Noisy Days in October, 2003

- first 10 days of month -

top / latest diary
topics all / music / book / movie / comp

上旬 / 中旬 / 下旬

<< < 2003/10 > >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Ganerated by nDiary version 0.9.4

2003.10.01 (Wed)

James Ruskin / Into Submission

 London 在住の minimalist、James Ruskin の 2001 年作。Tresor からの 2 作目。
 相変わらずの暗黒 hard minimal 路線ですが、前作 "Point 2" の剛球一直線に比べれば多彩な音を披露してると思います。
 metalic な音でがっつんがっつん攻めまくることもあれば、Jeff Mills 系の無機質 synth がゆらりゆらりと漂う幽玄 minimal も展開してみせたり。きっと毎日鍛えてるんだろうな。何を、と訊いてはいけません。
 minimal なんてどれも同じよぉ、などと昔の小生なら言ってるところですが、反復の甘みを知ってしまった小生は後には引けません。暗かろうが怖かろうが反復音楽は奥深い。反復一筋な玄人の職人芸ともなればその味わいはまた格別である。ずんどこどこどこずんどこどこどこ。きゅいぃぃん。意外と tribal な雰囲気もありますが人間味がほとんど感じられないってのも凄みがあって。改めて聴き直してみても力作です。突き進む低音に酔うべし酔うべし。

diary

 今日の式神 II、玄乃丈で 5-2。晋さんを no bomb & no miss で越えるという奇跡に見舞われながらも、world order 戦に不慣れな身では限界が見えていた……。もう一頑張りかのぅ。

log modified: 2003/10/02 02:59:15 JST

2003.10.02 (Thu)

Dimension / First Dimension

 「最遊記 reload」をへろへろ見ましたが、音楽担当が「Project ARMS」の池田大介と、Dimension でしたよ。へええ。Dimension が anime の劇伴ですよ。ほええ。
 というわけで Dimension の 1st full album を久々に聴き直してみませう。1993 年発表。
 ふむ。まぁ普通の japanese fusion ですな。hard edge で荒削りな音作りは流石に Dimension な感じですが、orthodox な楽曲構成の曲が多いので、比較的聴きやすいです。打ち込みもなくて band ensemble で聴かせてるし。
 しっかし、勝田一樹 (sax)、増崎孝司 (g)、小野塚晃 (key) という、何れも主役になりうる三人による協奏は、この 1st でも強力な磁場を形成してます。ad lib の応酬でひたすら上り詰めるような曲では特にそれが顕著。その一方で、mid tempo のゆるゆるな曲だとただのフンイキ fusion に聞こえてしまう。tr.6 "Night Voices" みたいな曲は Dimension には期待してません。tr.7 "Ocean Express" みたいな pop で light な fusion は Casiopea の copy band みたいで、やはり Dimension に求める音ではない。でもまぁ、こういう曲も演奏できるから anime の音楽とかやれちゃうかも、と思われたりするんでしょうね。個人的には前半の曲がいい感じ。tr.3 "Throw Back" とかはやたらと格好良いし。しかし全体的にはまだ突き抜けてないですね。

diary

 ううむ、もう 10 月か。そろそろ勉強しないとな。

log modified: 2003/10/03 03:35:07 JST

2003.10.03 (Fri)

[anime] Gad Guard

 10 月で番組再編、ってことで終わった anime 評でも書きますか。とはいえ、Gad Guard は TV 放送分だけじゃ終わったような気がしないんすけど。21 話から 26 話の追加 episode はアニマックスとフジテレビ 721 で放送するそうです。生憎とどちらも未加入だし、そこまでして見たいとも思わないなぁ。
 Unit blue という街で、謎の物質 Gad に触れてしまったことで鉄鋼人と呼ばれる大きな robot を手に入れてしまった少年少女の物語。ある者は自らの正義を貫くために鉄鋼人を使い、ある者は裏社会を支配するために鉄鋼人を使う。主人公の真田ハジキもまた、鉄鋼人ライトニングを手に入れたことによって様々な闘いに巻き込まれる。
 とまぁ、robot anime らしい作りにはなってるわけですが、基本的にはハジキたち鉄鋼人使いの日常を淡々と描いている感じ。ほぼ一話完結、ええ話の取り合わせ。見終わってみると食い足りない、と。特に終盤はハジキ逃避行〜パパ探索行、ってことで話が大きく動いてる様子なので、いいところで逃げられた、って感じが強い。そんなこんなで、終わってみると印象が薄いなぁ。
 音楽担当は田中公平と澤口和彦。OP と ED は PE'Z の曲ってことも影響してか、jazzy で軽快な曲調が多い。流石にこういう下町人間模様な作品だと、オケ鳴らすよりも流しの pet 吹きの方が似合いそうです。

log modified: 2003/10/07 01:41:24 JST

2003.10.04 (Sat)

get
  • Sega / Cyber Troopers Virtual-On Marz Official Sound Data
  • G.rev / Border Down Sound Tracks
log modified: 2003/10/05 02:17:34 JST

2003.10.05 (Sun)

get
  • Helmet / Aftertaste
  • David Grubbs / Rickets & Scurvy
  • Modaji / Pre-Sets
  • Alex Gopher / You My Baby & I
[movie] The Beach

 Danny Boyle 監督作品、2000 年。
 日々の都市生活に飽き飽きした Richard (Leonardo DiCaprio) が、刺激を求めて Thailand の Bangkok にやってくる。泊まった hotel で Richard は、隣部屋のハッパ中毒者 Daffy (Robert Carlyle) から秘密の島 "The Beach" の話を聞かされる。その島はハッパが生い茂る地上の楽園だという。翌日、自室の扉に島への地図が張り付けられているのを知った Richard は、詳しい話を訊こうと Daffy の部屋を訪れるが、彼は手首を切って自殺していた。Richard は french の cupple、Etienne (Guillaume Canet) と Francoise (Virginie Ledoyen) に "The Beach" 行きを提案し、三人でその島を目指す。その途中で、Richard は偶々知り合った若者に島の地図の copy を渡す。それは島で何かあった時のための保険となるはずだった。いろいろ苦心しつつも三人は "The Beach" に到着。確かにそこは一面ハッパ天国だったが、それを管理しているのは武装した現地住民だった。何とかそこを逃げ出した三人は、島の別のところで、西洋人の若者たちが自給自足で暮らす共同体を見つける。その一員として認められた三人は、都市では味わえない充実した毎日を送ることとなるが、しかし様々な事件によって、その楽園の暗い部分に気付いていく……。
 共同体の leader 格の Sal (Tilda Swinton)、怖いっす。イモ虫を生きたまま喰って、島にやって来た西洋人を現地住民に殺させようと企む Richard もかなりキてましたが、楽園維持のために衆人環視の中で Richard を公開処刑しようとする Sal の目も狂信者のそれに近いもんがあります。この共同体、重傷人が出ても「本土の病院に送ると楽園の存在がバレるから駄目だ」とか言って、重傷人を人目の衝かないところに捨てて忘れ去ってしまったりするし。これ、人里離れた孤島の共同体ってことで特別視されそうな感じもするけれど、共同体や組織ってのは多かれ少なかれこういう側面を持ってるもんだと思います。組織を自立させてる rule が異なっているだけ。姥捨て山とか村八分とか虐めとか隔離部屋とか。"The Beach" も、そういった非情で合理的な共同体の caricature として描かれている。その意味では、前半で楽園の陽の部分を強調し、後半で Richard が楽園の秘密を守るための処刑執行人となり、終盤で共同体の崩壊を描くという作りはかなり真っ当で straight。とはいえ、その試みが映画的な catharsis に上手く転用されてるかと言われるとそうでもないような。現代人の求める理想郷が、綺麗な浜辺で beach volley ってのは薄すぎる。まぁ、その薄さってのが現代だと言われればそれまでではあるが、逆にその薄さが現代で理想郷を求めるって話の reality を損ねているようにも思える。Danny Boyle 監督の思惑は解るけれど、"Trainspotting" の方が切実な映画だったなぁと思う次第。
 孤島の理想郷に来てまで一人 Gameboy に興じてた DiCaprio に、座布団一枚献上。

diary

 今日の式神 II、玄乃丈で 4-2、小夜で 5-1。小夜だと 4-1 boss の第三段階での安全地帯に入りやすいなぁ。相変わらず稼ぎ方はさっぱり解りませんが。

log modified: 2003/10/06 03:06:40 JST

2003.10.06 (Mon)

Dolce Triade / Last Exile O.S.T.2

 華麗なるヒコーキ野郎たちの為の音楽集、再び。
 基本的な路線は第一集と変わらず。歌ものを幾つか挟み込みながら、室内楽的な小曲から勇壮な orchestra まで、幅広くも統一感のある楽曲でまとめてます。第一集よりは緩やかで柔らかい曲が多いかな。良くも悪くも classical な曲が多いので、その系統の曲を受け付けない人には辛いかも。小生にはあまり抵抗がないんですけどね。
 "Last Exile" の世界観ってのも、vanship や飛行戦艦で空を駆け巡りつつ、生活様式は近代 europe を model にしてるみたいな、古くて新しい独特のものがあったので、その音楽としては無難な路線ではないかと。

[anime] Last Exile

 そんなこんなで一通り見終わったので感想でも。
 若い vanship pilot で運び屋の仕事を生業とする Claus と、彼の navigator を務める Lavi の二人が、あるとき一人の少女を荷物として空中戦艦 Silvarna に送り届けることで、国家間の争いに巻き込まれるというお話。
 CG 多用した空中戦は迫力あるし、CG 多用した grandstream の壮絶さも伝わってくるし、CG 多用した終盤の exile 起動も見事な見せ方で、空中戦艦の爆散があからさまに pattern 化してるように見えることを除けば、この辺の演出は良い感じでした。音楽の貢献度も極めて高くて、見てるだけで盛り上がるって感じです。
 そういった見せ方の high quality さに比べると、肝心のお話の方はどうにも線の細さが気になってしまうなぁ。Claus と Lavi の成長物語としても、国家間の戦争物語としても中途半端な印象。というか、実は Claus と Lavi は殆ど成長してなくて、彼らと出会うことによって Sophia や Deeo や Tatiana や Moran といった脇役たちが自分の生き方を見直し前へ進もうとしていく、ってお話なのかも。Claus は主役のはずなのに、大事なところで乗り遅れてしまい、結局は傍観者として生きる他はない男なのだった。嗚呼。まぁいいじゃないですか。最後は父ちゃんにも会えたしさ。
 というわけで、主役は Claus ではなくて Deeo 様でした、というオチでよろしいかな諸君。

diary

 今日の式神 II、玄乃丈で 4-1。4-1 boss で 3 miss ってのは重症です。うーむ。

log modified: 2003/10/07 03:10:19 JST

2003.10.07 (Tue)

Bud Powell / Jazz Giant

 秋だからか、やたらと眠い今日この頃。寝不足で疲れているときにはゆったりした album でも……と思いつつ選んだのがこれ。はい、目が冴えます冴えまくりです。
 Bud Powell 絶頂期の album、らしい。1949 年の録音は Ray Brown (b)、Max Roach (ds) との trio。1950 年の録音は Curly Russel (b)、Max Roach (ds) との trio。
 まぁとにかく tr.1 "Tempus Fugue-it" 聴いてください。ちょー高速で弾きまくってます。1949 年録音ですよこれが。piano で punk。豪快な Powell 節がどかんどかんと炸裂して、息してるのかどうか心配になるほどの熱演ぶりです。tr.10 "Sweet Georgia Brown" も凄いよなぁ。止まらない止められない化学反応の軌跡。
 しかし slow tempo な曲での味わい深い touch もまた印象的で。tr.12 "April in Paris" の、鋭さと柔らかさの同居する音世界とかは、Bud Powell ならではの危うい叙情性に満ちている。
 まぁこういう天才肌の演奏家なので、ひたすら自分の世界に埋没しまくってるわけですが、それをしっかり支える Max Roach の drums もまた見事。この人の堅めな叩き方は結構好きです。Brown & Roach、また聴き直そうかな。

diary

 いやはや眠い。ひたすら眠い。とはいえ仕事は減らないし。嗚呼。

log modified: 2003/10/08 02:15:24 JST

2003.10.08 (Wed)

Moodymann / Silence in the Secret Garden

 Peacefrog 発、Moodymann の 4th album。2003 年発表。
 Moodymann の album はこれ一枚しか持ってないので過去に比べてどうこうって聴き方はできないのだけど、思っていたよりも聴きやすい deep house って印象です。音数少な目ですが、じわりじわりと効いてきます。minimal な構成なのに黒くて funky。こういうのは付け焼き刃では出来ない音でしょう。日々の生活の中からぽつぽつと滴り落ちる濃い口の感性を、盥一杯になるまで溜め込んで、じっくりゆっくり熟成させて極上の部分だけをすくい取ったような。一つ一つの響きの中から、その音に至るための時間や苦労みたいなものが滲み出てくる感じ。
 house は搾取から生まれた音楽だけれど、そこに歴史や日常を生々しく埋め込んだこの album は、既に original なものとして成立してしまっている。四つ打ちに宿る soul。title track "Silence in the Secret Garden" の耽美な jazzy taste は、ひたすら太くてエロくて俗っぽくて、でも美しく崇高な響きをもたらしてもくれる。全くもって detroit house。深い。

diary

 今日も眠かった……。こう眠いと、何もする気が起きなくなるなぁ。

[news] さんぺー 「HiroソロCD」&「光吉ソロCD」への道 第五回:曲紹介「Conquista Ciela」編

 ちゃろん歌もの。初めて聴きましたが……うぅむ、合ってるのかずれてるのか。

log modified: 2003/10/09 03:03:17 JST

2003.10.09 (Thu)

Alton Miller / Stories from Bohemia

 昨日に引き続き detroit house もので。Peacefrog から放たれた Alton Miller の 2nd。2003 年発表作。
 Alton Miller の track は良くも悪くも洗練されてるというか黒すぎないというか、とにかくさらりと聴けます。勿論 detroit house らしい薄暗がりの風景が個々の track に反映されてるのは確かなのですが、だからといって Theo Parrish や Moodymann の track みたいに強烈な磁場を形成したりはしてません。なので、一聴したところではあまり印象に残らない。しかし、だからといって物足りないとか未完成とかいうわけでもなくて、疲れてるときの listening music として聴くとものすごーく気持ちよかったりします。特に今作では vocal track が多くて、全体的に耳に優しい良心的な作りになってます。
 黄昏時の音楽。秋だなぁ。

神林 長平 『永久帰還装置』
「現実とは、人が時間を閉じ込める場のことだ。変えられたくない、閉じた時間のことだ」
「パーンは、あなたは一種の伝道師のようなものだ、と言った。その意味がわかった。あなたは自分のそうした世界観を、わたしになんとか伝えたいと思っているようだ、ということ。あなたにとっての現実は、フヒト・ミュグラは敵だということでしょう。それを変えたくない、変わるはずがない、とあなたは思っている。ならば、あなたは閉じた世界に閉じ込められていると、自分で認めているわけね」
「わたしはいま、人間という存在形式をとっている。人間に与えられた能力に従って、現実を見て、思考している。そうした現実に閉じ込められている、というのはたしかだ。人間の能力には限りがある。すべての真相を捉えることはできない。だが、わたしは、わたしの本質は人間という形を越えて存在している、ということを自分で知っている。リンガフランカーがそれを可能にしているんだ」
「そんなもの、リンガフランカーなんてものは実はないのかもしれない、とはあなたは疑わないわけでしょう。それが、あなたにとって変わって欲しくない現実だろうと、わたしは言っているのよ。……」(page 268)

 読了。例によってひたすら現実を疑い認識を疑う神林な世界です。
 火星に現れた千年前の男、小鴨蓮角。彼は自らを永久追跡刑事だと称し、世界を勝手に創造して逃亡する犯罪者のフヒト・ミュグラを追ってきたという。また、この世界もフヒト・ミュグラによって作られた疑似世界に過ぎないとも。蓮角の調査にあたった火星の戦略情報局員ケイ・ミンは、蓮角と接触したことで現実の位相を変えられてしまう。蓮角はケイ・ミンを味方に引き入れてフヒト追跡を行おうとしたのだ。ケイ・ミンと共に施設を脱走した蓮角は、彼女に自分の使命を理解して貰おうと努力しつつ、フヒト逮捕のために奔走する……。
 前半は神林流のくどくどした現実・非現実論争が延々と続きます。局長からの命令は偽物だとか、蓮角の調査チームは精神汚染されたと思われてるとか。しかし中盤になって蓮角とケイ・ミンの仲が急接近。罪の償いは愛に昇華され、ケイ・ミンは最愛の猫サヴァニンと再会するために世界を改変し、そのために自立型 AI のマグザットに命を狙われたり戦艦が空から落ちてきたり大統領と撃ち合いしたりで大わらわ。なので、中盤から終盤は hard-boiled touch な展開になります。蓮角が永久追跡刑事だという事実にはすんなり納得できてない局員の面々も、堅物で通ってるケイ・ミンと蓮角がいちゃついておるという現実には直ぐ適応できてるんだよな。愛は世界を変える、ということか。
 フヒト・ミュグラは時折思わせぶりな monologue で悪役ぶりを披露してるんですが、実際のところ大統領の椅子でふんぞり返ってただけに思えるなぁ。彼の計画ってのは「蓮角とケイをらぶらぶにさせて、蓮角自身を世界改変者ではなくただの人間と思い込ませることにより、その人間の蓮角を抹殺することで高次存在としての蓮角をも消滅させようとした」ってことだと思うのだけれど、その割にはフヒトさん何もしてませんねぇ。メラ局長をも代償の身体として利用しようとしたって idea も、自らの手駒の一つだったはずのキベーレ姉ちゃんに見抜かれる有り様で、控えめに見てもフヒトの計画って杜撰すぎ。フヒト自身、人間という檻に捕らわれたことで世界改変者としての想像力を失ったと考えるべきかも。ま、悪役としては二流ですな。
 神林長平の作品としては悪くないんですが、決め手に欠けてるというか寸止めというか、世界認識がぐわぁっと変容するアノ感覚は抑えめのように思えました。

diary

 仕事してても眠いのは相変わらず。定時後くらいにようやく調子が戻ってきて……と、そんなんでいいのか俺。

[news] シュワちゃん当選後初会見…俳優業を休止

 California 州知事になった Schwarzenegger 氏、知事任期中は俳優業を休止するそうな。この知らせにムネムネ氏が激怒。

ムネムネ氏「"Commando 2" はどうするんだよシュワ!」
はみぃ「……って、"Commando 2" なんてあるんですか?」
ムネ「全世界待望だろう」
はみ「待ってません」
ムネ「"Commando" に出てた小娘は、こないだ何かで話題になったぞ」
はみ「その時も『あの "Commando" の……』って紹介されてたんですか?」
ムネ「されてた」
はみ「代表作に目されるような作品だったろうか……」
ムネ「ぷれでたもたみねたも続編は間に合ってるんだよ。ところで "Total Recall" の続編ってなかったっけ?」
はみ「それは何の冗談ですか?」
ムネ「こんなんはあるぞ」
はみ「……知らなかった……」
ムネ「終わったなシュワ。任期が 2007 年までってことで、復帰する頃にはシワちゃんになってるぞ」
はみ「その頃にたみねた続編なんてやれないだろうな」
ムネ「たみねたは "5" まで確定」
はみ「うそっ」
ムネ「"4" はたみねたの友人をぶち殺した旧ソ蓮の人間機械に revenge する話で、"5" は引退したたみねたが息子を二世として教育する話だ」
はみ「どっかで聞いたような話だがあえて突っ込みません」
ムネ「心配するな。未来は変えられる」
はみ「続編なら "Conan" きぼん」
ムネ「シワちゃんの肉体美なんぞ気味が悪いぞ」
はみ「そこは肉襦袢で何とか」
ムネ「シワ映画の極北は "Last Action Hero" だな。世評はどうあれオレチャートでは上位なのだよ。アメコミへの批評精神に溢れた傑作と断定する」
はみ「単に脚本家が投げ遣りになっただけと思いますよ」
ムネ「"LAH" を除けば、90 年代以降のシュワ映画はどれもこれも印象が薄いわい」
はみ「"End of Days"、"The 6th Day"、"True Lies"、"Eraser" ……」
ムネ「あの辺の映画は、全部一度バラしてから remix して再構成しても 1 本映画できちゃうに違いない」
はみ「否定する理由は全くないな」

 はみぃチャートでは "Predator" が不動の一位です。

log modified: 2003/10/10 03:15:48 JST

2003.10.10 (Fri)

diary

 今日も仕事仕事……。

log modified: 2003/10/12 03:07:06 JST

上旬 / 中旬 / 下旬