4月14日竿道会 軽臼 アブラコ身長優勝

  • 2019年思い出の釣行記No.6身長優勝を果たしたアブラコ50.4㎝
  • 4月14日
    竿道会第1回大会
    軽臼平盤 
    身長優勝アブラコ50.4㎝
    マゾイ37.3㎝
  •  札幌竿道会の第1回大会に参加させてもらった。マイクロバスが岩見沢市役所から出てくれるという。札幌の市場に行くことを思えば大変な負担減になる。但し、参加費は6,300円と微妙なところだ。景品の一部にでもして頂ければと缶ビールを差し入れした。 岩見沢からは、宮野、荻野、湯浅、矢根、林氏と一緒に乗り込んだ。
     「つりしん」では、ホッケが好調になってきたと告げている。昨年のような25㎝ほどの青ボッケではなく、30㎝を超えているともいう。須築、軽臼、政泊と島牧方面の記事も掲載された。
     雨は後の方にずれ込んだが、波は2mと予報している。軽臼や栄磯ではヤマセとなる南風も強そうだ。ヤマセとはならない歌島漁港横にしようかと悩んでいると、周辺の仲間が波はそんなに高くならないと教えてくれた。その言葉にも躊躇していると柿本氏が是非一緒におりましょうと声を掛けてくれた。
     柿本氏と共に軽臼漁港で下りて平盤に向かった。入り口階段を下り、ゴロタ浜を進んでいると急に柿本氏が倒れ込んだ。少し深くなった溝に足を突っ込んでしまったらしい。荷物を担いだためすぐには起き上がれなくてウエイダーにも海水が入り込んでしまった。この先どうするのだろう。柿本氏は一旦、バッカンをその場に置いて身軽にしてから先端から3番目の出岬に向かっていった。「つりしん」で記事になっていたところだ。濃紺のバッカンだったので暗闇に紛れて見つけづらくなるだろうと忠告したのだが、進み出した足は止まらなかった。案の定、私が竿3本を出し終わっても、彼のヘッドランプの光が平盤上を彷徨いていた。
     私は、2番目の少し小高くなった平盤で竿を出した。ここなら明け方に波が高くなってきても大丈夫だろう。本日は、ホッケの食い込みを重視して25号竿とPE2号を巻いたリールを持ってきた。大物対応にタモも持ってきている。
  • 初めて先端付近に入ることができた。波は穏やかだったが風が強かった。
  •  まずは、35㎝ほどのアブラコが竿を揺らした。30㎝弱のマゾイもやってきた。右からの南風が強く竿先が落ち着かない。根掛かりも多い。エサを付け替えていると、隣の竿の竿尻が上がった。ガクンガクンと竿先がくい込んでいく。すぐに竿を持ってリールを巻いた。上がってきたのは40㎝弱の腹もデップリとしたマゾイだった。イカゴロの頭を銜え込んでいた。
  •  またもや竿尻が持ち上がるアタリが出た。アブラコ独特の引き込みだった。それまでいいアタリが出ても引き寄せている内に何度も根に潜られていたこともあり、竿を立てて強引に引き寄せた。海面に姿を現したのは大きなアブラコだった。25号の竿が極限にまで曲がったのでタモを使おうかとも思ったが、寄せ波が大きく出たのを利用して抜きあげた。竿もハリスも獲物も無事だった。5号チヌ針はアブラコの唇の硬いところに刺さりイソメを咥えていた。
     これでなんとか格好が付いた。後はホッケかカジカの大物を待つだけである。その後、小さなアタリがあるもののくい込まない時間帯が続いた。ホッケが来ないとなると規定の10本揃うのかどうかという不安が過ぎった。ようやくバタバタとしたアタリの後竿先がくい込んだ。30㎝程のホッケだった。
     突風のため竿ごと三脚が倒された。三脚にぶら下げたバケツの水を汲み直す。磯周りに打った竿には大きなアタリが出るのだが、何度もハエ根に潜り込まれて釣り上げることが出来ない。リーダーに6号ナイロンを電車結びで繋いで対応した。
     ゴロもコマセも少なくなってきた。Wゴロバリを1本にして打ち込む。ネット仕掛はロケットカゴにして節約した。そして、2本バリ仕掛けを併用して凌いだ。その後アブラコやホッケ、ガヤでなんとか規定の10本を揃えることが出来た。
     柿本氏が竿を片付けて引き上げていった。時計を見るとまだ7時半である。不安になって携帯を見ると8時だった。どちらが正しいのだろう。柿本氏が竿を出していた平盤にはホッケの浮き釣り師が8名ほど入っていた。見学がてら時刻を確かめに向かった。やはり、携帯の時刻が正しかった。見学後、アタリもないため早めに片付けた。柿本氏は軽臼漁港に入ってクロガシラを何枚かあげたようだった。
     寿都漁港で審査した。矢根氏がバスに乗り込んで来るなり、「大漁、大漁」と言っていた通り大釣りしてきていた。海藻を採取していた年配の女性にホッケを進呈したらしく余裕の釣りだったようだ。入釣時は、回旋灯のある下り口を見つけられなくて、バスを引き返して軽臼平盤に入ったほどの通だが、それが功を奏したらしい。平盤の先端は波か被っていたため入れなく根元で打ったらしい。ホッケも大物だった。
     越智氏はさすがだった。ワスリでの釣果で彼もアブラコ、カジカの大物をゴロゴロと出した。林 忍氏は山中に下りたのだが、彼も大釣りしてきた。横山氏は、歌島川右のゴロタ場を移動しながらカジカを揃えてきた。樫山氏は山中での釣果である。昼食は昇園でラーメンを食べたのだが、その中で岩見沢組にやられたなという声が上がっていた。優勝、準優勝、3位、身長優勝は岩見沢組だったのだ
  • 総合優勝矢根氏の提出魚。50㎝のアブラコや45㎝のカジカが混ざっている。ホッケも大きかった。
  • 審査結果(総合2種+10)
    優  勝 矢根政仁 1753
    準 優 勝 越智靖基 1680
    3  位 林  忍 1659
    4  位 横山泰一 
    5  位 樫山寿治
    6  位 鹿島釣狂 1377
    身長優勝 鹿島釣狂 アブラコ 50.4㎝
  • 私の全釣果、その全てが提出魚となった