Noisy Days in June, 2001

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2001.06.01 (Fri)

diary

 仕事行って帰宅して「ノワール」見た。
 う、眠い。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.06.02 (Sat)

Rei Harakami / Red Curb

 疲れてるからこういう曲を耳にしたがるのかな。

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  • "Seven" spechal box (DVD)
  • Rubyを256倍使う会『Rubyを256+倍使うための本 場外乱闘編』
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 昼寝してもうた。

 「Z.O.E」「逮捕」「ゾイド」見た。それから「セヴン」DVD版見るためにPS2をセット、んで見た。テレビ版だと適当に編集されてしまうので、フルセットで見ると今まで見たことのないシーンとか出てきて楽しめる。でもやっぱり陰惨な話だな。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.06.03 (Sun)

Masada / Zayin

 ジョン・ゾーンのマサダ、七巻目。オーネット・コールマンの影響を強く感じさせるが、軸足はあくまでジャズ。七巻目というのにテンション高いまま、されどスローテンポの曲で聴ける粘ついた響きがまた良いんですわ。

船戸与一『新宿・夏の死』

 読了。直木賞受賞後の第一作は、日本は新宿が舞台の連作集。船戸の日本ものというと外れの代名詞みたいなもので、過去の『海燕』や『龍神町』で辛い思いをしたのは小生だけではあるまい(*1)。だが安心せよ、この作品は良作なり。

 船戸の作品には現在の社会情勢が色濃く反映している。『新宿』でもそれは同様で、リストラ、消費者金融、国粋主義者、ホームレス、等々、今を感じさせる要素が個々の作品に取り込まれている。だが、船戸によって調理されるそれらの供物は、否応なしに死の匂いを発している。「夏の黄昏」の老人、「夏の流れ」の金融業者、「夏の星屑」の興信所員などは、既に物語の冒頭から闇を覗き込んでしまっている。彼らは物語が始まる前に、その人生を捻れさせてしまっている。その後の物語は約束されたレクイエムであり、主人公達のの思惑など関係なく悲劇への階段を転げ落ちていく。その過程を描く船戸の手腕が見事である。『カルナヴァル戦記』などの初期短編に見える力任せな展開とはまた別の、枯れた筆致で丹念に登場人物の心を描く術に作家としての円熟を見る。

 上述の作品ほどではないにせよ、「夏の渦」のおかまは友人の死を弔うことでおかまであり続けることの限界を知り、「夏の残光」の極右青年は属する組織から捨てられ、「夏の夜雨」のホームレスは保身目的で真実を隠したために最終的には罰せられ、「夏の曙」の板前は誇り高い者達の無力さにただ涙する。これらもまた死の匂いを漂わせているが、むしろ敗者の物語と言うべきだろう。もちろん敗者や虐げられた者の物語というのも船戸のモチーフではあるのだが、従来のそのような物語から漂っていた爽やかさが徹底的に排除されているため、より一層陰惨な印象を残す。

 棋士としての道を絶たれた青年が主人公の「夏の雷鳴」は、話自体は暗い船戸調だが、純情なレスラーの神津に感化される青年が最終的に闇を暴こうとする点で唯一救いがある。『虹の谷の五月』の読者へのサービスかな。

 通して読んでみて、女性のキャラクターが冴えていることに気が付いてちょっと驚いた。今までの船戸作品だと女性は性欲の対象(失礼)とかステレオタイプな大和撫子とか男勝りなねーちゃんとかで、控えめに言ってもバリエーション豊かではなかったと思うので。「夏の雷鳴」の幸江みたいなキャラは今までいなかったのではなかろうか、脇役だけど。『夏の曙』のチベット人活動家も純情だが芯が強いしねぇ。……と書いてからしばらく考えていたが、『黄色い蜃気楼』のスチュワーデスとか『伝説なき地』の正反対の二人とか『龍神町』のロリロリ(笑)とか、物語上重要な女性は丹念に書いてるような気がしてきた。むぅ、これは失礼。

 というわけで、読んでない人は読みましょう(笑)。

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  • リーナス・トーバルズ & デイビッド・ダイヤモンド『それがぼくには楽しかったから』
diary

 朝起きて『アームズ』見て部屋片づけして「エンジェリックレイヤー」見て日記書く。

*1: まぁ『蝦夷地』は別格ということで*
log modified: 2005/05/20 02:11:16 JST

2001.06.04 (Mon)

Oval / Iso Fabric

 ノイズの再構築によりそこに何らかの意味を付与しようとする意志。

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 仕事行って帰りしなに水無月より連絡あり。何でも仕事でX_Windowのプログラム組むことになり、資料を捜してたようだ。秋葉原に出向いて合流、よさげな本を探すも見つからず。まぁそういう日もあるさ。水無月、Vineの本買ってLinuxerにならんとす。頑張れ。共にカレー食って別れる。

[comp] REX-PCI56に苦戦中

 再度挑戦。で、minicom動かしたらフリーズ。リセットして立ち上げなおしたら音が鳴らぬ。延々悩んでIRQやらDMAやら再チェック、異常ねぇなぁと思いつつALSAを一旦止めてrestartしたら鳴った。む?
 でREX-PCI56はどーなったのよ(爆)。

 相変わらず茨の道らしい。なんとかダイヤルアップしてるようだが繋がらないな。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.06.05 (Tue)

Combo Piano / Tetrascroll

 一握りの砂を掴み上げ、手の内から流れ落ちる音を聴く。
 何かを訴えかけながらもじっと沈黙する人の目に引きずり込まれる。
 瞳を中空に向け放心する私はしかし体中で沸き起こる感覚の喧噪に耐えているのだ。
 紙ヤスリが精神をナノ秒毎に削り取っていく。
 音は世界を表現しない。秩序もその手を逃れ行く。安らぎは真の静寂の中に宿る。
 鋭く差し居るピアノの一条。空気を震わせ、鼓膜を揺らし、私を置き去りにする。

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  • W・リチャード・スティーヴンス『詳解UNIXプログラミング 新装版』
diary

 仕事行って品川行って戻ってきて終業。八重洲に行って本買う。
 帰宅後「ムリョウ」見た。

[comp] 水無月、Vineを入れる

 水無月がVineのインストールで苦しんだ様子。古いモニタに新しいビデオカード。ATIのRadeonはXF86v4.0移行でサポートされておる様子(ATIのサイトに行けばドライバも手に入る)だが、安定志向のVineはXFv3.3.6なので動かぬのだよ。Genericで何とか表示できたらしい。まぁそんなこともあるさ。では良いLinuxライフを。

[comp] Kondara the new generation!

 ついに新Kondaraが発売されるらしい。今月末だったかな。2.4カーネルにXFv4.0だ。世間的にはちょっと長い沈黙だったが、それもあと少しの辛抱。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.06.06 (Wed)

Keith Jarrett / My Song

 キースのアルバムで良い印象のものってあまり無かったりする小生である。このアルバムも中古盤で購入してから数回しか聴いていない。久々に聴いてみて……むー、よくある一つのフュージョン(笑)。

diary

 仕事行って品川行って帰宅。明日から忙しくなりそうだな。

 水無月の仕事、何だか外されそうだとか。どうも営業と現場で意見の相違があったようだ。いろいろと大変だな。
 Vineはちゃんと動いてるらしい。だがXの設定が相変わらず上手く行ってないとか。土曜にでも水無月宅に行ってみるか。休みとれたら、だが。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.06.07 (Thu)

Akino Arai / 鉱石ラジオ

 相変わらず良く聴いているな。

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 仕事行って帰宅して「ジーンシャフト」見た。話的に死にそうだったマリオ、ハードボイルドに死にました。うむ、男のカガミじゃ。

[comp] ソフトいろいろ

 ご存じgtkdic。EBライブラリのバージョンが上がっているが、うちの2.3.7でも動いてます。

  • mad version 0.13.0 (beta)

 mp3デコーダ。mpg123より良い音質で鳴るらしい。が、如何せんesdで鳴らせないのが痛い。今後は対応されるんだろうか。
 id3v2に対応しているのはポイント高し。

log modified: 2003/04/26 18:35:56 JST

2001.06.08 (Fri)

[comp] RH7.1

 赤帽7Jから7.1にアップデート。障害はあるまいと思っていたら……ええっ? マウスが動かんぞ!?

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 「ノワール」見た。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.06.09 (Sat)

Group / Record

 緩やかなグラデーション。流れに身を委ねていると、見覚えのある風景の中にも新しい発見があることに気付く。今日も一日終わりだなぁ。

[comp] 赤帽と僕

 昨日の続き。"/etc/X11/XF86Config-4"と"/etc/sysconf/mouse"を調整してマウス使えるようになった。ついでにGeForce用のドライバをnVidiaのサイトから貰ってきて組み込んだ。OpenGLの描画はあからさまに向上したものの、2D描画が妙に遅いのが気になる。むー。

[comp] Real Player 8 Basic

 Real Playerを入れてしまった。いややめた方がいいのは解るのだが。だってネットラジオですぜ。世界のラジオがここまで届くとなると、海外のテクノでトランスなラジオを聴きまくって馬鹿にならぬ電話代を持ってかれるのは目に見えるではないですか。つーわけで昼間っから数時間聴きまくってしまった。いかんいかん。そんな楽しみは常時接続するまで取っとけ。お陰で今までちっとも関心の無かった常時接続にもちと興味がわいてきたではないか。どうしてくれよう。

diary

 「Z.O.E」「逮捕」「ゾイド」見た。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.06.10 (Sun)

Kudu / (No Title)

 池袋のWaveに行ったとき、Jazzのコーナーでアルバム二曲目"Sugar"が流れていて、「Jazzちゃうやんけ」。でもやたらと格好良かったので思わず購入。物憂げなジャズボーカルにダウンテンポなビート、時には人力ブレイクビーツも。さりげなくアビシャイ・コーエンも参加してたりするが、ジャズ発現することもなく控えめな上物乗せに留まっている。そういうわけでJazzと思って聴くと物足りないが、大人のクラブミュージックとしては良い出来である。"A Guy Called Gerald / Essence"や"Herbert / Bodily Functions"が好きな方は是非。トラックによってはReprazentっぽいのもあるけど。
 そういや今日も雨だったなぁ。

リーナス・トーバルズ & デイヴィッド・ダイヤモンド『それがぼくには楽しかったから』

 読了。希代のハッカーたるリーナスの過去と現在が本人の口から語られている(リーナスを外に連れ出す役回りのデイヴィッドの尽力もあるだろうけど)。結婚するまではもの凄いオタク振りだった様子。家に籠もってプログラム、寝る、食う、プログラム……の繰り返し、でそれが楽しかったと。いやぁ、楽しかったんだろうなぁ(笑)。小生も楽しい生き方しよっと。

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  • Kudu / (No Title)
  • Millsart / Every Dog Has Its Day
  • George R.R. Martin 『A Clash of Kings』
  • 近藤嘉雪 『定本 Cプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造』
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 朝起きて新聞読んで本読んで「セブン」のストーリー解説版を観たりした。
 池袋に出向いてCDやら本やら購入。G.R.R.マーティンのファンタジー本がペーパーバックで出ていたのは嬉しい誤算。でも700ページあるわ字は細かいわで読むのは苦労するかも(笑)。CDは……トランス系を探しに行ったはずなのに落ち着いた物を買ってしまったし。まぁこういう日もあるね。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

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