|
きた。
きた。
きたきたきたきたきたきたキタキタキタキタァァァァッ!
振り切れました(爆)。
なぜぇ〜あなたはぁ〜〜 minimal なのですかぁ〜♪
ちっちゃい孤島でぇ〜、サルみたいにぃ〜、回して回してズンドコズンドコなのですかぁ〜〜♪
star light っ! flash light っ!
見よあの目眩く平面的 texture をあれが流動的に視界の端から端へと横断して次第に加速してしまいには動いている・止まっているという状態さえ判別不能になったとき自分の眼を君は信じることができるか否そんなものを過信してはいけない誰も自分の眼球で自分の網膜を黙視することはできないそれどころか見ているという意識さえ君は前景化できない光の波長がどんな色か解るかいその圧力を感じるかい永続する分厚い壁に君は触れられないだろうそれどころか近づくことさえ不可能だ何故ならその巨大な輪郭を知覚し得ないから何言ってるんだそんな当たり前のことに今頃気付いたのかいいやそのままでいいよ気付いた振りなんか気休めにしか過ぎないところでこの音は何処に向かっているか知っているかい知っているかい知ってい知って知って知
StarOffice も載っかっているが、Crossover Office を使うことで素の Office2000 が動かせるらしい。でも日本語対応してないかも。
ゆったりとした重低音が鼓膜を震わせるたびに、魂が鑿で削られるような錯覚に襲われる。強烈な衝撃ではないが、打ち込まれる楔の一つ一つが、的確かつ確実に我々を何かに引き寄せる。畏怖、と表現すべき感覚かも知れない。その音を前にして、我々は竦み、怯え、そして引き寄せられる。そんな album、そうざらにありはしない。
Massive Attack、1998 年発表の 3rd。もうそんなに経つのか。radio で tr.3 "Teardrop" が流れた時が小生の Massive Attack 初体験だったのだけれど、それがついこの間のことのように思い出される。あの時に打ち込まれた楔は、今でも小生の心の何処かに根を張っているという事だろう。
tr.8 "Black Milk" は、"Teardrop" と同様に Elizabeth Fraser の vocal を feature した曲。物憂げな声、scratch を交えながら、霧のように不明瞭な音響が世界を満たす。Portishead ぽいなーと思い、Bristol sound とはこういうことかと再認識したりする。
便宜上 dance music と分類される音だけれど、こういう音で踊れるかどうかは疑問。いや無理に踊らなくてもいいです。この重い重い dub に身を浸すだけで、暖房の効いた部屋の中でも冷たい冷気に背中を押されます。2003 年に聴いても新しい、結晶のような album だ。
New album は 2002.01.29 に日本発売。でも Toshiba EMI から出るので、多分 CCCD なんだろうなぁ。自慢じゃないが CCCD は今まで買ったことありません。年貢の収め時かな……。
遂にここまで来ましたか。japan.internet.com の記事もあり。
どうも KaZaA ユーザだけが対象のようだ。にしても、著作権保護対象となる曲をやりとりしているってこと、どうやって確認するんでしょ? license に縛られない data を転送してるかも知れないし。
まぁ、RIAA としては ISP に対して強気に出られる手札が欲しいということなんじゃないだろうか。実際の効力があるかどうかは二の次で。
Alex Proyas 監督作品、1998 年。
光の射さない街で、主人公 John Mardock は目覚める。自分の過去を思い出せない。傍らには見知らぬ女の死体。hotel を逃げだし、自分が誰であるかを探り始める。John を追うのは、彼を娼婦連続殺人犯と疑う警部。そして、黒い long coat に身を包んだ、skin head で色白な男達もまた John を追い始める。
Philip K. Dick 的な悪夢世界を見事に映像化している。人の記憶を操るという話なら目新しさは無いが、想念により現実の街が変形していく様は壮観である。日の光が射し込まない、誰も「昼間に何をしたか」を覚えていない、主人公が記憶の手がかりを求めて Shell beach への行き方を人に尋ねても、皆、その地名を知っているのに行き方を知らない。人間は、黒い coat の男達に操られる存在でしかない。黒い coat の男達は人間にとって神にも等しい存在だ。そして主人公は、神と人の half として運命に立ち向かう。この映画につきまとう妙な cheap さは、こうした神話的意匠が昔の SF 小説を連想させることと無関係ではない。
でもまぁ、お話はこの際置いてきぼりにしても良い。全編に漂う暗い image にただ酔いしれるのが、この映画の正しい見方。主人公と言うにはあまりに無表情な Rufus Sewell の怪演も見物。あ、ヒロイン役は Jennifer Connelly だったんだ……と、映画見終わった後でようやく気付いた小生は、やっぱり映画には疎いということで。評価は中の上くらい。
Barry Levinson 監督作品、1987 年。
ベトナム戦争中、サイゴンで米軍放送局の DJ になった男がいろんな騒動を巻き起こす……という話。
Robin Williams って comedian なんだ、ってことを思い知るにはこれで充分。炸裂する machinegun talk。笑いのためなら大統領さえおちょくり、卑猥な表現も連発し、規制されていた rock や soul もばんばん turntable に乗せる。そんな態度が上官に気に入られるはずもなく、色々と悶着も耐えない。なんか Robin Williams、こういう役回りが多いね。
DJ は現地の少女に恋をする。そしてその兄と親友になる。しかしその兄はベトコンだった。DJ は本国に送還される直前、その兄と話をする。誰が敵で、誰が味方なのか。個人として味方でも、戦争していることには違いない。だから互いの思いも擦れ違う。戦争は人と人とを繋げることもあるけれど、深い断層は埋められない。
DJ は検閲を通っていない記事を放送した罪で暫く停職処分になる。しかし放送局には彼を復帰させるよう懇願する兵士達の投書がわんさと届く。兵の志気への影響を鑑みた上層部は DJ の復帰を許可する。しかし当の DJ は、色々と縛りの多い放送局のやり方に嫌気が差していて、もうやらないの一点張り。しかし渋滞に巻き込まれたとき、半ば無理矢理に従軍兵士達相手に talk をやらされて、戦場で自分の放送を楽しみにしている男達が多いことに気付く。DJ は兵士達の名前を茶化しながら次々に訊いて回る。それは humorous で、しかし悲壮な scene だ。共に笑った兵士達は、翌朝の「グッドモーニング、ベトナム!」を聴けるかどうかも解らない身の上なのだから。それでも、いやだからこそ、DJ は自分の仕事に舞い戻る決心をする。
ベトナム戦争という状況の中で、様々な摩擦を起こしながらも人は生きていき、話を続けていく。この映画に解決はなく、ただ戦時下の状況だけが提示されるだけだ。そして、そういう状況に Robin Williams の泣き笑い顔は妙に似合ってしまう。その顔は、もしかしたら彼のうるさい DJ talk よりも雄弁にこの映画の特色を物語っていたのかもしれない。
おっと、Forest Whitaker の飄々とした佇まいも特筆しとこう。もうこの人は、ねぇ、相変わらずひょこひょこした歩き方がイイ!
Juan Atkins の別名義作、1998 年 release。
凄いです、minimal です。ambient っぽいし。"Deep Space" ぽい世界を突き進めた感じ。されど tr.5 "Body Oil" の、うきゃうきゃ言ってる synthe の音が Detroit 魂を伝えてます。でも地味。とっても地味。良心的なくらい地味。よく解らないが国宝。あ、日本人じゃないのか。じゃあ Detroit の宝で。
こういう album を映画の soundtrack にする場合、どういう映画が良いのだろう。宇宙。うーむ、ありきたり。戦場? これが前線で流れてる最中に爆撃食らって死んだら上手く成仏できんよ。墓場。おお。墓場だ。坊さんの念仏。ぽくぽくぽくぽく。そう考えると、tr.8 "Coffeeshop Connection" なんて坊さんとダンスてなもんだ。いかん。悪ノリしすぎ。でも地味なんですよ。この地味さを愛しましょう。Juan はアチラの世界と繋がっている。ちなみに infinity とは「無限大」という意味。魂の世界に限界はない。跳べ。
「千と千尋の神隠し」が、テレビ映画としては歴代最高の視聴率を達成した、と朝日や日経や ZAKZAK で報じている。まぁそれはいいんですよ。ちなみに小生は video で録画したけどまだ見てない。それもどーでもよろしい。急かされなくても見るから安心したまへ。
ふと気になったのは、視聴率ってどうやって計測してんのかってこと。うちの TV は東芝製 15 インチの安物だけど、これで見てる番組も視聴率に計上されてるんだろうか。んで情報収集されてるんだろうか。そんなことをされたら小生が「ロックマンエグゼ」見てることがばれてしまうではないですか。それはいかん。そこには禁断のピー自己規制。
とりあえず google さまにお窺いをたててみて、ここを読んでみる。ピープルメータとかオンラインメータとか日記式アンケートとか、調査の仕方はいくつかあるらしい。どうやらウチは調査対象外らしい。そりゃそーだよな。ひとまず安心。
この調査、関東地区だと「1 都 6 県 + 熱海・伊東市」が調査エリアになっているようだ。単純に東京都だけで計算してみると、東京都の人口総数は 2002/12/01 時点での推定で 12,288,169 人。「千と千尋」は視聴率 46.9 % ということで、
12,288,169 * 0.469 = 5,763,151 (小数点以下は切り捨て)
実に 576 万人が見たということになる。うひょえ。そりゃあウチの仕事場でも残業してる人が居ないわけだよ。小生は仕事してましたよ。けっ。
渋谷 DiskUnion で餌箱に放り込まれていた一品。いくら minimal だからって酷い扱いだ(笑)。まぁ安く買えたから良いんだけど。2001 年作。
音は、大方の予想を裏切らないカリレケ節です。相変わらず vocoder 使いまくってます。ふみゅーん。楽しい。聴いてるとどんどんバカになりそう。貶してるわけじゃありませんむしろ誉めてる(爆)。
「だから鎮痛剤よこせって言ってるだろうが!」
でもお脳に注射はきっついと思いますよ、はぁ。いきなり tension 上がりまくって悶絶死しても知りませんぜ。まぁ幸せを感じながら死ねるなら本望ですか。願わくば荒事無きまま平穏無事に生きていきたいものです。
「バカ。お前走る役だろっ!」
はっ。そうだったかも。大体カリレケですよ旦那。acid で hard で minimal で時計を見ればもう 25 時過ぎてしまった。あれー? 俺さっき帰ってきたばかしなのに。何やってるんだろ。tr.6 "Megahertz" って結構複雑な曲構成だよな。Cari Lekebusch の minimal は遊び心が感じられるから好きです。いくら使い捨て感に溢れていても、聴いている間は笑点、げふっ、昇天しまくりです。脳裏に今までの人生が甦ります。脳内に dopamine が溢れます。お星様が綺麗だ。
「ネットは広大だわ……」
よく解らないままに広大なのは解ります。広大だとどうなりますか? 溺れて死にます。あ、もう tr.8 "Clear" が流れてます。"Clear" つーと Cybotron ですな。当然の如く関係性は見いだせません。カリレケに歴史を語るは愚の骨頂。恥を知れ恥を。なんちゃって Jet Coaster。
もう訳解りませんが Cari Lekebusch は正しい。疑う前に踊っておけ!
勿論これはあの映画のサントラなわけです。jacket は映画の冒頭でも印象的だった、三人の魔女が手首を浜辺に埋める scene。映画から撮った写真かと思ったら、何と Roger Dean の絵だった。fantasic な絵ばかりじゃなかったんだ。あ、jacket 違いのものもあるみたいだから要注意です。
肝心の Third Ear Band の音は……んむむ、70 年代プログレですな。それも Yes とか King Crimson みたいな大御所の音ではなくて、Soft Machine とか Can とか、その辺の jazz で free で安くてキワモノな音。trad 色が強い点が個性と言えるかも。最近は techno とか techno とか techno とかばかり聴いてたので、たまにこういう弦楽器の音を聴くと人並みの世界に降りてきた感じがします。でもこんなどろどろした音楽で癒されちゃっていいんだろうか。そういう感覚って既に腐ってるんじゃなかろうか。そういえば Macbeth の嫁さんもかなりイッてましたねぇ。
この ensemble、デタラメなようでいて実は完璧です。その心は即ち、一人がずれた音を鳴らして、別の一人がまたずれた音を鳴らして、別の一人がまたずれた音を鳴らして……で、ちょうどズレがズレを呼んで一周したところでバシッと tape が回っている、と言った風情を感じるということである。故に、demonish な音がどんどん free に流れていっても Third Ear Band としての核は微塵も揺るぎはしない。何だか傑作みたいに思えてきたな。
最近は小生の安眠 bgm としても活用しているこの album。どうりで眠りが浅い and 目が覚めていても譫言を言う and 仕事場で「去年のはみぃはこんなんじゃなかった……」と言われてしまう。そうか。全てテメーのせいだったのか!
傑作と認定します(爆)。