Noisy Days in December, 2001

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2001.12.21 (Fri)

Yasushi Ishii / Raid - Hellsing Original Soundtrack

 夜の闇を連想させる音……と言うとべたすぎるか。でも真っ昼間から聴くような音じゃないね。

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  • 森 博嗣 『森 博嗣のミステリィ工作室』
  • 手塚 一郎 『AYA』
  • 由貴 香織里 『ゴッド・チャイルド』(1)
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 仕事行って飲み行って帰宅。

log modified: 2002/11/09 11:58:17 JST

2001.12.22 (Sat)

Ian O'brien / A History of Things to Come

 とはまた御大層な title ですなー。Ian O'brien、久々の新譜である。日本版が出ないので輸入盤で買っちゃいました。
 前作 "Gigantic Days" の冒頭は Jazzy な Drum からだったが、今回は Ambient な雰囲気から緩やかに入っていく。その雰囲気は album 全体にも通底し、以前よりも funk 色は薄れた感じ。変拍子の曲も無さそうだし。しかし大らかな scale を感じさせる音の作りは相変わらずで、聴いている狭い部屋にも宇宙への扉を開いてくれます。

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  • Riow Arai / Beat Bracelet
  • Yoshihiro Hanno / Platform
  • Calm / 1996 Calm before the Dawn
  • Ian O'brien / A History of Things to Come
  • Co-Fusion / Co-Fu 2
  • 船戸 与一 『緋色の時代』(上・下)
log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

2001.12.23 (Sun)

Yoshihiro Hanno / Platform

 映画 "Platform" の main theme を含む、半野喜弘の最新作。その映画は見てないけどね……。
 半野の soundtrack と言うと、"flowers of shang-hi" や "永遠の仔" がすぐ連想される。この "Platform" もその延長線上にある音世界で、哀愁を帯びた strings が胸を締め付けずにはいられない表題曲を始め、ノスタルジックな映像を喚起させるような音が随所に現れる。小生は曇り日の波止場を思い出すが、映画ではどういう情景なのだろう。
 近年の半野が作り出す音は strings や acoustic guitar などの生音が音を占める割合が高いけれど、そこで構築される音世界には、かつて半野が第一線を突き進んでいた club music の息吹が残っている。一つ一つの楽曲を取ってみても、そこには歌謡的な melody の組み合わせではなく、melody を parts として組み合わせることによって生じるズレや違和感がある。そこに美を見ようとするのが最近の半野の思惑だろう。
 そして、半野にしか持ち得ない残響感はここでも健在である。息をのみ、ただただ聞き入るだけ。ますます遠い人になっていくなぁ。

手塚 一郎 『AYA』

 手塚一郎の新作。神と悪魔の戦いに学園ラブストーリー。思いっきり意表を突かれたというか拍子抜けしたというか。現代が舞台だからか、あの魅惑的な文体も押さえ気味。物足りないなー。というわけで次作に期待です。

[comp] Mary の update

 先日購入した「Linux Magazine the DVD」に、Kondara の update package が入っていたので、mph-get で DVD から update した。sylpheed や xmms や ogg vorbis は downgrade してしまったので、自前で rpm を放り込む。これで少しは新しくなったはず。
 で、いざ didit しようとしたら、atokx が立ち上がらぬ(爆)。Kondara_ML では IIimf 周りで不具合があったという話があったけど、そのせいかな。Just の IIimf を入れて再起動、今は順調に動いている様子。もはや Canna には戻れぬ小生であるため、一瞬ヒヤリとしましたぞ。
 今回の update で、mozilla と galeon が新しくなった。目に解りやすい update だな。

[comp] ogg vorbis rc3 まであと……

 数週間らしい。更新早いな。

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

2001.12.24 (Mon)

Freddie Hubbard / Here to Stay

 Hubbard ってそんなに好きなペット吹きじゃない……何せ元気が良すぎる……のだが、この album では Jazz Messengers のメンツが Hubberd のやんちゃな部分と上手く融合している。最後を締める "Assunta" がさり気ない叙情を感じさせる良い曲で、この album を長らくほったらかしにしていた自分を責めたくなる。

森 博嗣 『有限と微小のパン』

 読了。長崎の大手ソフトメーカー、ナノクラフトが経営するテーマパーク。そこで起こる奇怪な連続殺人。偶然居合わせた西之園萌絵一行は例によって事件の渦中に。そして影のように現れる天才、真賀田四季。
 質量共に、シリーズ末尾を飾る大作である。まぁトリックだけを取ってみれば小粒かも知れないが、話の進め方が上手くて、最後まで飽きずに読み通した。最後の最後で捻りが一発。やられました。

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  • Miles Davis Quintet / Cookin'
  • King Crimson / Three of a Parfect Pair
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 小生は Gnomer なのだが、思うところあって KDE を久々に使ってみた。ううう、重い(笑)。しかし壁紙の設定でいろいろ config できて楽しそうだなー。Gnome だと絵を貼って最大化スケールするくらい(emboss なんてのも最近はあるが)しかできないが、KDE のものだと二色設定してグラデかけて絵と交わらせたりもできるし、グラデのかけ方もいろいろあるので。
 Gnome 用の壁紙ツールでそういうの無いかと Google で探してみたが、見あたらず。仕方ないので Gimp 使って自前で加工して壁紙作った。まぁこの方がいろいろできるのは確かなのだが、もう少しお手軽に出来ないかな。
 自分で作れってか(爆)。

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

2001.12.25 (Tue)

Ian O'brien / Desert Scores

 最新作の "A History of Things to Come" は聞きまくっているけれど、ここは久々に first album を聞いてみる。おお。何処を切っても Ian O'brien 印。多くの techno 野郎が思う Ian O'brien っぽさというのは、やっぱりこの first album に凝縮されていると思うな。ぽわぽわしたシンセの音とか、serious なのかフザけてるのかよく解らない変拍子とか。一聴したときの impact としては、この first album が一番強烈で解りやすいのではないか。techno っぽい techno してるし。
 そして Ian は、second で大宇宙の scale を手に入れ、third で tribal & spiritual な世界へと足を踏み入れるのであった。

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 職場の K 松さんが手塚一郎を知っていたとは。まぁベニ松の『隣り合わせの灰と青春』をこないだも読んでたしなぁ。知ってる人は知っている、ということか。

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

2001.12.26 (Wed)

Various Artists / Morning Tracks volume 3

 DJ Yoda による、大らかで dramatic な trance。Ambient な幕開けから四つ打ちへの流れが気持ちいい。以降の流れも smooth なので、下手に shuffle など出来ない album に仕上がっている。Mix のカガミとでも言うべきか。

diary

 疲れたぁ。仕事行って帰宅して、もう 1 時だよ。

 今年も残りわずかだ。いろいろあったなぁ。川越から東京に移ったし、試験屋から仕様屋になっちゃったし、仕事場も 3 度変わったし、CD もまた山のように増えちゃったし。そんな中、自分も変わったんだろうなぁ。毎日自分の姿を見ているから自分が変わったような印象は無いのだけれど、端から見ると変わったように見えるとか。まぁ、一番解りやすいのは歳取ったということくらいか(笑)。

log modified: 2003/04/26 18:47:11 JST

2001.12.27 (Thu)

Moebius - Plank - Neumeier / Zero Set

 名盤中の名盤として、techno 野郎の中では有名な一枚。上物は Moebius と Plank の怪しげな電子音、地べたでドカドカ言ってるのは Neumeier の drum だ。Moebius の絡む album はどれを取っても何処に向かっているのか不明なままという、変な不気味さが絶えず付きまとうが、それを面白がる力も listener には必要である。「なんじゃこりゃ」と言いながら聞き続けて幾星霜。変です。好きです。

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 仕事行って帰宅して、ああ眠い。

「スクライド」最終話

 終わりました。最後はカズマと劉鳳との一騎打ち。Ending のくどいベートーベンの組曲みたいなものか。結局何だったんだよこの話は(笑)。まぁ意味を求めても仕方がない。過剰な世界で過剰な戦いを繰り広げるという、ノリ一発な話が作りたかったんでしょうね。「リヴァイアス」が緻密な作りだったので、その反動かな。それにしては筋を違えすぎているような気もするが、それもまた良し。

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

2001.12.29 (Sat)

Yukihiro Fukutomi / Timeless

 Urban な香り漂う、華麗な Crossover Music。House を base にしつつ、生音の暖かみを存分に引き出している。装飾過多で暑苦しい、という印象もまた有るのだけれど、最近冷える日々が続いているので、かえってこういう音に手が伸びる。それもまた良し。
 "Timeless" と言うと思わず Goldie を思い出す。小生的にはそっちの方が Timeless な感じがするが。

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  • Yukihiro Fukutomi / Timeless
  • Michiharu Shimoda a.k.a. Silent Poets / Soundtrack for Hotel Id+
  • Kondo Toshinori & IMA / Tokyo Rose
  • V.A / Tresor I & II (compilation)
「ココロ図書館」 最終話

 キャラ萌えな訳ではないぞう(笑)。
 前回のココロパパの話を引き継ぐ形で、最終話は図書館存続のためにココロが市長に掛け合うという話。またまた泣かせる要素が……って、またあのパターンだが。しかし街であんだけの demo するくらいなら、図書館に行ってやれよあんたら(笑)。
 サントラ買わないとな。近場には無いんだよこれが。つくづく、ここって小生の求めるものが手に入らぬところだな……。

「バビル二世」 最終話

 バビルの遺産を遂に解放する光一。しかしヨミがそれを横取りし、再び光一との戦いにもつれ込む。……と書いていてもあまり燃える要素がないです。単に小生が物知らずなだけなのだが、まぁ「バビル二世ってこういう話だったのね」というのが解っただけでも収穫としようか(笑)。

diary

 明日は帰省である。で、使ってないノートパソコン (FMV-5133NU) に linux でも入れて使おうと企てたのだが、あえなく挫折。やはり 1G しかないと辛いか。まぁこれも世の流れよのぅ。てゆか新しいの買いなさいって俺。

log modified: 2002/05/05 21:34:57 JST

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