Noisy Days in May, 2002

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2002.05.01 (Wed)

Steve Reich / Different Trains & Electric Counterpoint

 生粋の minimalist といえばこの人でしょー。"Different Trains" は minimal なのに story 性があるという、Reich らしい構造主義的な作品。小生はあまり好きではないです(笑)。やっぱり minimal な感覚からはずれてしまうからなぁ。まぁ、そこが Reich なんだけど。
 しかし "Electric Counterpoint" は名曲です。Pat Metheny の guitar は緩やかな弧を描きつつ、minimal なフレーズを繰り出していく。いいですねー。

diary

 downer 周期に入っている。いや別に minimal 週間だからというわけではないが。
 なんだか苛々し通しなわけよ。特に意味もなく。こういう心持ちってよくないね。

 水無月から電話。忙しそうだな。

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

2002.05.02 (Thu)

Fumiya Tanaka / Singles (1995 - 1999)

 日本が誇る minimalist と言っても決して過言ではない(ハズ)、Fumiya Tanaka の single collection。Jeff Mills が inteligence を感じさせる minimal techno を聴かせるならば、Fumiya はもっと beat が鋭く直情的だ。それを狙ってやってるのか本能の赴くままなんか計りがたいところが Fumiya の得体の知れなさで、故に何度も聴いてしまうという。まったく、困った人です(笑)。
 Techno には反復という特徴があって、それはそのまま minimal へと繋がってしまうのだから、所謂 techno な音はすべからく minimalism の影響から逃れることは出来ないという話にもなっていく。そこから hard core な方向に行ってしまうと minimal techno になるとゆー安直な考え方もできるけれど、それを自分の style として取り込むというのはそれなりに覚悟の必要なことでもあろう。一歩間違えば単調なだけの非音楽となりかねないんだし。Fumiya はしかし其処に踏みとどまる。その強さ、逞しさよ。
 響き続ける beat の向こうに見える風景から目を逸らさないこと。
 聴け、聴き続けろ。

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 しごとしごと。

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

2002.05.03 (Fri)

get
  • Woodman / East to East
  • Ichiko Hashimoto / Rahxephon O.S.T. 1
  • Heiko Laux / Ornaments
  • Alpha System / 式神の宴 (式神の城 soundtrack)
diary

 友人と飲みに行って、そのまま泊まり。

log modified: 2002/05/06 15:00:52 JST

2002.05.04 (Sat)

diary

 友人宅で土曜朝のテレ東アニメを見る。小生には付いてゆけぬわい。
 その後、秋葉原で「ASO」だの「Gun Smoke」だの「Plus Alpha」だの、一昔前(てゆか二昔前?)の game をやってみたり。

log modified: 2002/05/06 03:00:22 JST

2002.05.05 (Sun)

[comp] Kondara 2.1 (Asumi)

 環境移行しました。
 が、いろいろと艱難辛苦。

[comp] jed for Asumi

 いやまぁ、いろいろと辛い点があるわけで。なにより辛いのは jed の画面幅折り返しが無効になってたこと。それだと日記書くのも一苦労なわけで。とほほ。泣けてくる。まぁ、jed は元々その手の折り返しは support してなくて、Kondara は日本語 patch 当てて対処してたみたいだからなぁ。jed 自体は version 0.99.13 使ってるのに、Mary 版 14k から Asumi 版 20k に upgrade してみれば日本語 patch が落ちているとゆーのは、端から見ると downgrade してるように思える。security 絡みかな。よく解りません。
 ちなみに 2.0 用の 14k を入れると、ちゃんと画面幅折り返しが利きます。とゆーわけで、小生はさくっと 14k を入れ直してます。

[comp] grub for Asumi

 んで grub。grub も、menu.lst の編集で


root (hd0,6)
kernel /vmlinuz-2.4.18-10k root=/dev/hda10

 とか書くだけじゃ駄目なんですわ。"Kernel Panic" とか言われて。おっかしーなぁ、boot は ext2、root は reiserfs という布陣は Mary と同じなのに、grub の書き方を同じようにしてみれば駄目だと言われるなんて。しかしこれは解決方法が FAQ に乗ってました。


root (hd0,6)
kernel /vmlinuz-2.4.18-10k root=/dev/hda10
initrd /initrd-2.4.18-10k.img

 と、一行付け足すだけ。なーんだ解ってみると簡単じゃん、って解るまでは悩みまくりだったんですが。

[comp] rp3 for Asumi

 そして rp3 での接続が上手くいかないぞぉ。"/etc/wvdial.conf" の設定は Mary の時と同様にしてあるにも関わらず繋がらない。modem は認識してるし AT も打ってるので鯖の問題かとも思えるが、今のところ謎。
 ちなみに kppp は使えるので、Gnomer な小生もここは妥協して kppp してます。とほー。

diary

 とゆーわけで一日、Asumi とお付き合いでした。あー肩こった。

log modified: 2002/05/06 03:23:52 JST

2002.05.06 (Mon)

Heiko Laux / Ornaments

 先週は「minimal 週間」って言ってた割にはそんなに紹介できなかったな。気を取り直して番外編、Heiko Laux です。
 といっても知らないですこの人。ドイツの人で minimal らしい、ってくらいで。あと jacket が minimal っぽいです(ってどーゆー意味だ)。
 音の方は四つ打ち基調の hard 路線。しかし、またーりと響き渡るシンセ音が何気なく上品な感じ。べたべたした soul を感じさせないところが german な点ですかね。あまり怖くないので、部屋でのんびりしながら聴けます。

diary

 ogg vorbis 1.0rc3 を放り込む。それと grip 3.0 も。
 どうも、この辺の音関係は kondara 的に更新が遅いような。まぁ grip は、日本語 patch 当てたくないのと v3.0 が最近出たこともあるのでやむを得ないと思えるけれど、ov は早く鯖上げしてほしいな。自分でやれば済むことではあるけれど。

[comp] AKB-109JQ

 先日見かけて、思わず購入です。メカニカル・キーボードとゆーものですな。
 やわやわな keyboard でも問題ないといえば問題ないわけだけれど、打鍵している感触はあった方がいいわけで。小生も Endeavour 買ってから、ずっと付属の keyboard 使っていたので、いつの間にか keyboard 叩く喜びを失ってしまっていた様子。でもやっぱ、stroke 重くて音の出るものの方が打ってて気持ちいいわ。
 まぁそれはいいとして(笑)、この Keyboard って省スペースタイプなので、今までフツーの keyboard に慣れていた身としては手癖を直さなければならぬところがある。自覚しているところでは、

  • 全候補変換キー (Henkan_Mode) が小さいので打ちにくい。カタカナ/ひらがなキーとよく打ち間違う。
  • スペースキー (Space) が左寄りなので、ATOK で変換するときに右手親指でスペースしばいていた癖を直す必要がある。
  • エスケープキー (Escape) は左薬指で打つことになりそう。

 てなところだろうか。まぁ、今のように日記書く上ではそれほど傷害にはならぬ。まぁ、心ゆくまで使ってみることにしよう。

 ちなみに、linux (kondara) での動作は全く問題なしです。つーても小生は Xkb ではなくて、Xmodmap で直接指定して使っているから、素で使っている人とは違うかも知れないけど。

篠田 真由美 『未明の家』

 読了。「建築探偵・桜井京介の事件簿」という副題が付いているので、series ものです。ちなみに第一作目。つか小生も篠田真由美氏の作品は初めてです。
 謎解きそのものは凝った作りではないし、話の運びかたもあまり殺人の謎にこだわっている様には見えない。むしろ未明の家……黎明荘の生い立ちと、その館に閉じこもって一生を終えた遊馬歴を巡って話が展開される。ので、さらっと読んだ感触はミステリっていうよりも大衆文学ぽいなぁ。
 会話を読むとなんだか若い書き手さんなんだなぁと思ってしまったり。

log modified: 2002/05/12 22:52:05 JST

2002.05.07 (Tue)

Ichiko Hashimoto / Rahxephon O.S.T. 1

 橋本一子による、Rahxephon の Original Sound Track です。
 anime 見ているときも「すげーすげー」言いながら聴いているのだけれど、こうして CD で聴くとその多才さに改めて驚きがこみ上げる。Jazz と pops と fusion と現代音楽と orchastra と ambient が、それぞれの特徴を滲ませながら響いている。個々の曲は安易な categorize を許すような類型に収まっているのに、一続きの album として聴くと、それらが連なり連なって一つの物語に収まっているような。
 もちろん anime を見ているが故に、映像と音楽とが分かち難く結びついているのはある程度は仕方ないことだ。けれど、音だけを体験してもその映像喚起力は相当のもの。雰囲気を呼び出すのではなく、風景を強制するような、はっきりした輪郭を描き出す音。
 声高に主張しているわけでもないのに、音は音それ自体として景色を生む。それが、「世界は音に満ちて」という意味なのだろうか。

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 GW も終わって、今日からまた仕事三昧の日々が始まったのであーる。だがだが相変わらず気分が乗らない。
 やらにゃーならん仕事があるのが解っているのに、ろくに動けてないから……なんだろうなぁ。こういう気分のときは徒に滅入るばかりで、注意力も散漫になってしまう。
 済まない o 氏。小生も自制が利かなくなることはあるんだよ。

log modified: 2002/05/08 01:54:57 JST

2002.05.08 (Wed)

Ryuichi Sakamoto / B-2 Unit

 ネオアコ好きな職場の同僚から借りた一枚。ちなみにもう一枚は "The Pop Group / For How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder?" 。どこがネオアコやねん(笑)。
 同僚曰く、「アヴァンな頃の坂本龍一」との評。アヴァンてゆーか Cluster や Neu! の香りが。ズンドコな Hammer Beat、ふわりんふわりんした上もの、なんだか German Rock おたくによる正統派 electro の趣。小生は YMO って真面目に(作品単位で、の意味)聴いたことないんだけれど、やっぱこういう electro なのかねー。
 こういう album 聴いていると、無性に "Zero Set" 聴きたくなってくるな。

diary

 仕事が仕事が。

log modified: 2002/05/09 01:20:33 JST

2002.05.09 (Thu)

Game Arts / Silpheed Official Game Music Sound

 これを My Anthem と言わずして何と言おう(笑)、メガドラ版 Silpheed のサントラ。はっきり言って Game はやったことありません(大笑)。イ太さん宅で動いている Game は見たことあるかな。音楽制作者自らが「今の Game Hard で音に満足できるものはない」と断言するだけあって、かなりヨレヨレな音だった記憶がある。
 だがだがしかし、である。O.S.T. として編集されたこの CD を聴いて燃えない奴はいないでしょう。異常なまでに High Voltage な tension にただただ高揚する他はない。11993 年作なのに凄まじい Break Beats の嵐。それでいて強烈な Horn Section が前に前に迫り出してくる曲もあったりして、大味なくせに芸が細かい。個々の Melody parts は妙に pop なのに、先読みを許さぬ急展開が大波のように押し寄せる。もう何と形容していいものやら。Synphonic Hard Progre Punk & Techno とでも言うべきか(笑)。とにかく疾走、疾走、疾走なのである。そして Drama があり、Story があるわけよ。ああもう、何言ってんだか(爆)。
 こういう突然変異な傑作があったりするから、Game Music はやめられんのだわさ。"F/A"、"G Darius" と並び、Game における Beat Music を語る上ではハズせない一枚と断言します。聴いて涙するべし!
 ところで PS2 版ってどうよ(てゆーか買えよ俺)。

log modified: 2002/05/09 23:24:32 JST

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