|
曽利文彦監督作品、2007 年。邦題「べクシル 2077 日本鎖国」。
cybernetics が高度に進んだ未来。自国の技術が倫理的に行き過ぎとして U.N. と対立した日本は、大企業 Daiwa 重工の主導により鎖国に踏切り、電子的にも物理的にも外部との access を途絶した。10 年後、米国で Daiwa 絡みの事件が起こり、日本が国際協定違反の technology を有していることが判明。事態を重く見た米国特殊部隊 SWORD は、Leon Fayden を leader とする特殊工作部隊を日本に送り込み、情報入手を行おうと画策する。その部隊には、Leon の同僚 Vexille Serra も居た。仲間を失いつつも日本に潜入した Vexille が見たものとは……。
お姉さんが鎖国な日本に潜り込んで日本をぶっ潰してしまうお話であります。潰しちゃうなんてすごいよね。つかそういう映画だったんか。舞台を未来にしての鬼太郎 vs 野づち、といった塩梅。
CG は良く出来てますが、設定もお話も無理すぎで残念な映画でありました。
Len Wiseman 監督作品、2007 年。邦題「ダイ・ハード 4.0」。
NYPD の刑事 John McClane (Bruce Willis) は、若い hacker の Matt Farrell (Justin Long) を FBI に移送する任務を受けるが、その Matt の家で押し問答している内に武装集団の襲撃を受ける。Matt が以前関わった暗号解析の依頼元が terrorist 集団で、彼らは秘密を知る者たちを殺して回っていたのだ。やがて Thomas Gabriel (Timothy Olyphant) を首領とする terrorist は米国の system を次々に奪い、国を混乱に陥れる。John は Matt を守りつつ、terrorist への反撃を試みる……。
Die Hard といえば密室 action というのも昔の話。今回はあっちこっちに行っては派手な action を繰り広げております。John McClane あってこその Die Hard なのですなぁ。digital vs analog の構図に嵌められて、すっかり堅物親父と化してしまってますが、こういう泥臭い役回りの親父が活躍する映画も良いものです。Heli に車ぶっつけたり、F-35 に飛び乗ったりと、歳を感じさせぬ元気さも見物であります。
流石に第一作程の神懸かりはありませんが、充分楽しめる映画でありました。