Noisy Days in July, 2009

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2009.07.21 (Tue)

[comp] linux で TV 録画 (6) - rtvbook 0.0.1

 前回こそこそ作りはじめたやつ。
 こっそり上げとこう。

 ruby と xmltv と tvbook.pl と tvrec.pl でキーワード録画予約する ruby script です。Hpricot も使ってます。
 詳しい使い方は解凍後フォルダの readme.html とか rtvbook.conf を参照で。
 うちでは Momonga linux 5、ruby 1.8.7、xmltv 0.5.42 (ただし tv_grab_jp はぱ研さんの tv_grab_jp_20080619)、rubygem-hpricot 0.6 で動作確認してます。
 TV tuner card には BT878A-STVPCI2 を使用。つーてもうちでは line 入力でしか使ってなくて、地デジ tuner から line で入れて録画してるので、実は channel 設定は只の飾りだったりします。ちゃんと動かなかったらごめんなさい。
 command line option とか入れようとも思いましたが気合が足りなくてやってません。

 しかし ontv が BS11 取れないのはちと痛いので、また変えるかも。

log modified: 2009/09/29 00:19:48 JST

2009.07.22 (Wed)

Tortoise / Beacons of Ancestorship

 Chicago 音響派を代表する band、Tortoise の 2009 年作。邦盤 RZCM-46291。
 今更 Tortoise について語る言葉など小生は持ち合わせておらぬのです。思えば前作 "It's All Around You" からは既に 5 年の月日が流れ、亀 members は方々の side project でむしろ本家の存在を危うくし、薄味 post rock 界に Battles が辛子を撒き散らし、一方の本流薄味 post rock は泣きとろにかと結託して乙女 post rock として持て囃される昨今の音響市場において、亀の新譜と聞いて何を期待せよというのか。punk rock から逃げまくった結果としての侘び寂び骨々 rock を延々と聞かせて、例によって優等生な作りで隙がないですと言っときゃいいんでしょな作りなんじゃねーの、と小生も思っておりました、が。
 実際に聞いてみると、意外にも Tortoise は格好悪くなっておりました。

 Tortoise の看板だった木管金管の minimal phrase は今回皆無、middle tempo のすかしっ屁 hard boiled 楽曲も tr.7 "Fall of Seven Diamonds Plus One" が直球 country western 風ですが他はさほど強烈ではありません。むしろ耳に付くのはベタな analog synth や雑音充分な distortion guitar とか rough な mix 振りだったり。楽曲の方も tr.1 "High Class Slim Came Floatin' In" での hammer beat と minimal phrase での盛り上げや、tr.2 "Prepare Your Coffin" の似非 metal な構成、"Penumbra" での能天気 ele-pop、tr.6 "Yinxianghechengqi" の線切れました系 punk rock ……と、今までの Tortoise からは想像もできぬ錯乱振りを呈しております。今回の Tortoise は五月蝿くて喧しくて洗練されてない。鉄壁の sound production を誇る Tortoise にしてこの荒れっぷりはどうよ。
 とか何とか言いながら、優等生の委員長が逆ギレして本音をぶちまけたりすると逆に親近感が沸くような変な心地もあって、Tortoise もやっぱ男の子 band やなぁ、hard boiled はすかしっ屁ではなく生き様に宿るのだと肌で感じておるのだなぁと思ったりもさせられる album であります。いや、そういう逆ギレさえ計算の内じゃよと当人達は嘯くかも知れませんが。まぁ、どういう思惑の元であれ、敢えて punk な音像の中に戻ってきた男達の心意気は賞賛に値すると思うのであります。

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  • Michiru Oshima / Xamd Lost Memories Original Soundtrack (2CD)
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 今頃気付きましたが、OP 新居昭乃、ED Rocky Chack てのはいわゆる Zegapain 布陣てやつですな。

 東京土産で銘菓ひよこを頂きましたが、あの形状を見ると脳内に Fantasy Zone のボス曲が溢れてくるのは何とかならんのか。

log modified: 2009/07/23 00:04:49 JST

2009.07.23 (Thu)

Timmy Regisford / Sun Over Water

 New York の house legend、Timmy Regisford の 3rd album。2009 年。APTI-4011。
 昔作った秘蔵 tracks に afro 人脈盛り込んで rearrange しました、という album らしい。道理で音が安いわけだ。安い音で阿呆みたいに踊れるのが house ってもんですから、これはこれで正しい。
 "Africa Calling" ほど作りこまれた感もなく、"Places and Spaces in Time" ほど無機質でもない、この人の album にしては至極真っ当な house であります。うんうん、これくらい緩い雰囲気のほうが club shelter ぽくて良いですな。真夜中にだらだら聴いてると良い気分になれます。

log modified: 2009/07/24 00:45:37 JST

2009.07.24 (Fri)

diary

 職場の同僚と飲み会。その後二次会にも付き合い、終電逃した某氏に付き合って漫画喫茶で一晩。
 某氏は翌日も仕事だとかで一眠り。小生はこの機に気になってた漫画の初刊を何冊か読んで過ごす。個人的な漫画との接点は薄いので、こういう機会に情報収集しとかんとね。いや装甲教師鈴川はちゃんと読んでますよ。安永航一郎の絵を見るといろんな意味でほっとする。内容はさておき、だが。

log modified: 2009/07/27 02:35:58 JST

2009.07.25 (Sat)

diary

 rtvbook のしょぼいカレンダー対応を進めてます。
 とりあえず目処は付いたのであとはちまちま書くだけ。

log modified: 2009/07/26 03:26:49 JST

2009.07.26 (Sun)

[comp] rtvbook 0.0.2

 ひっそり更新。

 例によって詳しい使い方は解凍後フォルダの readme.html とか rtvbook.conf を参照で。
 v0.0.1 からの変更点としては、しょぼいカレンダーからの番組表取得に対応しました。
 他は source のゴミ掃除とか整理とか誤記修正とか。

 readme にも少し書きましたが、ONTV (tv_grab_jp) としょぼかるの番組表併用は可能ですが、個人的には片方だけ使った方が安全と思います。まぁ、重複しない確証のある番組であれば問題ないでしょうし、ONTV 用としょぼかる用で別フォルダ実行すれば凌げる話ではありますが。

 これで夏季休暇期間も凌げるかのぅ。

diary

 帰省切符入手のため JR に行こうとしたらば、私鉄が雨で運休のため JR まで辿り着けなかった罠。何でぇこっちは晴れ晴れじゃんかよと思ったら帰り際に一雨打たれました。すまん俺が悪かった。

[movie] Orfeu Negro

 Marcel Camus 監督作品、1959 年。邦題「黒いオルフェ」。
 Rio の Carnaval 前夜、少女 Eurydice (Marpessa Dawn) が従姉の Serafina (La Garcia) の元に逃げ込んでくる。Eurydice は得体の知れない男に追い回されているらしい。途中で Eurydice と知り合った駅員の青年 Orfeo (Breno Mello) は、Eurydice に惚れ込んで、それまでの恋人 Mira (Lourdes de Oliveira) をほっぽり出す。やがて Carnaval が始まり、誰も彼もが踊り狂う中、Eurydice は自分を追ってきた男が再び現れたことに怯える。Orfeo は彼女を守ろうと決心し、謎の男と対峙するが……。

 Antonio Carlos Jobin による哀愁 theme 曲が有名な映画ですが、観てみると実はお祭り映画でありました。映画の半分以上はわーきゃー言いながら老若男女が tribal な beat で踊りまくっておるだけではなかろうか。1959 年製の映画でありながら黒い energy の奔流に唖然とさせられます。いやぁ凄ぇところだね Brazil は。悲嘆に暮れる Orfeo が迷い込んだ先も魂降ろしの spritual 祭壇で爺様婆様が chill out しておったりと、あんたらどんだけ濃いねんと突っ込みたくもなります。
 神話を元にした Eurydice と Orfeo の悲恋譚は特にひねりもないので面白みに欠けますし、Eurydice を追う謎男もショッ○ーの戦闘員みたいで苦笑を誘いますが、祭りは生と死の境界点にして現実と非現実の蝶番、と考えればこの狂騒も悲恋に相応しい舞台だったのかも知れぬ。観ている間は結構疲れる映画なので、元気な時に観るとよろしいでしょう。

log modified: 2009/09/29 00:21:09 JST

2009.07.27 (Mon)

Rage / The Missing Link

 missing link とか ooparts とか聞いて条件反射的にはいはい厨二乙とか言うようになったらすっかりおっさんですな。しかし脳裏ではしっかりこの album が auto play されてしまうのもまた悲しい事実。小生の Rage 体験はここから始まっておるので、刷り込み度合いもまた強烈なのであります。ということで、german power metal band、Rage の 1993 年作。邦盤 VICP-5265。
 90 年代前半の trio 編成な Rage はやたらと tension 高い楽曲を量産しておった時期なのですが、中でもこの album は今聴いても別格の impact がありますな。早い曲と middle tempo の曲を交互に配し、基本の riff は metal manner に則った orthodox な作りで引っ張りつつ、しかし随所で Rage らしい強引な曲転回と耳に残る melody を聴かせて自分達の領域に持っていく。特にこの album では Manni Schmidt の guitar がいつにも増して edge の立った音を聴かせ、Chris Efthimiadis の drums もつんのめり気味というか走りすぎなのが逆に良い加速になっており、Peavy Wagner の vocal も伸びやかなのに重心低めで power metal しとる上に song writing も絶好調ということで、この面子での Rage の絶頂を成すに相応しい要素が揃っております。初期 Rage が普通に NWOBHM 遺産引継 band だったのを考えれば、何だか凄い遠いところに飛んでってしまっている感があります。Rage のこの化けっぷりこそ正に missing link ですな。
 掴み三曲 tr.1 "Firestorm"、tr.2 "Nevermore"、tr.3 "Refuge" の序破急構成は Rage album のお手本的な完璧さ。中盤の 9 分に及ぶ大作 tr.9 "Lost In The Ice" は尺の長さを感じさせない怒涛の展開で聴かせ、終盤にも album title 曲 tr.11 "The Missing Link"、Rage 畢生の名曲 tr.12 "Raw Caress" と続く。邦盤の締めは bonus track の "Another Kind Of Madness" ですが、acoustic な味わいで良い closing になっております。
 傑作を作ってしまうと逆にそれが壁になる、というのは Rage もまた然りで、この trio での作品はここで一旦閉幕と相成ります。久々に聴き直してもこの時の Rage は尋常ではなかったという印象に変わりなし。全く、こういう album があるから metal から足洗えんのですな小生も。

diary

 AV selector を買ったが 10 秒で壊れた。安物すぎる……。

[comp] Momonga Linux 6 was released

 とのこと。公式
 ext4 ってもう正式版なんですね……。

log modified: 2009/08/05 00:44:01 JST

2009.07.28 (Tue)

Spacetime Continuum / Emit Ecaps

 今はめりけんで活動しているらしい、Scotland 生まれの techno producer、Jonah Sharp の Spacetime Continuum 名義作。1996 年発表、ASW 6147-2。
 ambient 色の強い idm な音に、jazz 風味を少々。昔の黒犬や B12 がもう少し外交的な性格だったらこんな音になったかも、な雰囲気。軽くどらんべしつつ wood bass が渋い低音を聴かせる tr.2 "Kairo"、elegant な house tune の tr.4 "Funkyar"、sensitive な synth が跳ね回る tr.7 "Vertigo" 辺りは今聴いても良い感じですなぁ。所々であざとさが前に出過ぎることもありますが、全体的には良くまとまっている低血圧 techno と思います。秋の夜長に聴くと吉、って今はまだ夏の盛りじゃないか……。

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  • Kevin Saunderson / History Elevate (2CD)
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 Mo6 を dvd-r から install しようとしたらば anaconda が graphical mode で起動しない。text mode でちまちま進めていたら危うく Mo5 環境を消しかけた……。
 Mo6 自体は install できたものの X も立ち上げられん状態なので、一旦 Mo5 環境に帰還。ふむぅ、intel driver が見つけられんかったんだろうか。
 PC には radeonhd4670 も刺さっておるので、次はそっちでやってみるかね。

log modified: 2009/07/29 02:25:39 JST

2009.07.29 (Wed)

Reagenz / Reagenz

 Spacetime Continuum 名義でも知られる Jonah Sharp と、Move D こと David Moufang の二人による unit、Reagenz の 1995 年作。邦盤 XQAW-1007。
 これまた retro future electro。analog synth の白玉がふわりふわりと飛び交い、控えめな beat が時間を緩やかに進ませる類の音であります。とはいえ黒犬ほど沈み込んでいかないところは Spacetime Continuum 同様で、音が明るいと形容しても良いですが腰が軽いようにも思える。style は全く異なりますが、量産期の Steve Stoll と同じような軽薄さを感じますな。優等生が無理して明るく振舞ってます、みたいな印象の album でありました。

diary

 先日に引き続き Mo6 install で試行錯誤。出力先を radeonhd4670 にして install dvd を boot してみましたが、昨日同様 anaconda で X が起動しない。うーむ。ということでまだ Mo6 入れてません。
 monitor を代えるか、周辺機器諸々外して試してみるか……。

log modified: 2009/07/30 02:44:36 JST

2009.07.30 (Thu)

Black Stone Cherry / Folklore And Superstition

 めりけんの hard rock band、Black Stone Cherry の 2nd album。2008 年発表。
 1st も南部臭ぷんぷんな stoner rock でしたが、この 2nd では一層芸風を広げて、めりけん hard rock の本流に殴りこんできた感じがしますな。hook の効いた melody と重低音で聴かせる tr.1 "Blind Man" は従来の BSC 節で安心させてくれますが、middle tempo の tr.2 "Please Come In" では緩急を付けた dramatic な展開と開放感溢れるサビの持ち上げっぷりが、scale でかくなった BSC の新境地を示しております。tr.4 "Soulcreek" でのザクザクした riff から派手な chorus と歌い上げのサビに持ってくところも Bon Jovi 的 arena rock の南部版みたい。tr.5 "Things My Father Said" は piano から静かに入る ballad で、これまた Bon Jovi 的以下略。という感じで今回はこれぞめりけん rock、と言わんばかりの王道 track が目白押しで、南部臭に埋もれて見えにくかった彼らの song writing の上手さが際立った作りになっております。いやはや、2nd にしてこんだけ芯の太い album を作ってくるとはねぇ。
 勿論従来路線の modern heavyness な曲も、tr.6 "The Bitter End" や tr.9 "Devil's Queen" 等で聴けますので、album total での balance も取れております。今の時代に合っとるかと言われると微妙ですが、これはこれで大きな成長が窺える傑作でありました。今後の活躍にも期待。

diary

 Mo6 で anaconda が X でコケる件は未だ解決ならず。X.log は "no screens found" で fatal error になっとる。vesa を呼んでこの様は少々痛い。
 明日は別の手を考えるとしよう。

log modified: 2009/07/31 03:10:43 JST

2009.07.31 (Fri)

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  • Moritz Von Oswald Trio / Vertical Ascent
  • Yoshinori Sunahara / No Boys, No Cry Original Sound Track
  • Yoshihide Otomo / Ultra Miracle Love Story
  • Yoshihide Otomo / Shirasu Jiro Original Soundtrack
  • 由貴 香織里 『人形宮廷楽団 2』
log modified: 2009/07/31 20:17:05 JST

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