Noisy Days in November, 2003

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2003.11.01 (Sat)

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  • Combo Piano / Agatha
  • Buffalo Daughter / Pshychic
[movie] Le Gitan

 Jose Giovanni 監督作品、1975 年。
 roma として生まれたばかりに幼い頃から虐げられて生きてきた Hugo Sennart (Alain Delon)、通称 Le Gitan は、当局でも有名な犯罪者となっていた。一度は投獄されるも、そこで知り合った銀行強盗の Jo Amila (Renato Salvatori) らと共に脱獄し、銀行強盗を繰り返すようになる。Blot 警視 (Marcel Bozzuffi) を中心とする警察の面々は彼の足取りを追うが、なかなか Gitan らの行方は掴めない。一方、闇社会の大物である Yan Kuq (Paul Meurisse) は妻殺しの疑いで Blot 警視の追求を受けるが、Yan はしらを切り通す。Yan も叩けば埃の出る身、逃亡生活を送るが、行く先々で Gitan とすれ違う。逃亡生活の中で諦めの心境に達しつつある Yan、一方で仲間を失いつつも roma のために戦い続けようとする Le Gitan。二人の男たちの間にはいつしか共感めいたものが芽生えるが、Blot 警視の捜査はじわじわと二人を追い詰めていた……。
 ううむ、今ひとつですな。Le Gitan と Yan の結びつき方があまり見えてこないので、Le Gitan が Yan を訪れる場面も唐突な感じがするし。逃亡生活しながらも裏切り者は容赦なく殺す Le Gitan の非情さはよく描けていたと思いますが、plot とは直接絡まないような話も随所に差し込まれているので、全体的に話が見え辛い。説明なんぞより生き様を見よ! という訳か。
 Yan から釣り竿を預かった子供が Le Gitan と話をする場面とか、Le Gitan が負傷した際にその命を救った獣医に、Le Gitan が別れを告げる場面がよかったです。特に獣医さん、Le Gitan が犯罪者と知った上で彼に銃を返し、謝礼として札束を渡そうとする Le Gitan に向かって「そんなものはいらない。ただ、握手してくれ」と……おっさん格好つけすぎや。安い場面で泣かせんといてぇな。

diary

 今日のケツイ、4 面まで。少しは上達してるんかいな……。

log modified: 2003/11/03 03:01:59 JST

2003.11.02 (Sun)

get
  • Billy Cobham / Spectrum
  • Da Lata / Serious
  • Spacetime Continuum / Emit Ecaps
  • Masabumi Kikuchi / One Way Traveller
  • Terry Riley / A Rainbow in Curved Air
[comp] 古い momonga を新しい momonga へ

 小生の旧型 PC には momonga が三匹入ってますが、そのうち一つは旧 asumi な環境を base に mo な pkgs を継ぎ接ぎもの(でも常用環境です……)。一つは glibc の version が上がる前のもの、通称「茂一」。一つは一応最新追っかけ用の通称「茂六」、となっている。で、glibc の古い茂一を何とか常用に仕立て上げたいなぁと思った次第。つか、旧 asumi 環境での galeon がどかどか落ちるのにいい加減うんざりしてきたので、ここらで一発乗り換えようか、と。
 実は数日前に glibc を強制的に version up させたのですが、それ以降 rpm の挙動がおかしくなりやがりました。pkg 入れようとするとすぐに segv りやがります。こりゃあいけてねぇよ姉さん。そんなこんなで数日放置。
 さて、暇な時間を使って戦いますか。

 とはいえ茂一の rpm は死んでる。どうするよ。生きてるとこから血を啜るのじゃ。ここを参照しつつ進めましょう。
 まずは以前作ってた CD-R から momonga を boot。bash の prompt が出たら、mknod やら mount やらで茂一を掴む。ちなみに茂一は hdb1 に格納されてます。


bash# mkdir /mnt/target
bash# mknod /dev/hdb
bash# mknod /dev/hdb1
bash# mount -t reiserfs /dev/hda1 /mnt/target

 次に install。


bash# mkdir /tmp/PKGS
bash# ln -s /mnt/source/Momonga/PKGS/*/* /tmp/PKGS
bash# rm /tmp/PKGS/kernel-BOOT-2.4.22-7m.i586.rpm
bash# rpm -Uvh --root=/mnt/target /tmp/PKGS/* 2>&1 | tee /mnt/target/tmp/install.log

 何気に "rpm -Uvh" としてるところに悲哀が(爆)。まぁ、当然のように依存関係で撥ねられます。ならば強引にねじ込みますか。


bash# rpm -Uvh --root=/mnt/target --nodeps --force /tmp/PKGS/* 2>&1 | tee /mnt/target/tmp/install.log

 ねじ込み完了したら、あとは抜けるだけ。おっと、grub の menu.lst は更新しとかなくちゃ。grub はかつて常用を目指した mandrake 環境のものが生きてるので、そっちを更新しとかないと次回起動時に反映されない。


bash# mknod /dev/hda
bash# mknod /dev/hda10
bash# mkdir /mnt/mdk
bash# mount -t ext3 /dev/hda10 /mnt/mdk
bash# chroot /mnt/mdk jed /boot/grub/menu.lst

 で、menu.lst には以下の内容を追加しておく。


title Momonga Linux (hdb1: noapic, acpi=off)
root (hd1,0)
kernel /boot/vmlinuz-2.4.22-7m root=/dev/hdb1 hdc=ide-scsi 5 noapic acpi=off
initrd /boot/initrd-2.4.22-7m.img

 今度こそ抜けます。


bash# umount /mnt/target
bash# umount /mnt/mdk
bash# exit

 ひどく強引ですがこれで茂一も core な部分で最新になりおおせました。rpm も新しいものに差し替わったはずなので、pkgs の更新もできるようになってるでしょう。後は X が生きていれば儲けもの、ってとこです。では、reboot。

 …… X が無事立ち上がりました。らっき。あとは mph-get して幸せを噛みしめるとしましょう。

[movie] The Sicilian

 Michael Cimino 監督作品、1987 年。ちなみに今回見たのは BS で放送されてた director's cut 版。
 戦後間もない頃の italy は sicily 島が舞台。貧しい農民に土地を与えるべく、村の若者 Salvatore Giuliano (Christopher Lambert) は親友 Aspana Piscitta (John Turturro) と共に穀物の盗みを働き、はずみで警官を撃ち殺してしまう。その際に Salvatore も深手を負うが、奇跡的に一命を取り留める。地元の mafia の頭、Don Masino (Joss Ackland) はそんな Salvatore の気性を好ましく思い、自らの組織の一員として迎えたいと誘うが、Salvatore は名付け親の Adonis 教授を通じて組織に入らないことを伝える。Salvatore は捕らわれた囚人を解放する。その中には悪名高い山賊の Terranova (Derrick Branche) と Passatempa (Andreas Katsulas) もいた。獲物を山分けするという約束で山賊と手を組んだ Salvatore は、軍の貨物列車を襲ったり、金持ちの会合に乗り込んで金品を奪うといった行為を重ね、得た金を共産主義者で地元の民衆の代弁者である Silvio Ferra (Stanko Molnar) に流していった。Salvatore の行いは注目を集め、彼は「山の王」と呼ばれるほどになる。だが、Salvatore と懇意な Silvio が選挙に勝って sicily が共産勢力になることを恐れた法務大臣は、Don Masino に Salvatore の行いを止めさせるよう圧力をかける。Salvatore を息子同然と思い庇ってきた Don Masino だが、その庇護の力も徐々に及ばなくなり、Salvatore はどんどん窮地に追い込まれていく……。
 以前観たときは Salvatore の死体が投げ捨てられる場面から始まっていたように思いますが、director's cut 版では入院中の Aspana を Adonis 教授が訪れる場面から始まってます。まぁ、その場面にしてもわざわざ入れ子にする意味はないような気が。病院に車が向かっている途中、Salvatore の張り紙が至る所に張ってある、というのを見せたかったのかのぅ。それ以外の違いってのは公開版の記憶が殆ど残ってないので解りません。噂では 20 分くらい追加されてるようです。
 映画は Salvatore 視点が中心で、彼の数奇な人生が丁寧に描かれてます。Silvio Ferra の妹 Giovanna (Giulia Boschi) との恋物語も、Salvatore の一代記として描くなら必要な部品でしょう。というか、Giovanna の表情と Salvatore の置かれた状況とが重ねられて表現されている点がいい感じです。dance party の場面、結婚式の場面、裏切り者を裁く場面、そして渡米のために別れる場面と、重要な場面で彼女の表情が映し出されて、見ていても何となく Salvatore が追い込まれている状況が解るという寸法。Salvatore が民衆に支持されている、或いは民衆銃撃事件の後で Salvatore が恨まれている、って状況を絵で見せない(見せられない?)代わりに、Giovanna の表情でそれを代弁する、ってことか。
 ただ、欲を言えば Salvatore の義侠の志がどこから出てくるものなのか、という視点での描写も欲しかったところ。Don Masino の誘いを断り続ける理由も今一つ掴めなかったし。日本語で言う「お山の大将」ってとこか。そういえば Don Masino も、「sicily は山ばかりだが金は港に集まる」って言ってたっけ。Salvatore の人生が哀しくも避けられぬ破局へ向かうのも解らなくはない。親友 Aspana に向かって「俺に従え!」と吠える場面は効果的でした。特に最後のは、任侠映画らしい天晴れな幕引きでした。
 こういう映画の主演が "Highlander" や "Mortal Kombat" で有名な Christopher Lambert というわけで、こりゃあ骨太な映画にもなるわけです(笑)。

log modified: 2003/11/04 03:10:23 JST

2003.11.03 (Mon)

[comp] 新型 PC も衣替え

 Gigabyte の M/B に入れ換えてからの新型 PC で momonga 動かしてたら、以前は無かった変な挙動をすることがある。何も触ってないのに mozilla や realplayer が落ちてたり、ffmpeg による録画が途中で途絶えたり。
 というわけでこちらも新しい環境で試してみようと画策中。とりあえず新しい partition 切って、最新版の momonga を入れました。紆余曲折はありましたけど何とか X が動くまでは持っていったので、大きな山は越えた、かな……。

diary

 今日のケツイ、4 面まで。相変わらず点は低めで 2800 万てとこです。

[movie] The Conformist

 Bernardo Bertolucci 監督作品、1970 年。邦題「暗殺の森」。
 Mussolini が権力を握っていた頃の Italy で、34 歳の Marcello (Jean-Louis Trintignant) は秘密警察の一員となった。彼には幼少期、軍服の青年 Lino (Pierre Clementi) に向かって銃を発砲し、その場を逃げ出したという過去があった。その過去を隠蔽するかのように熱狂的な fascist となった彼に、党から彼の恩師である大学教授 Quadri (Enzo Tarascio) の動向を探るよう指令が下る。Quadri は反 fascist の立場をとって、Paris に亡命していたのだが、党は彼の言説を危険視し始めていた。Marcello は妻の Giulia (Stefania Sandrelli) との新婚旅行という名目で Paris に向かうが、その途中で党からの指令が Quadri の抹殺に変更されたことを知る。党員 Manganiello (Gastone Moschin) が仕事の support に付き、Marcello 一行を影から支援する。Paris で Quadri と面会した Marcello は、Quadri の妻 Anna が、以前 Marcello と馴染みだった売春婦だと知る。Quadri との旧交を温めた Marcello だが、Quadri が翌日別荘に向かうと知り、その機会に彼を害そうとする……。
 お話が立て込んでるように見えますが、実際にはそれほど複雑な筋ではありません。つか話は映像の添え物みたいな感じ。光と影を効果的に使った映像はひたすら美しい。Roma での白い建物の無機質さと、そこで蠢く人間の卑小さ、怪しさ。Paris で Marcello と Quadri の「洞窟の比喩」対話では暗い部屋に差す光が会話との相乗効果を上げ、dance hall の場面では Anna と Giulia が官能的な踊りを披露。みんなして dance しながら外に出ていってしまった後の空虚な空間では Marcello と Manganiello が場違いな会話をして、その後 Marcello は戻ってきた dance 組に取り巻かれますます居心地悪そうにしている。この場面、意味もなく怖いです。そして暗殺の場面。薄暗い森に差し込む光条。路上に躍り出た教授に音もなく集り knife で滅多突きする人々。逃げまどう Anna に放たれる銃弾。悪夢のような瞬間をただ傍観する Marcello。結局のところ、Marcello は時代に流される傍観者でしかない。その孤独の切り出し方として、言葉ではなく「その場にいたたまれない」という状況を延々と描写する。Bertolucci 監督作品には、この手の疎外感が何処かで木霊してるなぁ。その孤独な魂をあるときは癒し、あるときは無惨に置き去りにするための映像美。火サスのような TV drama では表現できない世界ではあります。これもまた映画の力、か。
 お話はともかく、強烈な映像美に酔わされる映画でした。

log modified: 2003/12/08 00:33:49 JST

2003.11.04 (Tue)

Alfa System / Shikigami no Shiro II Original Soundtrack

 GC版発売に続き、PS2版も発売決定したらしい「式神の城 II」です。何だかんだ言って、今年一番よく遊んだ game かも知れないなぁ。未だに玄乃丈での 1c all は果たせてませんが……。
 音の方は前作に引き続き和風 taste な game music。前作は trance 寄りの作りでしたが、II はもっと game music 然とした曲が多いです。tr.2 "Flying" や tr.5 "Universe" といったメロ立ちした曲のベタさ加減は半端ではなく、聴いてるこっちが恥ずかしくなってきますが、光太郎を中心に物語が組まれている式神 II としてはこういう脳天気な track も必要だったのでしょう。個人的には後半曲のどよよ〜んとした雰囲気の方が好みですが、game してる時にはそれほど印象に残ってなかったりもします。ゆかり嬢んとこの bgm なんて、game 中に散々聴いてる筈なのに、この CD で初めて聴いたような感じ……。STG としての世界の作り方や rhythm の組み方にはまだ甘いところがありますね。その分、character を中心とした context で補ってると。
 album 単位で聴いての印象は良くも悪くもない、ってことで。

[news] 「式神の城II」のXbox版とDC版は調整中

 頑張ってる様子です。小生は今のところ PS2 しか持ってないんですけどね……。

log modified: 2003/11/05 01:51:09 JST

2003.11.05 (Wed)

Sega / Cyber Troopers Virtual-On Marz Official Sound Data

 懲りずに今日も game music です。って、この game も触れたことすらない……。VO は初代とオラタンを少し囓った程度。でもまぁ、VO series は過去の曲を再利用しまくってるので別にどうってことはないのです。それなら買う意味あるんかいって? いや少しならあるかも。音良いし。それだけかよ。voice も入ってるぞ。光吉とか光吉とか。つか voice ネタだけ拾ってると何の album なのか解らなくなりますな。voice は却下でお願いします。他には? うぅ……特に言うことは無いです。
 こういうべたべたな game music は嫌いじゃないんですが、流石に過去曲ばかりだと飽きてきますねぇ。

diary

 友人の再就職が決まったということで、まずはめでたいと。
 小生は相変わらず忙殺されとりますが……。

log modified: 2003/11/06 03:26:40 JST

2003.11.06 (Thu)

Irem / R-Type Final Original Sound Tracks

 懲りずに今日も game music です。RTF、最近やってないなぁ。機体 30 機くらいで止まってるような。横シューは長続きしない小生です。
 R-Type series の音楽ってあまり印象に残らないのだけれど、暗くて怖くてどろどろな世界観が第一な game なので、その音が映画音楽っぽくなるのも必然なのかも知れませぬ。RTF はその路線を極端に押し進めたような印象で、melody の殆ど感じられない、ambient な楽曲を中心に構成されてます。metalic な noise、波や風の音といった環境音。重く沈んだ雰囲気に木霊する無機質な音。強烈に「静けさ」を意識させる音作りです。
 game のための音、という見方をすれば成功している部類だとは思いますが、部屋で CD だけ聴いてるとどんどん暗くなってしまうなぁ……。まぁ、悪い出来ではないです。ずっと聴いていたいとも思いませんが。

 RTF って、return to forever ではないですよ(笑)。

diary

 今日も残業でへろへろでしたが何とかゲーセンが開いてる時間には帰れたので、久々にケツイやってみました。3 面 boss で爆死。赤玉青玉大嫌い。

log modified: 2003/11/07 03:18:07 JST

2003.11.07 (Fri)

[movie] Mercury Rising

 Harold Becker 監督作品、1998 年。
 FBI の囮捜査官 Art Jeffries (Bruce Willis) は、潜入捜査に失敗して囮捜査から外され、電話盗聴の職場に回される。だが、ある殺人事件の応援に駆けつけた際に自閉症の少年 Simon (Miko Hughes) と出逢い、少年が何者かに命を狙われていると感じた Art は、少年を守ることを決心する。Simon は軍の機密暗号を一瞬で解いてしまう能力を持っていたため、暗号部門の責任者 Kudrow (Alec Baldwin) は Simon の能力が悪用される前に彼を亡き者にしてしまおうと考えたのだ。Art は FBI の同僚 Bizzi (Chi McBride) や、偶然知り合った Stacey (Kim Dickens) らの助力を得ながら、Simon の命を救おうと尽力する……。
 一言で言えば凡作。自閉症の少年役 Miko Hughes はなかなかの好演。無表情に視線を外してる様子が良い感じでした。しかしお話としては盛り上がらないんだよな。物語終盤、Simon が Art に銃渡したり、二人が抱き合ったりする場面から、二人の間に絆らしいものが芽生えているのは解るのだけれど、それを映画として上手く表現できてないので、唐突に理解し合ってるような印象が残る。Simon の特殊能力も、puzzle を解くという点以外では特に見せ場無しで、何だか勿体ない。自閉症の少年と失意の FBI 捜査官が国家権力に立ち向かう……という着眼点は面白そうなのに、膨らませてないんだよな。まぁ、"The Sixth Sense" のような映画はそう簡単にはできない、ってことを確認する役には立ちました。

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  • 森 博嗣 『封印サイトは詩的私的手記』
diary

 今日のケツイ、4 面まで。3 面 boss の弾筋が少しは見えるようになってきたような。

log modified: 2003/11/10 00:21:08 JST

2003.11.08 (Sat)

[movie] City of Industry

 John Irvin 監督作品、1997 年。邦題「バッド・デイズ」。
 若い gang の Lee (Timothy Hutton)、Jorge (Wade Dominguez)、Skip (Stephen Dorff) の三人と、Lee の兄で pro の gang である Roy (Harvey Keitel) の四人は、宝石店に新たな宝石が仕入れられたその日に宝石店を強襲、まんまと大量の宝石をせしめることに成功する。だが Skip が手柄を独り占めしようとして Lee と Jorge を銃殺する。Roy は命からがら逃げ出すが、Skip の裏切りが許せず、敵討ちと金の奪還を誓う。地道に Skip の居所を探る Roy だったが、Skip の方も地元の chinese mafia と組んで Roy の抹殺を画策していた。傷ついた Roy は Jorge の妻 Rachel (Famke Janssen) の元に転がり込む。Rachel の助力もあって Roy は Skip の金を巻き上げるが、Skip は Rachel を人質にとって Roy に金を返すよう要求する……。
 crime movie と Harvey Keitel とゆーのは見慣れた組み合わせなので新味は無いです。でもまぁ、不味そうに煙草吹かす姿を見ると安心しますよ。ちんぴら gang の Skip 役、Stephen Dorff もなかなか頑張ってます。一昔前の Brad Pitt を連想させるざらついた感覚が印象的。そう言えば Rachel 役の Famke Janssen も綺麗なお姉ちゃんなんですがどことなく安っぽい感じで、この安さがメリケンの crime movie らしさを仄かに醸し出しているという……あ、一応誉めてますよこれ。
 お話としてはちょっと盛り上がりに欠けるかなぁ。説明的な描写や会話はあまり無いのだけれど、そこは hard-boiled movie の手法ということで(って、何のことだか……)。Roy と Rachel が男と女の関係になりそうでならないという展開も、安易に melo drama に走らず、孤独に一人で戦い続ける裏社会の男を描くために必要な措置だったのではないかと。金だけ置いて姿を消す last も潔い。
 まぁ、傑作とは言えませんが Harvey Keitel の image らしい作品とは言えるでしょう。

get
  • John Tejada / More Backstock
  • Yoshihiro Hanno / Es
diary

 Psyvariar 2、初 play。前作以上に苛烈な弾幕の嵐で、うひぃひえぇぐはぁっという感じでした。

 水無月真の再出発を祝う会に出席。飲み過ぎ食い過ぎには気を付けましょう。

log modified: 2003/11/10 01:22:15 JST

2003.11.09 (Sun)

get
  • Pharoah Sanders / Love in Us All
  • Luke Slater / Freek Funk
[movie] Alien

 Ridley Scott 監督作品、1979 年。
 地球への帰路に就いていた宇宙船 Nostromo 号、しかし遠方の惑星から信号を受信し、規約に従ってその調査に向かうことになる。未知の惑星に降り立った後、船長の Dallas (Tom Skerritt) は、乗組員の Kane (John Hurt)、Lambert (Veronica Cartwright) と共に、信号の発信されている巨大な建造物に向かう。その調査途中で Kane が不気味な生物に取り憑かれる。Dallas は Kane を船に収容し治療しようとするが、その生物は Kane の顔にへばりつき寄生しているため、迂闊に取り除けない。だが、Kane の顔に取り憑いていた生物はいつの間にか死骸となっていて、Kane は普通に動き回れるようになっていた。しかし、食事の際に Kane は急に苦しみだす。そして得体の知れぬ生物が Kane の腹を食い破って逃走。謎の生物を追い出そうと乗組員たちは計画を練り行動するが、一人、また一人と乗組員は生物に襲われ命を奪われる。乗組員の一人 Ripley (Sigourney Weaver) は、残った乗組員と共に、本船を爆破して小型艇で逃げ出そうとするが、その間にも alien は乗組員たちを次々に襲っていくのだった……。
 今見ると retro だなぁ。wireframe とか、でかい演算室とか。でもそれが今見ても近未来的だったりする。こういう未来もあったよねぇと懐かしく思ったり。alien も anachro ですが、それが CG よりも生々しく見えて怖さも倍増です。滴る体液が気持ち悪くて。
 あ、猫は可愛いです。名前は Jones。alien に二度も睨まれてるのに生き延びた、運の強い猫。寄生されなくて良かったです。猫が悶えて腹から alien の幼生がドピュ! なんてのは勘弁。
 来年には director's cut 版も公開されるそうな。

diary

 今日のケツイ、4 面まで。3 面途中からはドコドコ死んでます。精進。

 あ、選挙は行きましたよ。でもって投票した人が当選したみたいです。おめでとさんです。

log modified: 2003/11/11 03:13:24 JST

2003.11.10 (Mon)

Capcom / The Storm of Progear: Original Soundtrack

 「プロギアの嵐」サントラです。これまたやり込んでない game ですよ。弾幕系横 STG ということで面白かった game ではあるんですが、小生には難しすぎるんですよぅ。
 音の方は昔懐かしの game music な感じです。もこもこした音で snare drum がばすんばすんうるさく鳴ってる type の。sampling の音をべたに使っている感じで、音色としてはそれほど味わい深くはないんですが、曲の arrangement がほんとに昔の game music ぽくて良い案配なのですよ。何つーのかな、synth strings で単音メロ慣らしつつ、ぴこぴこ電子音の arpeggio が裏で延々と loop してるような……。でもってあの snare やら orchestra hit やら guitar riff やらがどっかんどっかん鳴ってるわけで、こりゃ懐メロ。古き良き old style。でもあの弾幕の中では聴けませんってば。
 うぅむ、聴いてるとまた遊びたくなるな。どっか置いてないかなぁ。

diary

 今日のケツイ、4 面まで。煮詰まってる……。未だに boss まで辿り着けないし。

[misc] 「ドラッグ オン ドラグーン」サウンドクリエイター インタビュー

 J99 氏と Sanodg 氏の interview。「テクノ系が好きな人に聴いて欲しいです」だそうな。
 ええっ……聴かなきゃダメすか小生も(爆)。試聴したときの印象は今一つだったんですが。

log modified: 2003/11/11 03:11:03 JST

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