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Sweden の minimalist として有名な Cari Lekebusch の 2002 年作。Hard で minimal で Dark でコワイ系。寡黙なズンドコがいつ果てるともなく続く。
afro な percussion も使っているけれど、あまり土着的な雰囲気はしない。それよか cyber で hyper な beat の嵐が嵐が。日々蓄積していく睡魔を疎ましく思いつつ、深夜に部屋で一人で全編 floor use なこの album に耳を傾けていると……むぉ〜眠いでもこの stoic な音がたまらんてゆか次の曲になったっけ 0.3 秒で前の曲がどんなだったか忘却の彼方でもそれは別にええねんあーなんか同じ曲ばかり聴いているような罠かも。
ゆけゆけカリレケ。minimal に夜明けはないぞ。
うーむ、これも CD 探し出すのに苦労した一枚。小生は CD 棚持って無くて、段ボールに平積みなもんで。CD のケースで tower が 7 本も(爆)。部屋の片づけしなくちゃ。
Kenny Larkin の 2nd album。Detroit techno の第二世代と言われて、創作意欲旺盛だった頃の作品で、静かでまったりとしながらも emotional な世界を生み出している。とても現役 comedian とは思えないほど serious な作り。
一聴しただけだと素通りしてしまいそうになるけれど、聴けば聴くほど心の底に沈み込んでいくような、そんな album だ。雄弁でも多弁でもない、でも何者にも浸食されない自分の世界があって、それを頑なに守りながら、焼けた鉄に槌を振り下ろすように堅い beat を繰り返し弾き出す。そして滑らかな synthe の minimal phrase が、狂気の世界を調律するようにたおやかな dance を始める。名盤。
"NP3" の 3 は三枚目の意味か、mp3 への引っ掛け、即ち電子音との共鳴を追求するという意思表明か。とにもかくにも意味深な、孤高の trumpetter、Molvaer の 3rd album である。
基本的な路線は "Solid Ether" と同じで、ambient な雰囲気の中で角笛のように響き渡る Molvaer の trumpet が素晴らしい。それに共鳴するような Eivind Aarset の guitar が地鳴りのような noise を塗せて、極北の圧力を垣間見せる。剃刀のように切れ込んでくる drum は以前よりも D'n'B 度を増して耳を圧迫する。
でも止めはやっぱり Molvaer の pet でしょう。格好良すぎ。
at-spi と libgnomecanvas と libgnomeui はオモコンで make るのに失敗するから、ここから頂いた rpm で強制 install した。ありがとうございました。
14 時現在、まだ回ってます。
出たらしい。ネタ元はここ。
んがしかし、対応スケジュールによると小生の住んでいる所では 8/30 に NTT の対応が完了するらしい。それまでは待機、ですね。
性急で激しい beat なのに、何故か清涼な印象を残す Oliver Ho の album。
時空が歪み、視界が不鮮明にぼやける。導きの声。素直に信じられない世界に、それでも堅い大地を夢想する。振りかざされ振り下ろされる鈴。骸骨と共に踊る。城壁は剥がされ、瓦礫は天上を焦がすように燃え盛る。旅人が死と再生の伝説を物語るが、それに耳を傾ける少年はいずれ名もない土地で誰にも看取られることなく朽ち果てるだろう。
太陽は人の営みを嘲笑うように容赦なく照りつける。雨は人の抵抗をせせら笑うように幾度も堤防をぶち壊す。それもまた人の歴史、誰にも知られない世界で、物語はまだまだ先に進んでいく。
やがて星々は会合し、世界を音で満たす。永続的な地響きは自動音楽生成装置。誰もいない山頂で、shaman が LP に針を落とす。歴史の始まる音は、歪む世界を調律し、大地を beat で満たす。遺伝子に beat を刻み、命の脈動を感じ続ける。その音から逃れることはできない。生きている限り。