Noisy Days in December, 2004

- first 10 days of month -

top / latest diary
topics all / music / book / movie / comp

上旬 / 中旬 / 下旬

<< < 2004/12 > >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Ganerated by nDiary version 0.9.4

2004.12.01 (Wed)

Unbeltipo / Joujoushka

 今堀恒雄 (g) の solo work と、ナスノミツル (b)、佐野康夫 (ds) の加わった trio 編成での音源でまとめた album。2004 年発表。
 post rock というか post jazz というか、minimal な riff の積み重ねと free jazz の混沌とした energy が一つの枠の中に同居していて、多様でありながら一枚絵のようでもあるという摩訶不思議な音楽世界を構築してます。breakbeats な曲もちらほら入ってますが、生々しい guitar の音が rhythm の規則性からずるずると外れていき、それに引き寄せられるように曲全体が歪に変容していく。その変化の在り方自体から醸し出される groove に酔います。規則と不規則の狭間を揺れ動き、その境界を融解させていく process が、そのまま音楽になっている。
 で、こういう format で弾きまくる今堀恒雄の guitar は何時にも増して格好ええわけです。どんどん弾いてください。

diary

 眠いけど忙しいので頑張ってます。あ、もう 12 月か。引っ越してから半年経ちますが、気分は未だに新参者。こっちのやり方にはなかなか馴染めないな……。

log modified: 2006/05/01 13:19:24 JST

2004.12.02 (Thu)

Double X / A: Live

 Alexander Kowalski と Torsten Litschko の unit、Double X の album。2004 年発表。Kanzleramt から。
 近年の Alexander Kowalski の album は超快楽志向のキラキラで upper な techno なわけですが、この作品は少し地味目で dark な雰囲気。とはいえ floor like な hard techno 路線なので、ある意味 Kanzleramt の label color に合った作品と言えるかも。地下室で踊りたい人向けの硬派な一枚。硬めの kick が気持ちいいっす。

diary

 相変わらず余裕がない一日。まぁ、〆切が伸びたので少し救われてますが、でもキツキツです。

 虫姫さまに ultra mode があるらしい。二周目の代わりに選ばせてきたということですかね。まぁ、小生は暫く maniac mode 一択で。

log modified: 2004/12/03 02:29:34 JST

2004.12.03 (Fri)

diary

 忙しい割にはみんな早く帰るのね……と、週末だからか。

 vf4ft、相変わらず初段でヒィヒィ言ってます。

log modified: 2004/12/05 15:00:21 JST

2004.12.04 (Sat)

get
  • Rage / Thirteen
  • John Coltrane / Coltrane's Sound
  • Robert Johnson / The Complete Recordings
  • 戦国エース & 戦国ブレード (PS2)
diary

 朝起きて時計見て今日は休日じゃねぇかと安心してまた寝る。

 はっと気が付いて起き出す。何だかよく解らないが様子が変だ。何が変と言っても今一つ把握してないがとにかく変だ。変だ変だと思っていても腹は空くので食い物を探すが見あたらない。じゃあ何か買おうかと外出。塒を出るとすぐに商店街で、暫くは何事も無かったかのように歩いていたが、やがて小生の住処は外出て直ぐの所に商店街なんてないことに気付く。妙に見慣れた商店街だったから気付くのが遅れたのだ。

 おいおいこりゃどーいうことだよと焦った小生は、急いで塒……というか自分が寝ていた場所に戻る。見直してみれば上等な住処で、小生はふかふかのベッドに寝ていたようだ。ベッドなんかいらん(爆)。小生は布団敷いて寝るのが性に合っとるのじゃ。色々調査した結果、始めから違和感を持ちながらも平然としていた理由が解ってきた。元々の自分の持ち物がそっくりここに運び込まれていて、あちこちに配置されているのだ。しかし、どれもこれも古びていて、特に speaker の汚れと埃は凄かった。いくら小生が物を大事にしない性分とはいえ、ここまで放置はしない。どうやら、犯人は小生の持ち物一式を盗み出しただけではなく、小生自身も持ち逃げしてここに放り込んでいたらしい。ってそりゃどんな魂胆だよ。こりゃ犯人見つけだして締め上げて洗いざらい吐いてもらうしかあるまい。

 と決心したところで目が覚めました。なんだ夢か。どうせ見るならもっと夢のある夢の方がいいんですが……と誰かにお願いしたい。
 さてこの夢、どう解釈していいものやら。ええと、「戸締まりは確実に」ですかな。

 外は雨。こういう日は家で大人しくしていようかとも思ったが結局外出。流石に自転車に乗る気力は無く、地下鉄で移動。
 んでゲセンへ。虫姫さまにはたくさん虫が、いや人が付いてますが、ultra mode で遊んでる人は見かけませんでした。
 とりあえずケツイ。1-5 前半で全滅。戦艦 1up 逃すし、1-4 中ボスの自機追尾弾は普段と逆方向に避けてるし。暫くやらないとこうも変わってしまうのか。まぁ遊んでる間はかなり刺激的な体験ができたので良しとしますか。
 vf4ft、昇段戦落とした……。勝ち急ぎすぎですな。とはいえ、結果的には勝率微増で良い感じ。課題はまだまだ沢山ありますが……。
 そんな感じで腹一杯。

log modified: 2004/12/16 02:14:34 JST

2004.12.05 (Sun)

get
  • 酒見 賢一 『陋巷に在り 13 魯の巻』
  • 森 博嗣 『工学部・水柿助教授の日常』
[movie] 座頭市

 北野武監督作品、2003 年。
 座頭市 (ビートたけし) は盲目の按摩でありながら、実は凄腕の居合の達人。流れ者の彼が訪れた宿場町で、彼は野菜売りのおうめ (大楠道代) の家に厄介になる。おうめは、この地の暮らしはヤクザの銀蔵 (岸部一徳) 一家による厳しい取り立てで苦しくなる一方だと語る。同じ宿場町には、浪人の服部源之助 (浅野忠信) も居た。服部は、病に苦しむ妻、おしの (夏川結衣) を救うために金が必要だった。銀蔵は服部の腕前を買い、彼を用心棒として雇う。また、流れ芸者のおきぬ (大家由祐子) とおせい (橘第五郎) も同じ宿場町に居た。彼らは幼い頃に両親をくちなわの親分と呼ばれる男に殺されており、その復讐を果たすため旅を続けていた。座頭市は町の賭場で遊び人の新吉 (ガダルカナル・タカ) と知り合い、稼いだ金で遊んでいる内に、おきぬやおせいとも知り合うことになる。彼らの身の上を聞いた座頭市は、銀蔵一家との戦いに身を投じる……。

 邦画全般に対して小生は「rhythm が悪い」と思うことが多いのだけれど、北野監督作品では特にその印象が強い。この人の映画はボッ立ちの人物を捉える場面が多くて、映画としての印象も動きより静止の image が残りやすい。この映画でもその傾向は少なからずあって、冒頭でのボッ立ちな子供を見た時点で既に悪い予感が……んがしかし、この映画はちと違ってました。
 座頭市は刀振り回して相手をばっさばっさと斬る斬る斬る! 爽快! 痛快! つええよ市さん! で、その強さの演出として北野映画的な間の取り方が上手く作用している。静と動の切り替えは、今までの北野暴力映画でもよく見られる展開ですが、銃スパンと撃ってまたボッ立ちな今までの作品とは違い、強さの顕示が持続するんですな。動の持続が、座頭市の強さの強烈さを解りやすく印象づけている。服部との一騎打ちの場面では、わざわざ服部の読み手まで見せてくれるし。何ともまぁ良心的な作品ではないですか。大体、金髪という発想が素晴らしい。普通じゃないんですよ金髪ですよサイヤ人ですよそりゃつええのも納得。
 お話の方も解りやすい勧善懲悪で、深みがないと言えなくもないですが、entertainment として割り切ればこれくらいが丁度良い。最後の祭りで大団円も過剰で結構。北野映画にしてこの軽みと洒脱さ。普通の人にも解る娯楽映画の手法を、この人も身に付けつつありますなぁ。こういう路線は歓迎しますよ。

 その一方、この映画の特徴の一つである音楽との collaborate は今一つな印象。"Dancer in the Dark" くらい徹底していればまた印象も変わってくるでしょうが、流石に時代劇で音と映像を噛み合わせるのは難しいか。しかし、これも軽みの演出として良い方向での味付けになっていたように思います。サムライチャンプルーは hip hop、座頭市は psychedelic trance。それもまたええじゃないか。

log modified: 2004/12/06 03:00:12 JST

2004.12.06 (Mon)

Van Morrison / ..It's Too Late To Stop Now...

 寒くなってきたので Van Morrison 聞きましょう。1974 年発表の live album。
 流石に声は若いしデカイしで、絶好調な雰囲気が伝わってきますな。でも今に通じるような老成した歌い方も既にこの頃から身に付いているようで、この人の soul 観が style の模倣ではなく魂の昇華に在ることを改めて感じさせられます。力作。

diary

 今週も忙しい予定。師走だから忙しくもなるか。

log modified: 2004/12/07 02:53:20 JST

2004.12.07 (Tue)

Susumu Yokota / Symbol

 Susumu Yokota の 2004 年作。今年 2 枚目ですか。
 前作 "Baroque" が Steve Reich ネタ大盤振る舞いの大伽藍な作品とすれば、こちらは Yokota 流の romanticism 全面開花な album と言えばいいのかね。剛より柔の roman 派 classic ネタを随所に散りばめつつ、skintone 産らしい ambient 風味の beat arrange で綺麗に仕立ててます。ネタがネタだけに melodic な展開で、minimal な house を量産していた頃の Yokota とは一味違う雰囲気ですが、単に classic 取り入れて遊んでみました、といった速攻賞味期限切れな安直さは微塵も感じられない堂々たる作りになっている。
 classic はその名の通り古典的な format で鳴らされることが多く、listener としてもそういう音として自然と納得ずくで聞いてしまうことが多い。しかし、Susumu Yokota は、そういった固定化した format の中からも外部に繋がる回路を見付け出し、自ら具現化してしまう人なのであった。Yokota の filter を通して生まれ落ちた曲は、classic という衣を相変わらず顕示しながらも、全体像は従来の form からかけ離れたものとして現れる。それは、もしも Debussy の生きていた時代に electronic な素材と minimalism の概念があれば、彼の作品はこういう形で昇華されていたかも知れない……と思わせるような架空音楽史の幻想へと我々を誘っていく。
 つまりこれからは架空戦記ものじゃなくて架空音楽史ものが流行るのであるよと Yokota 氏が思っているかどうかは不明だが、ここにある音楽がただただ美しいのは確かなのであります。

diary

 仕事行って帰ってきて寝るだけ。日が変わる前に帰宅したいです(泣)。

log modified: 2004/12/08 03:01:31 JST

2004.12.08 (Wed)

[comp] 呼ばれる度に count が上がる script

 つまりはこういうことがしたいわけだ。


$ sh count.sh
001
$ sh count.sh
002

 script の環境は終了する度に捨てられてしまうので、count 値を何処かで静的に保持する必要がある。で、bash なら環境変数があるのでそれ使えばすぐできるかのぅ、と。
 簡単に作ってみる。


#!/usr/bin/env bash
 
if [ "$TMP" == "" ]; then
  TMP=0
else
  TMP=$(($TMP+1))
fi
echo $TMP

 これを aaa.sh という名前で保存して Eterm から実行。


$ sh aaa.sh
0
$ sh aaa.sh
0

 値が増えてませんな。


$ set | grep TMP
$

 set で環境変数の一覧が見られるのだけれど、そこに変数 TMP が見えてない。script 終了時に捨てられてるということですか。
 んでは source で。


$ source aaa.sh
0
$ source aaa.sh
1
$ set | grep TMP
TMP=1

 まぁ上手く行ってるぽい。しかしだ。


$ echo `source aaa.sh`
2
$ echo `source aaa.sh`
2

 こうすると途端に上手くいかなくなる。むぅ、何故だ?

log modified: 2004/12/11 15:33:48 JST

2004.12.09 (Thu)

diary

 昨日で仕事の山一つ越えたと思っていたんですが、山越えのために他の仕事を保留しまくっていたので、結局その片付けでいろいろと。
 うにゃあ。疲れる。

log modified: 2004/12/12 02:01:35 JST

2004.12.10 (Fri)

diary

 仕事は程々で切り上げて、久々に vf4ft。うげ、全然勝てねぇ……。

log modified: 2004/12/12 02:14:46 JST

上旬 / 中旬 / 下旬