒を飲んだ。練炭ストーブにもう一度挑戦した。こんどは程よく燃え上がりシュンシュンとお湯が沸いた。カップ麺にお湯を注いで食べた。ジンギスカンはと辺りを見渡すが見あたらない。車の中で休んでいる内に狐にでも持っていかれてしまったのだろう。「熊出没注意」の看板があったが、まさか熊ではないだろう。
     息子夫婦は少し眠った様だったが、私は眠れないまま3時を回ってしまった。兜岬先端方向を見ると昨日のような波飛沫は打ち上がっていない。私は、ウェイダーを履いて準備し、嫁を車において息子と二人で千畳敷平盤に下りていった。漁師が設置した網の左手に先客二人分の三脚をおいていたのでその更に左に三脚をセットした。私は竿2本、息子は竿1本で打ち始めた。すぐにアタリが出て真ガレイが上がった。シトシトと降り続いていた雨が強くなってきた。胴付にも雨水が染みてきた。投げる度にマガレイが喰ってくる状態で、後ろ髪を引かれる思いだったが本降りになってしまっては致し方ない。引き上げることにした。
     片付けて車に戻ると小雨になり、その内に晴れ間も見えてきた。まだ6時なのだ。しかし、もう一度という気にはならず、磯を見学しながら北上することにした。
     盃漁港からF点、興志内トンネル出口からE点、ドライブイン1条駐車場から草地を下って竜神岬、西の河原駐車場からアンダーパスを潜っての磯などを見学した。そして、大天狗トンネルを抜けたところで釣り人を発見した。様子を聞くとホッケ1本に真ガレイ1枚ということだった。装備を見るとかなりのベテランのようであり、投げる距離も相当出ているようだった。なにせ釣りバスから下りてすぐの歩道の上からの釣りなので手軽である。自分の体調や当日の天候によっては、ここもあり得ると思った。
  • 神崎平盤
     神崎平盤に向かった。神崎トンネルの手前に降口があり旧道を進むとフェンスがあった。その横に上りと下りの梯子がかかっており、神崎平盤には釣り人がいた。ここからなら近くて具合がいい。神崎トンネルを抜けたところに旧道から続く神崎漁港があった。その先もフェンスがあるがその脇が通り抜けられるようになっている。ここからでも平盤に出ていけられそうである、
     漁港の防波堤先端にホッケ釣り師が並んでいた。ホッケが上がっているようである。息子に聞くと、天気もよいのでやってみたいという。3人で向かって、一番手前の端で竿を出した。息子にはロケットカゴを付けたサビキ仕掛を渡した。嫁と私は延べ竿での脈釣りである。海を覗くとホッケが群れていて先の方は釣れているのに、私達の方までホッケが回ってこない。私にコツンとアタリがあった。合わせて引き上げると小アブラコだった。ガックリンコ。息子がホッケを釣り上げた。それに続いて嫁もホッケをかけた。私がいたところは一段低くなっていたので、そちらにホッケを誘導するように促すと、防波堤に当てながらもズリズリと抜きあげてしまった。そんなことが何回も続いた。嫁に釣り勘はあるようだ。結局、嫁が7本、息子が5本、私は1本のみだった。

  •  撒き餌がなくなったのと12時を回ったこともあり、終了することにした。昼食はお食事処「中村屋」でとることにした。ウニ丼では有名処らしい。私と嫁はウニ丼を、ウニが苦手な息子は三色丼を注文した。出てきたウニ丼はどんぶりにビッシリとウニが敷き詰められていた。ミョウバンの味もしない本物の生ウニだった。息子がスマホに撮り、士別に行っている女房に送った。(女房は、娘が出張に行っているので、士別の孫守りに行っている。)今回は息子にご馳走になった。いつもは私がご馳走しているし、ガソリン代、高速料金もはらっていることなので、まあ、いいことにしよう。
     次の日、息子が魚を取りに来ることになった。私は、朝早くからホッケの開き、真ガレイの干物、ホッケの煮付け、真ガレイの刺身を作ることになった。女房がいないのでそれを朝昼晩のおかずにして、飯を食べた。また、その日は大変天気がよかったので干物を吊している間にジャガイモ植えもすることが出来た。
  • 本日の3人の釣果
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