Noisy Days in May, 2009

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2009.05.11 (Mon)

DJ 3000 / Galactic Caravan

 detroit techno な人、DJ 3000 の 2009 年作。UGCD-MT004。
 東欧めろと detroit techno の間を行ったりきたり。うんうん、こういう techno もありだよねぇ。東欧めろは浮いちゃうけど。和洋折衷の国なのでこまけぇことは気にしません。全体的にはみだしすぎず、お上品にまとまっておるのが物足りんですが。
 おまけの MixCD はまだ聞いてません。

log modified: 2009/05/12 01:29:06 JST

2009.05.15 (Fri)

栗本 薫 『暁の脱出 (グイン・サーガ 117)』

 早川文庫版で先日読了。
 ガンダルとの戦いでグンドは重傷を負うが優勝確定。グインの代理人としてマーロールがタイ・ソン伯爵の前にしゃしゃり出て、公衆の門前で伯爵の過去の罪を暴露する。クム国王タリクの一声でタイ・ソンはしょっぴかれ、実はタイ・ソンの息子だったマーロールが新たなタイスの支配者となる。一方、重傷だったグンドは死亡したと触れられるが、グンドことグインは生きて仲間とともに地下水路から脱出、こっそり彼の動向を伺っていたヴァレリウスと共にタイスを後にする、の巻。

 やっとこさタイスから脱出。いやぁ長かったね。次はもっとさくさく進めて頂きたいものであります。

log modified: 2009/05/18 21:02:17 JST

2009.05.16 (Sat)

[movie] AVPR: Aliens vs Predator - Requiem

 Colin Strause & Greg Strause 監督作品、2007 年。邦題「AVP2 エイリアンズ VS. プレデター」。
 前作にて Alien を壊滅させたかに見えた Predator 一行であったが、宇宙船の中で Pradator に寄生した Alien が増殖し、宇宙船はめりけんの森の中に墜落。Alien は近くの町に乗り出して繁殖し、町は panic に見舞われる。一方、異変に気づいた Pradator の本星から、始末屋の Predator が一人地球に派遣される……。

 前作も酷い出来でしたが今回も最悪ですなぁ。街中で Alien がどたばたやるのはいいですよ、Pradator と Alien が取っ組み合いするのもよろしかろう、しかし画面暗すぎてよくわからん、方々で展開される人間ドラマが邪魔、最後はバタリアン一掃な落ち……と、どうにも盛り上がりに欠ける出来栄えであります。過去作への hommage はいろいろ散見されますが、それが面白さに結びつかないのも痛い。いやはや、続編ものは難しいね……。

log modified: 2009/05/18 10:01:36 JST

2009.05.17 (Sun)

[movie] Apocalypto

 Mel Gibson 監督作品、2006 年。
 Maya 文明後期、Jaguar Paw (Rudy Youngblood) の住む森の村が帝国の襲撃を受ける。村人は抵抗したが半ば殺され、生き残った者も捕虜となって首都に連行される。Jaguar Paw も首都で生贄に処されようとしていたが、辛くも逃げ出す。Jaguar Paw を抹殺すべく帝国の兵士一隊が駆り出される……。

 壮大なお話かと思いきやただの逃走劇でありました。Mel Gibson 監督作品だけにえぐい描写がいくつも出てきますが、その手の描写が浮いているわけでもないので映画の見せ方としては上出来なのでしょう。しかし一番衝撃的なのは Jaguar Paw の足がやたらめったら速いということでありました。密林をどんでけどんでけ駆け抜ける、その足の速いこと速いこと。これを観られただけでも得した気分になれる映画でありました。

log modified: 2009/05/18 11:38:45 JST

2009.05.18 (Mon)

泉 和良 『spica』

 講談社 BOX 版で大分前に読了。
 引きこもり気味の主人公水井とその彼女遙香との love story。水井は遙香に何度も裏切られ、水井はその都度遙香と別れようとするが、しかし忘れられない離れられないで悶々とする、というお話。

 一作目『エレGY』に比べれば疾走感は抑え目、その分 negative 妄想炸裂な作風になっていますが、逃れるに逃れられない愛の呪縛に絡み取られ、二律背反な心情を抱えて苦しむ恋人達のお話としては非常に上出来なのであります。愛することはそれ即ち戦いなのだなぁ。
 個人的には京極夏彦『嗤う伊右衛門』に匹敵する恋愛蟻地獄物語でありました。

log modified: 2009/05/19 21:10:40 JST

2009.05.19 (Tue)

R+NAAAA / R+NAAAA

 Riow Arai が 5 人の歌姫を produce した album、2009 年発表。disques corde の dccd-014。
 本人名義の "Electric Emerald" で mild な路線に shift した Riow Arai でありますが、今回は女性 vocal を主軸に据えた electro pop ということで、従来よりも広い listener に appeal できるような作りであります。しかし歌を聴かせる作りになると、途端に beat の個性が薄れますね。歌を入れると歌に引っ張られる、って発言は先人も何人か宣っておられましたが、Riow Arai もまた然りか。
 ふむ、こうして見ると邦人とろにか屋の声の使い方としては Susumu Yokota が一歩抜きん出ているように思いますな。

get
  • Gin Blossoms / Live In Concert
log modified: 2009/05/19 20:34:02 JST

2009.05.20 (Wed)

Yanokami / Yanokamick

 原神玲と矢野顕子による unit の 2008 年作。
 矢野顕子の歌い方は個人的に苦手だったりするので、この組み合わせもあまり良い印象ではないのですが、思ったほど歌が前に出しゃばらない点はよろしいかと。この二人だからこそ、という something は感じられないのだけれど。

James Patterson 『Maximum Ride: School's Out-Forever』

 Warner Vision 版の paperback で先日読了。
 前作の続き。追っ手から逃げる Max ら一行は FBI に保護され、図らずも学園生活を送ることになる。しかし平和な時も束の間、犬遺伝子持ちの Ari を始めとする追撃部隊が Max に迫る……。

 学園生活で弟分が色気づくのを見て Max が戸惑うくだりは面白いですな。彼らの出生の秘密も明らかになりますが、それにしてもあの親の対応は酷いねぇ。終盤にはもう一人の Max なんてのも出てきて、話を盛り上げようと努力しているのは解りますが、効果が出ているとはあまり思えず。

log modified: 2009/05/20 21:29:45 JST

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