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硬質な音を連続して畳みかける Co-Fusion の 2nd。1st の頃から stoic な世界を展開していた彼らだが、2nd では 1st の頃の speed 感は若干抑えて、その代わりに鋼のように強靱な groove が全編にて展開される。Co-Fusion を構成する DJ Wada と Heigo Tani は、その DJ Mix を聴くと house から minimal techno に至るまでの幅広い志向性を持っているように思う。しかし Co-Fusion 名義での track では breakbeats を基盤とした solid な音で統一されている。間口を広げる方向ではなく、使う素材を厳選して無駄を削ぎ落とし Co-Fusion としての techno 道を突き詰めた結果が、この album として結実したのだろう。かつての Metalheadz 勢を思わせるようなその姿勢に感服。
I've made the rpms. なんだけど、version の付け方がアレだよな。rc つーことで、beta ver の付け方とは異なるんで、Kondara 流の ver 管理だと未定義なところにハマるんだろうな。
ちなみに Kondara の cvs responsibility では、rc2 で 1.0-0.0005004k という感じになっていた。rc3 だと 1.0-0.0006003k とでもなるんだろう。一応 beta ver の付け方を踏襲している。実際の ver は 1.0 だし、これなら ver up 時にもぶつからない、という配慮なんだろうな。小生も見習うべきか。ちなみに今入れてるのでは、1.0rc3-3mh と出てしまう(ほとんど付属の spec をいじってないので……)。
で、早速 "Fauna Flash / Fusion" を ogg 化して聴いている。ogg123 の decode 時に、default で verbose な表示になっていてビックリ。いや時間表示されてていいんだけど、うっとおしいって時でも消しようがないみたい。
音質は相変わらず良好。元々、128kb/s の bitrate だと mp3 とほとんど遜色なかったし、これ以上音質良くしても体感的には解らないと思う。むしろ低 bitrate での驚異的な音にこそ ov の素晴らしさがあるわけで、こっちは期待大ですぞ。mp3 だと 64kb/s では聴くに耐えぬ程になってしまうが、ov なら 128kb/s より少し音が悪い程度にしか聞こえない。だから radio 録音向けなんだよな実は。
とゆーソフトがあって、これを使えば小生の xtnl のように X login 時に numlock を on できるのである。で、小生の xtnl では numlock の状態を見ないで on/off を切り替えてしまう(だから toggle なんだってば)のだが、numlockx では、on のときに on しても on したままである。素晴らしい! 早速 rpm 化して入れて使ってます。
何故にこのネタが降ってきたかと言えば、kondara-ml で、X 起動時に numlock on できぬという話が上がってたから、google で検索かけて調べたというわけ。いやぁ、良くできた soft があるなら小生は乗り換えちゃうよ、躊躇いなく。
"Hard Normal Daddy" の outtake 集、と言いながら、こっちの方を聴く機会の方が多かったりする。いや、間違いなく 1st の "Feed Me Weird Things" の次くらいには聞き込んでいるはず。この頃の Squarepusher に感じる濡れた感覚が好きなんだろうな。ノスタルジックな melody なのに、痙攣するような D'n'B が絡むという、Squarepusher の代名詞的な sound。何故にここまで作り込まねばならぬのか、ということを問うても大して意味はない。危うさをそのままさらけ出したらそのまま art になってしまった、という偶然の必然な傑作。この後に続いていく album は、art を意識しすぎて失速してしまったなぁ。