Noisy Days in April, 2002

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2002.04.01 (Mon)

Taito / Taito Game Music

 「影の伝説」が、「奇々怪界」が、「バブルボブル」が、今 CD で蘇る! 懐かしがっていてはならぬ、FM 音源への繊細な思い入れという点では昔から定評のあった Taito の game music に今こそ光を当てるべしべし。それにしても「スクランブルフォーメーション」は名曲です。小生も OGR の solo 名義作で初めて耳にしたあの mozart 張りな melody にやられたクチなので、この original 音源を聴けて幸せです。生きてて良かった。

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 春です暖かいです。昼寝には良い季節です。でも仕事中に寝てちゃ駄目だよ。

 今日は 4/1、April Fool ……というわけで、net news もアレゲな話題で盛り上がってました。あの真面目で寡黙なBulknews までもが 4/1 してたのには吃驚仰天です。「Bulknews でユーザー情報流出」とか、すごいセンスですねー……。

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

2002.04.02 (Tue)

The Soundtrack of "Ghost in the Shell" for PS

 石野卓球が放つ一曲目がとにかく素晴らしい! 有り余る勢いで cyber city を疾走する image。やっぱ卓球は北欧寄りの stoic な track が映えるなーと再認識。でもこのサントラ、監修した卓球本人も「人によっては out take もあるよなー」とのたまっていただけに、曲にばらつきがあるのが難点。でもまぁ、きっと floor では踊り尽くしになる track ばかりなので、落ち込んだときに聴くのがよろしいかと。

ダン・シモンズ 『エンディミオン (下)』

 って、こんなところで終わって良いんですか〜〜!! と絶叫しきりな終わり方をしてくれる、ハイペリオン四部作の三作目。相変わらず不屈の精神でアイネイアーを追い続けるデ・ソヤ神父大佐。エンディミオン君は絨毯盗られるし負傷するしで相変わらずシビアな人生を送る。テクノコアが放つ謎の姉ちゃんラダマンス・ネメスはあのシュライクとやりあって打ち勝つし、でも教会とパクスがその姉ちゃんを送り込んだことに疑問を抱いたデ・ソヤ神父大佐は土壇場でアイネイアーに荷担するし。もぉとにかく怒濤の story telling に酔いしれまくること必至なのですよ。そして最後はあの地に到達! で、でもね〜、そんなところで終わっちゃ困るんですよ小生は。続きがとても気になるじゃあないですか。エンディミオン君がなんであんな宇宙の監獄に閉じこめられてるのかさっぱり解らないし、アイネイアーちゃんとのラブラブなお話は相変わらず闇の中だし、A・ベティックは兄弟に会えるかどうか解らないし。とゆーわけで早く早く続巻を希望なのです。

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 今日は暑かったな。何せ例年の 5 月末くらいの温度だったらしいし。外で川眺めつつ日陰で本読んでると、頬を撫でる風の気持ちいいこと。洗濯したらよかったな。

log modified: 2003/04/26 18:14:08 JST

2002.04.03 (Wed)

Yasushi Ishii / Ruins - Hellsing Original Soundtrack

 サイケデリックで暗くてじめじめしてる世界なのに絶妙の pop さが気持ちいい、石井妥師の Hellsing Original Soundtrack 第二弾。Hellsing は独自の世界観を持っている、最近のアニメでは珍しい作品だっただけに、劇伴で王道の Classical な taste だと浮いて聞こえただろうと思うけれど、実は音の方も doop で deep なオレ路線だったわけで、その意味ではすごーく balance がとれていた。サイケな音って UK だよなぁ……などと、妙に納得してしまうのであった。

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 最近、どうも肩が痛い。肩凝りというわけでもないようだが、右腕をぐるぐる回すと時々射すような痛みが走る。これってなに?

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

2002.04.04 (Thu)

Neba Solo / Kene Balafons

 Balafon と呼ばれる木製の打楽器を feature した、マリの album。trancy に短いフレーズが loop し、次第に高揚していく様は圧巻。作為性を全く感じさせないのに、豊かな音楽性が隅々まで行き渡っていて、positive な勢いに持ってかれていくような。Frederic Galliano も魅了されたというのが頷ける、生ける伝説的な dance music。見事。

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 相変わらず多忙だな……。

 今日は晴れていたけれど、温度は 15 度程度までしか上がらず、しかも強風だった。昼飯時にまた川辺に行ったら、人の出が悪いこと。みんな天候見てるんだな……。

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

2002.04.06 (Sat)

Various Artists / Submerge: Depth Charge One

 Detroit Techno の compilation で、現在 4 部まで作られている中での 1 枚目。UR の "Final Frontier" や "Amazon" など、主に初期 UR の音源が納められている。小生のような Detroit Techno 初心者には取っつきやすい一枚と言える。Mad Mike の Romantisism に浸りましょう。

get
  • V.A / Submerge: Depth Charge One
  • V.A / Submerge: Depth Charge Two
  • Red Planet / LBH - 6251876
  • As One / 21st Century Soul
  • Purveyors of Fine Funk / Purveyors of Fine Funk
[movie] The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring

 第一部 "The Fellowship of the Ring" の映画化。話題沸騰ということで。小生は中学生の頃に原作を読んで、大学生の頃に映画化の話を聞いて、どうせオクラだろうと思っていたらちゃんと映画化されたという、まるで昔の恋人から電話貰ったようなような気分であった。しかしガンダルフ、格好いいぞ! んでもってビルボにフロドにサムにメリーにピピンといったホビット達、密かに色男なアラゴルン、ミドルアースの各種族を代表してドワーフのギムリ、エルフのレゴラス、ヒューマンのボロミアといった面々が、敵の懐深くへと潜入して、滅びの山の火口に指輪を投じてそれを滅し去るという苦行への旅へと向かうのである。
 三時間を越える上演時間にめげず、最後まで見通したとしても、普通の映画で得られるようなカタルシスは手に入らない。話の途中で終わってしまうから、というのも理由ではあるけれど、元々のお話が映画的な解りやすい展開ではなかったからなぁ。どっちかというとロードムービー的な、話の課程を追いかけること自体が楽しいようなノリ。いやもぅ、ホビット達が旅を続けてるだけで充分です。広大な自然と目を見張る建造物やエフェクトの数々。ようやく夢幻の世界を映像化できる時代になったということですかね。
 続きが楽しみ楽しみ。

稲見 一良 『花見川のハック』

 読了。この作家の作品を読むと、ハードボイルドを肌で感じることが出来る。情緒に流されない筆致の中で、押し殺しつつも滲み出てくる romantisism に涙。言葉を無駄に費やさないが故に、その言葉の一つ一つが重く、貴重だ。最晩年の作品を集めたこの本ではますますそういった印象が強い。そして、童心のイメージはさらに高く高く飛翔する。遠く旅立った魂は、もう帰ってこない……。

log modified: 2003/05/10 23:51:27 JST

2002.04.07 (Sun)

Red Planet / LBH - 6251876 (A Red Planet Compilation)

 UR を一旦終了させた Mad Mike が、新たな comcept の元に活動した Red Planet の compilation album。Hard にうねる beat と bass が、更なる戦いの地平を開拓する。
 だがしかし、ここには逞しさや強さと共に、優しさと暖かさも同居する。"Windwalker" の飛翔感には、かつての "Return to Forever" と同じものが通底している。
 UR が真っ直ぐに宇宙へ自由へと飛び立って行ったのとは対照的な、どこか土の臭いを纏っているところが RP の志向性なのかな。Attack 強めの曲でも聴いていて疲れないし。
 聞き所は……全部(笑)。だって compilation だし album concept って言っても RP は存在自体が concept な訳だし。強いて言えば終盤の "Firekeeper" での orchastra hit メロに叩きのめされた後で、fusion ぽい "Soulshine" で癒される流れが、魂をこの上なく浄化させてくれることでしょう。

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 一日お勉強。

 最近、仕事行くのがしんどくなってきたぞ。休み取るか?

 結構まとまった時間には CD 一枚流すのだけれど、そうでも無い時とかは ogg vorbis で録り溜めしている m3u file を random に流している。すると衝撃のヘンテコ mix になってしまったりするわけよ。例えばさっきの流れは……、

  • Joe Clausell "Je Ka Jo"
  • Dan Curtin "greengirl"
  • Ubar Tmar "Spinol"
  • Susumu Yokota "Nothing Time"

 てな感じ。Deep House、Techno、Trance、んで House という変竹林な流れだが、これがまた一貫性があるような無いような(笑)。そして Yokota の後には Shakkazombie "Kokoro Warp" が……。嗚呼、良い radio だな〜〜(笑)。

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

2002.04.08 (Mon)

Purveyors of Fine Funk / (no title)

 Detroit と絶妙な距離感を保ちつつ、より研ぎ澄まされた感性を披露する Dan Curtin の House Project、2001 年作。Jazz taste な groove は相変わらず健在で、vocal を feature した track も涼しげでいい感じ。曲を fade out させずにちゃんと落とすところも Dan Curtin 印(笑)。
 そういえば今日も暑かったな。最高気温が 25 度くらいで、既に 6 月半ばくらいの温度だったとか。帰宅途中でも生暖かくて、体調不良の小生には合わない空気だったよ。Purveyors of Fine Funk は霧雨のような印象か。Susumu Yokota の近作にも通じるなぁ。やっぱ小生はこういうの好きかも。

diary

 むぅ、眠い。

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

2002.04.09 (Tue)

Ken Ishii / Jelly Tones

 Detroit の影響が強かった頃の Ken Ishii による一代傑作。
 基本は四つ打ち、しかし激しい印象は無い。Middle tempo の曲に、ambient で dreamy な上物。そして、どことなく tribal なのだが出所不明な音が飛び出してくる。Album 全体の tone は暗めで、しかし微妙な爽やかさが漂っている。
 Techno で originality を示すっていうのは、今のように techno で行えることの選択肢が多くなりすぎた時代だとかえって難しい。けれど、この 95 年に世に出たこの album では、発展途上であるが故の思い切りの良さと迷いの無さが清々しい響きを呼び込んでいるようだ。
 そこには 70 年代の German Rock 的な実験精神がある。そこには 80 年代の Detroit が持っていた独立不羈の魂が宿っている。Ken Ishii はこのとき、紛れもなく自分の足で立っていた。小生がそれに気づいたのは、初めて聴いてから 5 年が経過してからなのであった。そしてその間に、Ken Ishii は自分という枠を破ろうとして、未だその夢を果たせずに居る。だがそれを責めるのは酷な話だろう。
 その時にしか出せなかった音を、後で取り戻そうとしても、それは単なる nostalgia にしかならない。過去の思い出は、album の中にしまい込めばいい。今の我々は、何時だってその時代に帰ることができるのだから。
 Keep to listening...。

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 今日の「ふるめた」はガンダムパロディか……。萎え〜。

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

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