Noisy Days in May, 2007

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2007.05.04 (Fri)

[game] Zill O'll Infinite (PS2)

 GW つーことで久々に PS2 に火を入れて、長らく積みっぱなしだった Zill O'll Infinite を始めたのが 4/29 のこと。引き籠って 2 日もやれば終わるやろ等と考えておりましたが終わらん終わらん、仕事日 2 日挟んで 5/4 の早朝にようやく 1 周目終了。play time は 60 時間以上という長丁場と相成りました。まぁ、小生の手際が悪いてのも大きいでしょうが。ちなみに ED はティアナの「ロストールの新女王」でした。
 事前情報殆どなしの状態で始めて、次から次へと event に追われることもあれば、道を見失いあちこち放浪することもあったり。それもまた良き思い出ということで。
 終盤の延々続くボスラッシュと、ネメア様使えない度満点なところが何とも言えん。竜王様もね、世界の均衡を崩しかねないのは主人公ではなく魔法使いなのだと気付くべきではないですかな。
 次はもう少し効率良く進めたいものであります。

[movie] 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章

 今村隆寛監督作品、2006 年。
 核戦争後の荒廃した世界。北斗神拳の伝承者である拳王ラオウは己の覇道を突き進んでいたが、南斗聖拳の使い手であるサウザーも強大な勢力を誇っていた。北斗神拳伝承者でラオウの弟にあたるケンシロウは、どの勢力にも与せず己の拳の道を進んでいたが、かつて命を救われたことのある南斗六聖拳「仁星」のシュウがサウザーの手により危機に陥っていると知り、サウザーに戦いを挑む……というお話。

 ええと殉愛? そういえばレイナとかいう若干場違いなラオウ親衛隊の麗人が出てましたがそれで殉愛ですか。しかしケンシロウとサウザーの戦いが climax なので殉愛はないでしょ。ラオウも脇役だし。
 お話はあたたたたなので特に語ることもないですが、あまり動けている絵には見えず。線の濃い絵柄には拘りが窺えますが、見終るとどうも物足りない感じも。ケンシロウの声を当てている阿部寛は気合充分でした。

log modified: 2007/05/07 02:52:44 JST

2007.05.05 (Sat)

get
  • Orchestra dell'Accademia Nazionale di Santa Cecilia (conducted by Daniele Gatti) / Respighi: Feste Romane; Fontane di Roma; Pini di Roma
  • The USSR Symphony Orchestra (conducted by Evgeni Svetlanov) / Rimsky-Korsakov: Scheherazade
  • Royal Stockholm Philharmonic Orchestra (conducted by Gennady Rozhdestvensky) / Borodin: Symphonies (2CD)
[movie] Ludwig

 Luchino Visconti 監督作品、1972 年。
 1864 年、18 歳にして Bavaria の王となった Ludwig II (Helmut Berger)。政治より芸術に関心を寄せ、Richard Wagner (Trevor Howard) に心酔して国費で資金援助したり、絢爛豪華な Neuschwanstein 城を建築したりする。また唯一心を許す女性は従姉の Elisabeth (Romy Schneider) のみで、周囲には美形の青少年ばかりを侍らせ堕落した生活を送る。国王に統治能力が無いと考えた大臣たちは、医師に Ludwig を paranoia と診断させて彼の権力を取り上げようとする……。

 4 時間に及ぶ長編映画ですが、ひたすら長いだけで面白くはない。監督の芸術への拘りは随所に窺えますが、それだけで終わっておる映画であります。

log modified: 2007/05/06 16:19:03 JST

2007.05.06 (Sun)

[movie] Mr. & Mrs. Smith

 Doug Liman 監督作品、2005 年。
 旅先で出会って意気投合、あっという間に結婚してしまった John (Brad Pitt) と Jane (Angelina Jolie) の Smith 夫妻。結婚後 6 年を経て程よい倦怠期に入った二人だが、お互いに相手に秘密にしていることがあった。John はある組織で暗殺を稼業にしていた。Jane は John の組織と敵対する別組織の秘密工作員だった。ある日、John と Jane は同一目標の排除を命じられ、そこでお互いに相手の正体を知る。正体を知られたからには機密保持のため 48 時間以内に相手を殺さなければならない。何くわぬ顔で自宅に戻った二人だが、命懸けの夫婦喧嘩は既にそこから始まっていた……。

 序盤はゆるゆると進み、お互いに正体ばれてからは派手な夫婦喧嘩、終盤は共闘して愛を確かめあうという夫婦愛映画であります。面白そうな設定ながら、comedy にも action にも徹しきれなかった半端映画。残念賞。

log modified: 2007/05/07 02:14:32 JST

2007.05.07 (Mon)

Date Course Pentagon Royal Garden / Franz Kafka's Amerika

 先頃解散が発表された DCPRG の 2007 年作。CD 2 枚組、P-Vine の PCD-18514/5。
 変拍子な bass と drums が延々と続く中で上物がぎゅるぎゅると好き勝手やらかすという album であります。minimal jazz funk な趣で、american というよりは german rock 調の野暮ったさがあり Henry Threadgill 的な混沌たる構築美がある。これはこれでどんづまりな音。Tipo な世界に揺り戻ったような感触。
 electric Miles な印象はあまり感じないのです。音に粘りがないからかのぅ。むしろ小生には好印象。ただし何度聞いても耳を素通りする類の音であります。この方向で進んでいれば ECM から出てもおかしくない音になっていたことでしょう。そういう方向の音も聴いてみたい気がしないでもない。

log modified: 2007/05/08 02:09:12 JST

2007.05.08 (Tue)

Hayashi, Otomo & Toyozumi / The Crushed Pellet

 林栄一 (as, ss)、大友良英 (g, turntables, etc)、豊住芳三郎 (ds, perc, erhu) の三人による完全即興 album。2003 年発表。CD 2 枚組、Studio Wee の SW302/303。
 1943 年生まれの豊住芳三郎、1950 年生まれの林栄一、1959 年生まれの大友良英の三人による、世代の違いも何のそのな濃厚 free jazz 大会になっております。
 時に melodious な phrase も交えつつ、突っ込むときはとことん突き進む林の sax。Derek Bailey ばりの spontaneous な無軌道弾きで爆走する大友。そして見事な場読みで混沌とした状況を切り分ける豊住。通して聴いてみると音の variety は広く、刺激的でありながらも混沌に陥りすぎない聴き易さもあったり。してみれば策士豊住の山葵で前衛二人が手玉に取られるの図か。気持ち良く聴ける free jazz には違いなしであります。

log modified: 2007/05/09 02:46:38 JST

2007.05.09 (Wed)

Various Artists / Tresor I & II

 二年前に倉庫をおんだされて休業中だった Tresor Club ですが、5/27 に発電所跡地で復活するそうな。german techno つーたら Tresor は外して通れぬところ、まだまだ頑張って頂きたいのですよ。
 ということで久々にこの album を聴いております。初期 Tresor の 2 枚の compilation から選曲した日本独自企画な album、1995 年発。PCCY-00763。
 直球な四つ打ち hard techno 主体の album で、流石に微妙な cheap さも感じられますが、荒削りな質感がかえって当時の techno の勢いを物語っておるような印象もあり。tr.4 の Maurizio "Ploy (Strategic Mix)" も、この人らしからぬ突進系 techno に仕上っていてええ感じです。
 後半は tr.8 に Jeff Mills "Changes of Life"、tr.9 に UR "Jupiter Jazz" といった anthem を配してますので初心者にもお薦め。

get
  • Manabu Namiki & Kimihiro Abe / Mushihimesama Futari Original Soundtrack
栗本 薫 『熱砂の放浪者 (グイン・サーガ 93)』
「そうこなくちゃ」
 グラチウスはつぶやいた。
「それでこそ豹頭王グインというものだし、それでこそ、わしの相棒というものだ。――おっとっと、相棒といわれるのがイヤなんだったら、もう云わないよ。だが、わしだって、おぬしには長年ラブコールをしていたのにずっと振られっぱなし、だったみたいなものじゃからね! ようやく、おぬしが、かりそめの、一時的のものであれ相棒として認めてくれた、一緒に行動していいといってくれたと思うと、とてつもなくわしゃ嬉しくって、胸がときめいてしまうんだよ! ほら、どきどきしてきた。ヒョヒョヒョヒョヒョ」(page 115)

 ときめきグラチウス、念願叶って舞い上がっております。816 歳でも心は若いってか。早川文庫版で読了。
 気が付けばグインはすっぽんぽんでノスフェラス砂漠に放っぽり出されており、うおお暑い豹頭が蒸れるとか言ってるところをグラチウスに救われる。せっかくノスフェラスに来たんだから星船見とかんとねと思ったグインは、ぐらっちーを唆して瘴気の谷ことグル・ヌー詣でを決行。しかしぐらっちーは途中でびびって足止め。そこに先日入寂したと言われていた魔道師ロカンドラスが現れ、グインを星船に導く、の巻。

 グインの話に戻ってきたとはいえ、砂漠行のせいか虚仮威しな event で場を繋ぎつつ、グインやその取り巻きがあーでもないこーでもないとお喋りに花咲かせるという展開になっております。だらんだらんと進んでいる感じで、あまり面白くない。
 次は辺境でアモン君とご対面になりそうな雰囲気。また来月。

log modified: 2007/05/10 01:58:00 JST

2007.05.10 (Thu)

diary

 会議の日。終わってから懇親会で飲み。
 ひたすら飲んでへべれけに。いや暴言は吐いてない。多分。

log modified: 2007/05/14 02:18:03 JST

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