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France の techno 番長、Laurent Garnier の 2009 年作。
fcom が活動休止とのことで御大の行く末も心配されましたが、こうして新譜が出たことは喜ばしい限りであります。
この人の作る dark electro な track は、detroit ものともまた違う独特の空気感があって、良い感じなのですよ。single でも release された tr.3 "Gnanmankoudji"、tr.10 "Back to my roots (Back to my technodiziak roots)" も floor 映えしそうな名曲ですな。と思えば tr.8 "Bourre pif (avant bath time!)" みたいなやんちゃ d'n'b もあったり、hip hop、downtempo ものもあったりと、variation 豊かにやりたいことやってる感じで正直統一感はない。まぁ、そこがこの人らしいとも思うのだけれど。
先週末あたりからいろいろ努力したが徒労に終わったようです。ちなみに wma8 であれば wine 経由で可能。
wma9 は command line からのエンコに cscript を使うようですが、この cscript が wine で上手く動いてくれない様子。wine を win98 mode にすると wmcmd.vbs を読む素振りを見せるが ole 何とかの error を吐いて終了。
dBpoweramp が wine 経由で動くとの情報もありましたが、これも Codec に Windows Media Audio 9 Lossless を選んで実行すると WMA Profile の作成に失敗てな error を吐いて終了。ちなみに Windows Media Audio 9 Voice は作成可能。なにこの半端さ。
おとなしく窓使え、ってぇ話なんでしょうが、うちの窓機は Celeron のーぱそしかないので正直使えません。はいはい、素直に諦めます。
早川文庫版で読了。
グイン一行はパロに到着。グインはリンダと再会するが記憶蘇らずがっかり。リンダはイシュトの血を引くスーティを見てあらかわいいとおばさん mode 発動。ヴァレリウスはスーティにグインにマリウスと、ゴーラやケイロニアの国交に影響する連中を一斉に抱えてしまって困った困った、の巻。
この series では恒例の、お喋りばかりで話が進まない巻であります。しかしヴァレリウスよ、君はナリス亡き後はえらく意気消沈して、パロ国政が一息着いたらナリスの後でも追おうかという勢いだったのではないかね。それがいつの間にか女王陛下にまで懸想するほど浮かれ性になるとは、ヤーンの導きも気紛れなことよのぅ。
鶴巻和哉監督作品、2006 年。
宇宙 pilot を目指す少女ノノは、突如現れた宇宙怪獣に襲われたところを、本物の pilot の少女ラルクに救われる。ラルクをお姉さまとして私淑するようになったノノは、ラルクに認められたい一心で、自分のバスターマシンを探す旅に出るが……。
前作は美樹本晴彦のキャラデザでしたが、今作は貞本義行が担当。だからというわけでもないでしょうが、お話の方も努力と根性よりは傷をなめなめ明日へ GO な展開となっております。まぁ、強がりだが繊細な構ってちゃんの存在は昨今の売れ線あにめの定番な雰囲気ですので、その意味では今作も商魂逞しい作りと言えるでしょう。
惑星投げとか巨大化とか、今回も無闇に scale でかくて楽しめる一品でありました。こういう作品には田中公平の劇伴も映えますな。
ここ数年、TV 録画は RD series の MN 1.4 画質で凌いできた小生ですが、最近限界を感じてきたのですよ。
wide 映像を MN 1.4 画質で録画して、それを DVD-Video で焼こうとすると、wide のままでは焼けず、4:3 になってしまう。理由は今一つ不明ですが、DVD-Video で wide 映像を収めるには Full D1 である必要があるらしいので、MN 1.4 の最適解像度 mode で録画して Half D1 (352×480) のものになっているのが原因かと推測。
また、CPRM 付きの映像を DVD-R に焼こうとした際、CPRM 対応の DVD-R でも「コピープロテクトを検出した」等と言われて書き込み失敗する場合がある。で、こう言われた disc はもう追記できない。いやはや怖いね。移動しかできない contents だと尚更怖いわ。
wide 映像かつ低画質で録画するには RD は不向き、なら融通のきく PC でやるかのぅ、てなことをぼちぼち考えておるのです。時代は高画質に進んでますが小生は低画質と長時間録画にこだわりたい (笑)。
で、大昔にそういうのやったなーというのを思い出し、TV tuner card の BT878A-STVPCI2 を引っ張り出してきました。こいつは analog TV tuner 付いてますが、今回 tuner は使いません。外部の TV tuner からの S 端子出力を BT878A-STVPCI2 の S 端子入力で受けて、それを録画する、ってのが今回の企て。
早速 BT878A-STVPCI2 を PC にぶっさして xawtv 起動。あっさり映った。しかし画面が小さい上に 4:3 固定で残念。
じゃあ高機能な tvtime はどうよ、と思って試してみると "tvtime requires hardware YUY2 overlay support from your video card driver" 云々の文句を言われて起動しない。
いろいろ調べてみると、この問題は今の system で xv が起動できないことに起因している模様。PC に hdml 出力させるため、Radeon HD 4670 を xorg の radeonhd driver 1.2.4 で使ってましたが、どうやらこの card での xv support は 1.2.5 で盛り込まれた模様 (だが default では無効)。今から driver だけ up しようとすると芋蔓式に xorg を上げかねんのでその手は使わず、素直に on board chip の X4500HD & intel driver の組み合わせに戻す。これなら xv 動くのは以前に確認済みなので。
で、tvtime 動かすとこんな感じ。うんうん、良い感じじゃないかね。
streamer で 768x432 での録画が可能なのも確認。流石に PC の spec が上がると録画も安定しますな。ちなみに今回は音声の確認してません。繋いでないから。
Robert Rodriguez 監督作品、1992 年。
Mexico の片田舎。刑務所を脱獄した Azul (Reinol Martinez) は、かつて盗んだ金を独り占めし Azul を殺そうとした Mauricio (Peter Marquardt) への復讐を企てていた。同じ頃、流れ者の歌手 El Mariachi (Carlos Gallardo) が田舎町にやってくるが、Mauricio の手下は彼を Azul と勘違いし、El Mariachi は戦いに巻き込まれる……。
低予算 B 級映画だが、押さえるところはしっかり押さえてある良作。流石に後の Rodriguez 映画的な破天荒さは薄いものの、mexican な雰囲気と緊張感を失わぬ story 展開は見事。
めりけんの stoner rock band、Clutch の 2007 年作。
net radio でこの人たちの曲聴いたときには吃驚でしたねぇ。heavy で groovy な blues rock を聴かせるのが特徴の band であります。metal 界隈でこんな音を追求する人たちがいたとはねぇ。
Clutch は 90 年代に結成された band だそうで、studio album も既に 8 枚ほど出している芸達者であります。"From Beale Street To Oblivion" は 2007 年の album ということで比較的新しいものですが、tr.1 "You Can't Stop Progress" からして疾走感溢れる number になっており、勢いのあるところを見せつけます。一方、tr.6 "Electric Worry" のように blues harp も入っての粘り気ある heavy blues も演っていて大いに結構。うんうん、彼らの発見は今年の大収穫でしたなぁ。今後も期待。