Noisy Days in December, 2007

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2007.12.01 (Sat)

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  • Riow Arai / Electric Emerald
  • Dartriix / Dartriix
  • DJ Genesis / The Definitive Collection
  • Otomo Yoshihide Invisible Songs / Sora
  • Dead or Alive 4 (for XBox360)
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 夜勤明けで寝ずに方々ちゃりんこで走り回る。動機の半分は時間調整、というのも悲しい話だ……。

log modified: 2007/12/01 23:45:30 JST

2007.12.02 (Sun)

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  • Underground Resistance / Electronic Warfare 2.0 The Other Side Of Bling
  • USSR TV & Radio Large Symphony Orchestra (conductor: Kirill Kondrashin), etc / Brahms: Symphonies, etc
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 仕事場同僚の結婚披露宴に出席。座って飯食う係。
 新郎も新婦も綺麗に着飾っていて、流石に一生の晴れ舞台でありました。

 DOA4 はぼちぼち進行中。story mode は一通り clear。しかし pad だとあまりやりこむ気がしませんな……。

[movie] Dear Frankie

 Shona Auerbach 監督作品、2004 年。
 難聴で言葉が喋れない子供 Frankie (Jack McElhone)、その母親 Lizzie (Emily Mortimer)、お婆さんの Nell (Mary Riggans) の三人は、海辺の町に引っ越して新しい生活を始める。Frankie は父親が船乗りと聞いていて、父に度々手紙を出しているが、その手紙は Lizzie が全て受け取って、返事も書いていた。Lizzie はかつて、Frankie の父 Davey (Cal Macaninch) の暴力に耐えかねて息子を連れて逃げだした過去を持っていた。しかしある日、Frankie は父の乗る船が海辺の町に寄港するとの話を聞き、football の試合に出る自分を父に見てもらおうとする。Frankie の手紙でそのことを知った Lizzie は、悩んだ末に友人 Marie (Sharon Small) のつてを頼って、名前も過去も無い男 (Gerard Butler) に一日だけの父親役を依頼する……。

 こういう話には弱いですよ小生。ええもうゲロ弱です最弱です。しかもやたらと作りが丁寧でたまらんです。
 Frankie の健気さ、Lizzie の強さと脆さ、名無しの男の Frankie や Lizzie への眼差し、といった要素が上手いこと絡み合って進んで行く映画であります。誰に感情移入して観ればいいのか解らん、というのは確かにありなのですが、それが焦点の散漫さを招かず、個々人の個性と心の揺れを表現しつつ綺麗に仕上げているのは見事と言う他ありませぬ。小生は映画後半、Frankie がさりげなく Lizzie と父親役の男をくっつけようと心配りするところに畜生このがきんちょめと思ったりしたのですが、その見せ方も無理がなくて良好。そんな Frankie の心馳せにまったく気づかぬ大人二人にもしっかりしろよと言いたくなりますが、彼らは彼らで家族思いな善人だったりするので一概に責められんのであります。
 印象的に refrain される theme 曲の存在もあって、個人的には今世紀の名画と呼べる一作でありました。未見の方は是非。

log modified: 2007/12/03 02:44:11 JST

2007.12.03 (Mon)

Aux88 / Aux88

 物置から Optic Nerve の album を発掘し、そういや Keith Tucker って何やっとんのかなと調べてみたらば、Aux88 の一員として元気にやっておるようなのです。
 detroit electro な音ですが Drexciya ほど doop ではなく、洗練された音作りであります。この微妙に突き抜けない佇まいに若干のもどかしさも感じたり。うーむ。

log modified: 2007/12/04 03:24:28 JST

2007.12.04 (Tue)

Mary Lou Williams / Black Christ of the Andes

 jazz pianist の Mary Lou Williams が中心となって、jazz と教会音楽とが融和した音楽を聴かせてくれる album であります。小生保有は邦盤 UCCU-3065。
 1962 年から 1963 年にかけての録音で、参加 member は chorus 隊や Grant Green (g) や Percy Heath (b) や Budd Johnson (ts) 等多数。とはいえ曲によって personel は変わってるので、みんなでいっせーのせっと爆音聴かせるような音楽ではなく、落ち着いた音になってます。
 a cappella な部分と jazz な部分とでの断絶はくっきり見えるものの、通して聴いてみると実は違和感なく収まっていたり。spiritual な演奏てのは異種な要素も一つの流れに収めてしまうってことか。tr.8 "Dirge Blues" や tr.9 "A Fungus Amungus" を聴いていると何故か Messiaen の piano 曲を思い出し、嗚呼そういえば Messiaen も宗教曲をたくさん書いたんだよなぁと感慨するのでありました。

log modified: 2007/12/05 03:20:16 JST

2007.12.05 (Wed)

DJ Genesis / The Definitive Collection

 Detroit の house な人、DJ Genesis の 1st album、2007 年発表。Submerge の SUBCD-3021-2。本人の手による DJ mix 仕様の全 19 曲であります。
 house も最近はあまり聴かなくなってしまいましたが別段聴かなくなったわけでもなく、新譜を聴いても新譜って感じがしなくなったので手が伸びないだけなのです。Lil' Louis のあれが 1992 年発表だから既に 15 年も経ってるのですが、その頃から今に至るまで house はやっぱり house で、革新的なほにゃららがほいほい出てくるでもなく、となると house も伝統芸能つーことで classic 並に旧譜を安くしてくれてもいいんじゃないのと言いたくもなりますが、生まれたときから使い捨てな音楽であるところの house は日々の泡沫の中で消費と生産を繰り返し延命していく運命にあるのでせう。
 さて DJ Genesis のこの album ですが、1st album とはいえ既に長い career を持つ人らしく、vocal tracks を随所に配した urban な音作りや、detroit な叙情と jazzy な躍動を感じさせる synth の響き、そして基本に忠実な四つ打ち等から、解ってらっしゃる人の house てな雰囲気が漂う良作になっております。強烈な印象こそ無いものの、house ってやっぱいいよねと遠い目にさせてくれる album であります。ううむ、年寄な review ですいません。

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 風呂入ろうとして電気着けたら豆電球が最後の閃光放って昇天してしまいました。お陰で、薄闇の中で湯浴びする羽目に。湯気が立つと怪しい雰囲気になって良い感じ、なわけないっす。電球買わなきゃ。
 あ、箱○用のばーちゃすてぃっくも買わなきゃ。って品切れですか。出遅れてしょぼんであります。

log modified: 2007/12/06 03:34:31 JST

2007.12.06 (Thu)

Riow Arai / Electric Emerald

 beat 職人 Riow Arai の 2007 年作。Libyus Music の LMCD-023。
 breakbeats の荒野をひた走り、気付いてみれば未踏の地で孤軍奮闘な様相を呈していた近年の Riow Arai でありますが、今回は breakbeats 色は薄めで、四つ打ちや down tempo ものを前面に押し出しての orthodox な techno album になっております。sampler を使わず synth 多用している点も新機軸か。とはいってもそこは Riow Arai、精神性なんぞ欠片も交えずひたすら理詰めの快楽主義 groove でばしばし決めてきます。やっぱこの人の音は面白いわ。

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  • Virtua Fighter 5 Live Arena (for Xbox360)
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 ということで vf5la 入手。されど stick 無いので当分は見るだけの人なのです。

log modified: 2007/12/07 03:46:10 JST

2007.12.07 (Fri)

栗本 薫 『豹頭王の試練 (グイン・サーガ 100)』

 早川文庫版で読了。
 またまたイシュトにとっ捕まったグインだが、記憶喪失中のグインの前にグラチやイェライシャが現れてはグインの今までの諸行を吹き込む。イシュトはグインがいつもと様子が違うことに気付きはじめ、こりゃやばと思ったグインは今度は一人でトンズラを決め込む、の巻。

 遂に 100 巻到達、ということで、グイン記憶喪失を良い事に今までのお浚い満載で総集編な趣き。って、ここんとこそんなんばっかやん。
 終盤には草原に帰ったはずの黒い明太子と対面。ルードの森くんだりまで何しに出てきたのかねぇ。

log modified: 2007/12/20 03:09:25 JST

2007.12.08 (Sat)

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  • Calm / Blue Planet
  • Eivind Aarset / Sonic Codex
[movie] Shaolin vs. Evil Dead

 Douglas Kung 監督作品、2004 年。邦題「少林キョンシー」。
 霊の成仏を生業とする白道士 (Liu Chia Hui) は、弟子の白日 (Jacky Woo) と白天 (Shi Xiao-Hu)、それにキョンシーらを連れて旅をしていた。ふと迷い込んだ飯屋で霊に襲われた白導士らは、黒道士 (Louis Fan Siu-Wong) とその弟子の黒月 (Shannon Yoh) の加勢で救われる。黒道士は白道士の兄弟子だったが、一門の後継者に白道士が選ばれたことが許せず、霊を浄化せず討ち滅ぼす悪の道に染まっていた。星の気が乱れ村の邪気が高まる中、二人の道士は相戦うが……。

 うーむ、またくだらない映画を観てしまったよ。ぴょーん系の wire action や CG 多用の娯楽映画でありますが、ぐだぐだな story 展開には倍速で観ていても眠くなるほどであります。所々で笑わせる努力をしているぽいのは如何にも香港映画なのですが、正直笑えない……。キョンシーもあまり出てくる意味ないし。
 しかしこういう映画でも続編が作られたようで。映画版毛根のようなノリだったんですかね。

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 ふと魔が差して置時計購入。
 今の main の目覚まし時計が analog 式で、止め忘れると 12 時間後にわんわん鳴きっぱなしになって近所迷惑間違いなしなのです。で、小生は目覚まし止めたっけ止めなかったっけと仕事場で煩悶することになったり。
 今回は digital 式の bell 鳴りなので上記の心配は無くなるという寸法。これで安心して眠れる……のだろうか。

log modified: 2007/12/09 04:26:17 JST

2007.12.09 (Sun)

[movie] The Boy Who Saw The Wind

 大森一樹総監督、篠原俊哉 animation 監督作品、2000 年。邦題「風を見た少年」。
 天才物理学者フリッツ博士の一人息子アモンは、未知の光 energy を操ることのできる能力者だったが、それ以外はごく普通の少年だった。ある日フリッツ博士は自宅を焼き、家族と共に亡命を企てる。博士は自分の発明が独裁国家ブラニックに悪用されることを恐れていたのだ。しかしブラニックの追手により亡命は失敗し、アモンだけが生き残った。博士の助手ルチアはブラニックに取り入り、アモンを利用して光 energy の開発を続行しようとする。アモンは飛行艇で護送されるが、その途中で鷹の声に導かれて宙に身を投げ出す。アモンは既に滅んだとされる風の民の末裔であり、風を読むことで宙を飛ぶことができるのであった。心臓の島に辿り着き、老いた熊ウルスの世話になったアモンは、やがてそこを離れて隣国ナバーンの海の民モニカと、その娘マリアと共に暮らすようになる。だが、そこにもブラニックの手が及ぼうとしていた……。

 パズーが飛行石の継承者だったらこういう展開になったかもね的な映画でありますが、それにしても全体的に面白みがないのはいただけんのぅ。アモンが善、ブラニックが悪と明白な切り分けがされているのはいいとしても、ブラニックの発想の幼稚さに呆れ、ルチアのいきなりの狂態にも呆れ、resistance にあっさり同調して蜂起する市民達にも呆れ、終いにゃアモンが霊体になってブラニックと対決するというお目出度い展開に小生言葉なしであります。
 手作り感のある作画は好評価としたいところですが 2000 年作品と聞いて吃驚。いやこりゃ 80 年代作品と言っても通じるのでは。声優陣はぐだぐだですが理由は面子を見れば解ります。寺嶋民哉の音楽は Czech Phil の演奏もあって壮大に鳴り響いておりますが作品の色を決めるほどのものではなし。ということで残念賞な一作でありました。

[news] Composer Stockhausen dies aged 79 [Guardian]

 現代電子音楽作曲家、Karlheinz Stockhausen が 12/05 に亡くなったとのこと。享年 79 歳。
 小生の中では John Cage、Iannis Xenakis と並んで、手出しできない現代電子音楽家という位置付けの人なのでありました。あまり聴いてなくてすいません。この人も Messiaen 門下生だったのですね。
 ご冥福をお祈りいたします。

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 さりげなく vf5la。pad でぼちぼち quest 進行中。あおいしょーとがなかなか出ませんが仕様でしょうか。

log modified: 2007/12/10 08:15:25 JST

2007.12.10 (Mon)

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  • XFPS 3.0 (keyboard & mouse adapter for Xbox360)
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 XFPS 3.0 がやっとこさ届きました。HORI の箱○用ばーちゃすてっくを入手できなかった小生ですが、XFPS があれば RAP (for PS2) を繋げてすてっく三昧できるのであります。うへーい。

 というわけで遅ればせながら vf5la おんらいんでぶーしました。初戦勝利で幸先よしと思ったのも束の間、下がる人や 2P の人が跋扈する初心者界隈は魔窟でありました。でもって小生的には PKG 同時押しが上手く効かないって点が大問題。受身も天地もできねぇとなると戦力半減ですよ小生は。練習すれば身につくようになるのかのぅ。
 adsl 1.5M の弱々回線ですが、らぐを感じることが殆どない快適環境であります。とはいえ 1 回だけぐだぐだな試合があったっけ。当然のように敗北。らぐを見越して先行入力してても聞いちゃくれねえ。ああいう試合は勘弁してほしい……。

log modified: 2007/12/11 13:30:18 JST

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