5月25日とんとん会軽臼平盤 優勝

  • 2019年思い出の釣行記No.11
  • 5月25日
    とんとん会第1回大会W優勝
    軽臼平盤
    アブラコ437㎜ カジカ355㎜
    シマゾイ マゾイ ガヤ 合計点数1107点
  •  今回は、入釣場所が決まっている。竿道会第1回大会で50.4㎝のアブラコで身長優勝を果たしたが、他にもいいアタリがあったのだが根掛かりばかりを繰り返し、それをものに出来なかったのだ。「つりしん」では1ヶ月ほど前の記事になる4月28日、「夢」の大会で、会長の野上氏が軽臼平盤で47.8㎝を頭に40㎝超えのアブラコを8匹、嫁に40.3㎝のホッケを釣って優勝したと掲載された。今回、海水温の上昇と共にホッケは薄いと思われるが、アブラコやソイは濃そうだ。
    元釣遊会からは私の他に吉井氏、西川氏が参加して総勢11名の大会だった。そして、吉井氏とまたもや釣り場が重なった。30年ほど前に入釣した経験があり、今回はどこから情報が入ったのか、この軽臼平盤の一番先の出岬に上がりたいらしい。
     軽臼漁港で二人して下りていった。途中、荷物の重さに耐えきれなくなった吉井氏がリュックを置き、竿とバッカンを持って進んだ。私は2番目の出岬なのだが、やはり荷物の重さに加えて入釣先が不安になり竿袋だけを持って進んだ。吉井氏が体力の限界を感じて一番目の出岬に行く気力が出ず、私と一緒に2番目に入るという。進んでいった場所は、見慣れた盤でそこに竿を設置してからリュックを取りに戻った。
     私が先端右に、吉井氏が先端左に釣り座を設定した。まずは30㎝弱のクロゾイが上がった。そして30㎝強のシマゾイ、40㎝強のアブラコと続いた。私がエサ付けをしている最中、真ん中の竿がガタガタと音を立てて三脚から落ちた。慌てて竿を煽ったが軽い。引き上げてみるとカツオを付けた5号のハリスが何モノかに引きちぎられていた。うーむ、残念。竿のアタリを見たわけでもなく、音だけでアタリに気が付いたのだ。またもや前回の失敗を繰り返してしまったのだ。
     吉井氏には4時頃まで全く獲物がなく、私の右に移動してきた。そこからカジカを引き抜いた。私も同じようにカジカが来たが、ここでのカジカは予想外だった。6時を回るとアタリは全く出なくなった。ホッケがいないことには明るくなってからの獲物は望み薄なのだ。
     撒き餌がゆるゆるだった。粉物のビックハンターの入荷がなく、前回使用したマルチインパクトや米ぬかを混ぜ込んだのだが、量がたりなかったらしい。
     日の出と共に暑くなってきて、防寒着は脱ぎ捨てた。5月としては最も強い暖気が上空に入り込み、道内は26日、道東を中心に異例の猛暑となった。オホーツク管内佐呂間町では39.5度を記録し、5月の全国の観測史上最高気温と、年間を通じた道内の最高気温を更新したのだ。 吉井氏が先に引き上げ、それに引きつられるように私も荷物を片付けた。
  • アタリが出なかった吉井氏は私の右に移動してきた。
  •  来たときは途中でリュックを置いて釣り場に入ったが、帰りも2度もリュックを岩の上に置いて休んだ。年々、体力が衰えていくのを感じることになった。
     審査は弁慶岬の駐車帯で行った。まず、私のバッカンが開けられて計測された。その後、最後まで私を上回る魚は出なかった。それでもって、総合優勝と身長優勝のダブル受賞となった。軽臼平盤でもそうだったが、あの蒲原平盤でさえもホッケはいなかったのだ。ホッケは大平湾洞で上がっていただけだった。
     途中、シラスを買うためにいつもの漁師小屋に立ち寄った。28日にあいの里に住むお袋の家へ親父の仏壇に線香を上げにいくつもりだが、その時にお土産にしようと思っていたホッケが全く釣れなかった。小屋では、ホッケが20本ほど入った発泡スチロール箱に1,500円の値が付いていたのでそれで間に合わせようかと思ったが、その小屋の売り子である婆さんに「釣れなかったので、それで間に合わせるんだな」と言われてしまっては癪に障る。結局、牡蠣10個を1.000円で買うことにした。
     次の日、息子夫婦に誘われて焼肉をすることになったが、釣った小魚や牡蠣が重宝した。あいの里には、アブラコ、シマゾイをお土産にした。捌いてあったカジカはどういう訳か煮物になっていた。旨いとは思わなかった。
  • シマゾイが釣れて満面の笑み
  • 本日の釣果5目
  •