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David S. Ware (ts)、Matthew Shipp (p)、William Parker (b)、Guillermo E. Brown (ds) の面子による、Sonny Rollins 作 "Freedom Suite" の演奏であります。2002 年発表、AUM023。
jazz の黄金期は既に遠くなって久しいのでありますが、David S. Ware は一人でも万年黄金期なので、どの album 聴いても腹一杯なのです。とはいえ今回は師匠格の Sonny Rollins 楽曲、普段より阿鼻叫喚の free jazz な blow は抑えめで、頭とケツはきっちり theme で締めてます。とはいえ solo を取るとやはり独壇場、有無を言わさずジャイスイでぶるんぶるん回されるが如き勢いがあり、やっぱ凄え人なのだと認識させられます。
女房役 Matthew Shipp も、例によって絶妙の定石外しと block chode で鋭い切り込みを見せてます。自身の leader album よりも Ware と組んでる時の方が光ってるような気がしますね。ぱーまん効果か。