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ImageMagick の mogrify での画像一括変換めも。
$ mogrify -format jpg dir/
dir より下層の sub directory も含んで変換してくれる、はず。
しかし数が多すぎると「引数多すぎじゃ」と叱られたりします。そういうときには find でごまかします。
$ find dir/ -exec mogrify -format jpg {} \;
変換後は *.jpg の file ができますが、元画像が gif や png だとそのまま残ってます。それが邪魔ならやはり find で消します。
$ find dir/ -iname *.gif -exec rm {} \;
りんたろう監督作品、1983 年。
Transylvania 王国の王女ルナの乗る飛行機に隕石が衝突する。落下するルナにフロイと名乗る energy 体が交信を掛け、全てを破壊しようと目論んでいる幻魔が地球に目標を定めたこと、そしてルナはそれに立ち向かう超能力戦士であることを告げる。ルナは長い眠りから覚めた cyborg 戦士ベガと共に同志を探す。日本では高校生の東丈が野球部の regular の座を奪われ、彼女とも上手くいかず、鬱屈した日々を送っていた。その丈の前にベガが現れ攻撃を仕掛けてくる。逃げ惑っていた丈だが危機に追い込まれたとき超能力を発動して窮地を脱する。自分の秘められた力に酔う丈だが、ルナの思念により幻魔の存在を知り、その強大さに怯え自閉してしまう……。
予告編が面白そうで中身が詰まらない映画というやつでしょうなぁ。しすこん映画、でもって愛は地球を救う、というお話。
東丈の急激な人生変転は見ていて面白いものの、仲間が増えても結局は丈の話に終始してしまうので、話が広がっていかないんだよな。はったりで成り立っている大作映画でありました。
UK の重低音な人達、Black Sabbath の 4th album、1972 年発表。"Black Box The Complete Original Black Sabbath 1970-1978" 盤。
Sabbath と言えば剛球一直線な重低音 riff という印象が強いのですが、その一方で rhythm に緩急を付けて dramatic な曲展開を披露したり、piano や strings を取り入れて幅広い音楽性を appeal したりと、意外に芸の細かいところもあったりします。とはいえ従来の album では曲単位で試しにやってみた感のあるそういう楽曲を、album の流れの上でも意識的に配置したと思われるのがこの "Vol. 4" なのであります。
冗長ながら掴み充分な tr.1 "Wheels of Confusion"、Sabbath らしいざくざくした riff が楽しめる tr.2 "Tomorrow's Dream" 辺りはまだ普通ですが、tr.3 "Changes" での piano な ballad でずっこけ、tr.4 "FX" の曲とも言えぬ noise の後に襲い来る tr.5 "Supernaut" のかっちょよさははっきり言って前 2 曲を踏み台にしているが故の光輝であります。さらに tr.6 "Snowblind" では Sabbath な riff と序破急な rhythm、締めには strings も被さってこれまでの集大成的な Sabbath 流の一大 prog rock 絵巻が繰り広げられます。
その後も tr.7 "Cornucopia" で精神分裂的楽曲を聞かせたかと思えば tr.8 "Laguna Sunrise" では acoustic guitar と strings による静謐な世界へ誘い、tr.9 "St. Vitus Dance" で軽乗りながらも変拍子な riff で頭振らせたかと思えば tr.10 "Under The Sun" では再び heavy で dramatic な大曲を持ってきて重厚に締め括ります。あ、全曲通してしまった。
小生はこの album には辛口だったんですが、album 単位で時系列順に聞いていると、この album での Sabbath は早生まれの heavy metal band という括りでは収まらない一種異様な迫力があることに気付かされて、今更乍ら小便ちびってしまったのであります。傑作。
Harold Budd と Cocteau Twins な面々による 1986 年作。
はてさて小生は Cocteau Twins がどうにも好きになれん人なのであります。妖精の歌声と名高い Elizabeth Fraser の歌唱力は流石の一言なんですが、如何せん厚化粧な new age 的装飾が小生の耳を一歩引かせてしまうわけで。更に 80 年代的な reverb の効いた打ち込み drums がずごーんばこーんと大仰に絡むあたりで居たたまれない気分にさせられるのです。まぁ、CTs がその歌舞伎的な overaction を自らの個性と思っているのならそれはそれで it's not my taste と切り捨てれば済むことである。
しかし synth 好きの御大 Budd がそれに便乗して CTs の増長に輪を掛けておるのが個人的にはとても残念なのであります。悪乗りすると拡大路線に走ってしまう人ですからそうなるのも解らんではないですが、こういう時には誰か止めて差し上げるのがよろしかったのではないでしょうか。ということで、改めて Brian Eno は Budd の美味しい所をちゃんと弁えておったのだなぁと再確認したのでありました。
Luciano Sgrizzi の弾く Baldassare Galuppi の曲に叩き起こされました。ちぇんばろは耳に毒です。
ちなみに先日購入した Scott Ross の D. Scarlatti Sonata 全集は頭から聴き始めて現在 CD 20 枚目、KK 317 まで到達。金太郎飴とは思いつつも聴いてる間はひたすら心地好い。
仕事場近くのげせんに立ち寄ったらば初代 Espgaluda 発見。へろへろと 50 円 1 play、じゃのめ羽付き第二派の上から下から弾まで。小生のようなへたれがウン年振りにやってもここまで辿り着けるのであるから初心者向けに違いない。つか途中で飽きた (爆)。
Terje Rypdal (eg, fl)、Miroslav Vitous (b, p)、Jack DeJohnette (ds, vo) の trio による 1981 年作。ECM から。
広がりのある drone 系の guitar 音響で聴かせる album であります。あまり速弾きしない Terje Rypdal ですが、tr.4 "To Be Continued" ではぎゅわぎゅわ弾きまくってます。それでも free な混沌にはまりこまず、ECM 的な静謐感を保ち続けているのは流石と言うべきか。職人 Vitous と DeJohnette も隙の無い play で良好。
ちと上品にまとまりすぎて印象が薄い感もありますが、北欧 jazz 独特の冷たい空気感が心地好い album であります。
老いて益々盛んな Van Morrison、2006 年発表の country album。
country なんぞ小生は普段からろくに聴くこともなく、steel guitar と violin のふにゃあんとした締まりのない音を耳にしただけで stop button を押したくなる性分なのでありますが、Van の soulful な声が浪々と響いてくるとこりゃやっぱ Van の album だわさということでひれ伏して聴いてしまうのです。そうこうするうちにふにゃふにゃな back の音から放出される relax 波動に脳が冒され、ああ何だ良い album じゃないかと上手い具合に洗脳されると。
それにしても近年の Van は、ほんとに自然体で自分の好きな音楽やっとりますなぁ。
I speed-dialed Cindy. "This is Source Close to the Investigation calling," I said.
"No way. You're Unnamed Contact. Source Close to the Investigation is Jacobi."
"Oh, shit." I chuckled. (page 93)
Warner Vision 版の paperback で読了。『1st To Die』の続巻ですが単体でも完結してます。
教会での銃乱射事件にて黒人の少女が一人死ぬ。事件の捜査に乗り出した Lindsay Boxer 警部は、数日前の別件殺人で目撃された車が教会での事件時も現れていることを知る。事件の背後には Chimera と名乗る白人至上の殺人鬼が居るらしい。Women's Murder Club の面々と協力しながら Chimera を追い詰める Lindsay。その Lindsay の前に、行方不明になっていた元警官の父が現れる……。
薄口 thriller。2 時間ものの TV 映画みたいな展開で、あっさり読めます。
地方検事補 Jill は懐妊、監察医 Claire は Chimera に狙われ、記者 Cindy は Chimera 事件で知り合った牧師と良い仲になる。Lindsay 以外の登場人物にもそれぞれの見せ場を作ってます。
まぁそうは言っても Lindsay は主役なので一頭目立っておるのです。父親が一連の犯罪に絡んでいるのではないかと苦悩したり、敵から銃撃されたり……。まぁ、どたばたしている方が面白いのは確か。悪者に同情の余地なしな点もめりけん産らしいところかのぅ。