4月5日浜厚真クロ38㎝以下14枚

  • 2019年思い出の釣行記No.5
  • 4月5日
    浜厚真 
    クロガシラ38㎝以下14枚
  •  孫息子の卒園式があった。4人の卒園児しかいない小さな保育園なので、卒園証書授与、記念製作品贈呈、合唱や演劇、保護者挨拶、卒園児の決意表明など出番がたくさんあり楽しませてもらった。「ブレーメンの音楽隊」の演劇ではで泥棒さんに扮して出てきた。2歳児の時のお遊戯会では、音楽がかかっている間、気をつけの姿勢と鼻くそ穿りしかしていなかったのだが、鉄砲を担いでなかなかの役者ぶりだった。また、小学校に入って頑張りたいことは「野球に頑張りたいです」と宣言し、将来の夢の発表では「お父さんのようになりたいです」と野球漬けの父親を泣かせることを言った。
     孫娘の方も今年から保育園に通うようになるのだが、周りの動向に臆することもなく我が物顔で式場内を闊歩していた。なかなかの強者である。朝から両親や兄がおめかししているのを見て、自分もドレスを着るといっては、はき慣れないスカートを身につけて、母親が真珠のネックレスをしているのに倣(なら)って、婆あばが買ってあげた100円ショップの模造真珠の首飾りをぶら下げていた。
  •  港内の大物に気をよくして息子夫婦と出かけた3月26日は、前日あれほど港内にいたクロガシラがほとんど釣れなかった。それから10日間ほど釣りには行っていない。4月に入ったが状況はどうだろう。いつでも行けるようにと道具類は整えてあるので午後から出掛けた。ホーマックで生イソメ100gやアミピュアーを買ったのはいいけれど、志文まで行ってから冷蔵庫に保管していた塩イソメを持ってくるのを忘れていた。冷凍した塩イソメは持ってきているのでそれで済ませてしまえばいいのだが、エサ切れを起こしては困ると取りに戻った。
     結局、浜厚真港に着いたのは午後3時になっていた。「への字」に1人の釣り人(安平町の松岡氏:最近はタカノハ釣りに凝っているということだ。清里や鳧舞のテトラ越しの釣りのため6.5mのタモを購入したという)が4本の竿を出していた。前回のこともあるので港内は諦めて、彼の横に並んだ。他は誰もいないのでコマセロケット付き3本、2本バリ仕掛け3本の6本体制にした。今日は遠投が必要だろうと、PE0.8号、ナイロン2号を巻いてある。
     しばらくアタリがなかった。エサ替えをするのだがエサをとられている様子もない。5時頃、隣にクロが続けて2枚来た。活性が上がってきたのだろうか私にもアタリが出て30㎝ほどのものをあげた。それから、アタリが続いて8時頃までに13枚の釣果となった。4月に入ってもまだ残っていてくれたクロガシラ様に感激しているとアタリがピタリと止まってしまった。そして、片付け始めた最後の竿に30㎝ほどのクロガシラが釣れただけだった。
     14枚になったので、次の日、居酒屋「お多福」に差し入れした。「お多福」には、釣遊会の解散式の時にご迷惑を掛けていたのだ。「つぼ八」で料理を注文しながら酒を飲んでいたところ、「お多福」のママから電話がかかってきた。日曜日は定休日だったがおなじみさんに便宜を図って店を開けたのに、予約時間の6時をずいぶん過ぎているのにどうして来ないのかというものだ。キョトンとしている私にもようやく理解が出来てきた。「お多福」には定休日の日曜に無理を言って予約を入れていたこともあって、当日になってから再度ママに確認の電話をしたのだが、今日は休みでそんな話は聞いていないという。私が何を間違えたか、予約も入れていない他の店に電話してしまったのだ。それで慌てて、会員に連絡をとり会場を「つぼ八」に変更していたのだ。それでもって、出てきた料理に舌鼓を打ち飲み始めていた会員に了解を得て「お多福」に移動した。その時に心配を掛けてしまった申し訳なさもありママさんに、年が明けてから釣りに行ったときの釣果を差し入れすると約束していたのだ。
  •  岩見沢釣遊会が解散してしまったので、今年は医釣会、竿道会、とんとん会の釣りバスに乗せてもらおうと思っている。連絡をとってみると4月14日に竿道会(寿都~大平)、4月21日に医釣会(平田内~宮野)の大会が組まれている。申し込みをするつもりだ。
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