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Colin Strause & Greg Strause 監督作品、2007 年。邦題「AVP2 エイリアンズ VS. プレデター」。
前作にて Alien を壊滅させたかに見えた Predator 一行であったが、宇宙船の中で Pradator に寄生した Alien が増殖し、宇宙船はめりけんの森の中に墜落。Alien は近くの町に乗り出して繁殖し、町は panic に見舞われる。一方、異変に気づいた Pradator の本星から、始末屋の Predator が一人地球に派遣される……。
前作も酷い出来でしたが今回も最悪ですなぁ。街中で Alien がどたばたやるのはいいですよ、Pradator と Alien が取っ組み合いするのもよろしかろう、しかし画面暗すぎてよくわからん、方々で展開される人間ドラマが邪魔、最後はバタリアン一掃な落ち……と、どうにも盛り上がりに欠ける出来栄えであります。過去作への hommage はいろいろ散見されますが、それが面白さに結びつかないのも痛い。いやはや、続編ものは難しいね……。
Mel Gibson 監督作品、2006 年。
Maya 文明後期、Jaguar Paw (Rudy Youngblood) の住む森の村が帝国の襲撃を受ける。村人は抵抗したが半ば殺され、生き残った者も捕虜となって首都に連行される。Jaguar Paw も首都で生贄に処されようとしていたが、辛くも逃げ出す。Jaguar Paw を抹殺すべく帝国の兵士一隊が駆り出される……。
壮大なお話かと思いきやただの逃走劇でありました。Mel Gibson 監督作品だけにえぐい描写がいくつも出てきますが、その手の描写が浮いているわけでもないので映画の見せ方としては上出来なのでしょう。しかし一番衝撃的なのは Jaguar Paw の足がやたらめったら速いということでありました。密林をどんでけどんでけ駆け抜ける、その足の速いこと速いこと。これを観られただけでも得した気分になれる映画でありました。
Riow Arai が 5 人の歌姫を produce した album、2009 年発表。disques corde の dccd-014。
本人名義の "Electric Emerald" で mild な路線に shift した Riow Arai でありますが、今回は女性 vocal を主軸に据えた electro pop ということで、従来よりも広い listener に appeal できるような作りであります。しかし歌を聴かせる作りになると、途端に beat の個性が薄れますね。歌を入れると歌に引っ張られる、って発言は先人も何人か宣っておられましたが、Riow Arai もまた然りか。
ふむ、こうして見ると邦人とろにか屋の声の使い方としては Susumu Yokota が一歩抜きん出ているように思いますな。
Warner Vision 版の paperback で先日読了。
前作の続き。追っ手から逃げる Max ら一行は FBI に保護され、図らずも学園生活を送ることになる。しかし平和な時も束の間、犬遺伝子持ちの Ari を始めとする追撃部隊が Max に迫る……。
学園生活で弟分が色気づくのを見て Max が戸惑うくだりは面白いですな。彼らの出生の秘密も明らかになりますが、それにしてもあの親の対応は酷いねぇ。終盤にはもう一人の Max なんてのも出てきて、話を盛り上げようと努力しているのは解りますが、効果が出ているとはあまり思えず。