3月18日浜厚真クロ36㎝以下24枚

  • 2018年思い出の釣行記PART.3
  • 食い気たっぷり
  • 3月18日
    浜厚真漁港
    クロガシラ36㎝以下24枚
  •  1週間前の今年の海での初釣りは、浜厚真港でクロガシラ45㎝をはじめとする13枚の釣果だった。出来すぎである。しかも周りの人があまり釣れていないという状況の中、たまたま空いたばかりの場所での釣りだったので、幸運としか言えないようなものだった。その状況を岡田氏や堀田氏にも伝え、一緒に釣行しようと誘いを掛けていたのだが、二人にも都合があるようでまだまだ先の話としてその思いは仕舞い込んだ。何より気がかりなのは二人がまだまだ混雑の中での釣りを敬遠している雰囲気なのだ。それではと前野氏に誘いを掛けるが、町内会の付き合いで留守のようである。天気予報を調べると、土、日が温かく風も弱いようだ。しかも、日曜日は背後からの南風という絶好の条件になるらしい。
     寂しさはあるが一人での釣行である。義母の20周忌のお参りを済ませ、イソメを前回と同じように2パック購入して浜厚真港に着くと前回と同じように防波堤上が混雑していた。テトラ方向にも隙間なく釣り人が入っている。しかし、前回好釣した場所がやはり一人分空いている。前日から釣りをしていた隣の3人組に聞くと釣果があまりなく、そこに入った人も別の場所に移動していったところだという。
    両隣に断ってから釣り準備を始めた。今回は両隣とも正面に投げているようであり、オマツリをあまり気にすることもなく、3本の竿を打ち込んだ。2本は80m程の遠投で、1本にロケットカゴを付けた仕掛で30mほどをチョイ投げした。この時は周囲にもアタリが出始めてクロガシラが上がり始めたところだった。私にも遠投にアタリがあり30㎝ほどのものを釣り上げた。そして、次々とアタリが出て、そのアタリが途中で休んでしまうこともなく続けざまに出るような状況だった。食い気がたっぷりとあるようだった。いわゆる荒食いというようなものであろうか。
     両隣が充分釣ったと引き上げていった。風よけのためにテントを張っていた更に左隣の釣り人がスピンパワーにサーフリーダーを加えて5本体制にした。私も1本を追加し、コマセロケット仕掛を外して80m程の4本体制とした。右隣には新しい釣り人が入って正確に正面に打ち続けてクロガシラを釣り上げていた。
     夕食に用意したお稲荷さんも前回旨いと感じたチキンの骨付き照り焼きも口にすることはなかった。飲み物さえしばらく口にしなかったのだ。タモ網を忘れていたのだが、幸運というべきか残念というべきか、隣のタモ網を当てにするような大物には巡り会えなかった。前回は途中で湿った細かな雪が降り続いていたが、そのような事もなく温かかった。2パックのイソメがなくなったところで終了となったが未練は全くなかった。両隣は明日まで粘るということなので私のいたところに少し幅寄せしながら釣り続けていた。
  • 充分に満足させられた24枚
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