Noisy Days in May, 2013

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2013.05.12 (Sun)

[movie] Solomon Kane

 Michael J. Bassett 監督作品、2009 年。
 中世の西欧。欲望のままに悪逆非道を尽くしていた Solomon Kane (James Purefoy) は、その行いが祟り悪魔に魂を狙われる。改心して England に戻り協会に見を置いた Solomon だったがやがて教会からも追い出され一路故郷を目指す。途中で追いはぎにあうも暴力が悪魔を呼び寄せると信じる Solomon は無抵抗を通して打ち倒されるが、通りすがりの旅人 Meredith Crowthorn (Rachel Hurd-Wood) らの家族に救われる。Crowthorn 一家と旅することになった Solomon だったが、その地域は妖術師 Malachi (Jason Flemyng) 率いる軍団が勢力を広げており、彼らの襲撃を受けて Meredith は彼らに誘拐される。Meredith の父の遺言を受け、Solomon は Meredith を救うべく再び戦いの道を進む……。

 Robert E. Howard 原作の中世 dark fantasy もの。Howard ものといえば筋肉もりもりまっちょまんなお話ばかりかと思ってましたがこういうのもあるんですね。
 英国といえば雨で霧で視界悪しですが、この映画でも終始雨ばかりでもうそういう仕立てからして dark fantasy でたまらんです。鍔広の帽子に長マントで二刀流な Solomon もナイス厨二病で大いに結構。Malachi 軍のゲテモノっぷりはあまり印象に残らんのが若干物足りないか。B 級えんたーていめんととしてはそれなりに面白い映画でした。

log modified: 2013/05/13 02:44:53 JST

2013.05.13 (Mon)

[comp] Mo6 i686 to Mo7 x86_64

 GW に暇を持て余して Mo6 i686 から Mo7 x86_64 に移行しました。いやほんとは Mo8 待ちだったんですが 2 年待っても release されそうにないので。まぁ普通の人なら Fedora なり Mint なり Ubuntu なりで上げようとするであろうところをあえて Mo にするあたり、Kondara 以来の小生の忠誠心が窺えます。って、そんな大それたもんでもないですが。
 それなりにとらぶったのでメモ。

[comp] Mo8 x86_64 install

 install 時に nvidia driver 絡みで X がコケる。これでおk、と言いたいところですが Momonga Nonfree Package Builder での xorg-x11-drv-nvidia の make に失敗。svn から spec 取ってきて、nvidia の unix drivers から 304.88 取ってきて spec 書き換えて rpmbuild して install すると ok。って、もう 304.88 も古いのね……。

 Momonga Nonfree Package Builder で、xvid とか lame とか入れる。xvid は svn から spec file 落として最新版で更新。flash player は Momonga Nonfree Package Builder では source がないと言われて作成失敗。例によって svn から spec 落として 11.2.202.280 の rpm 作って install。
urxvt とか fluxbox とかも入れて従来環境に。

[comp] ruby 1.9.2

 前環境は ruby 1.8 でしたが、今回から ruby 1.9.2 になったせいか、rtvbook がコケる羽目に。
 hpricot が ruby 1.9.2 で厳密になった言語設定の比較構文を上手く処理できてないっぽい。いちいち直すのも面倒なので hpricot から nokogiri に移行すると問題なく動くようになったので、とりあえずこれで様子見。

 ndiary もコケるようになってました。言語指定で utf8 とか仕込んで動かそうとしましたがなかなか動かない。ダメもとで ruby18 で叩いたら動いたのでもうこれでいいやと。ruby も結構変わってるんですねぇ……。

[comp] x86_64 環境での wine

 pt2 の録画環境のお話。
 こそっと tstools-1.11 を入れる。recpt1 (char 版) も make する。この辺の詳細は各自ぐぐってよろしく。でもって手打ちで recpt1 叩いたら録画は出来るようになったと思いねぇ。
 次に wine 経由で BonTsDemux v1.10+10k7+nogui+es+fix05 を動かそうとすると動かん。wine の x86_64 ばいなりだとどうにも動かせんらしい。そこで fedora 鯖から wine 1.4.1 i686 rpm を force nodep で install。これで BonTsDemux はとりあえず動くようになります。多分 Mo 鯖の wine i686 でも動くとは思いますが未検証。
 とはいえ nogui だと上手くいかなくて、例えば次のような打ち方すると timeout で死にます。


bontsdemux -i mbs.ts -o hoge -nogui -encode MPEG2PS -start -quit

 ところが次のように打てば通ります。


bontsdemux -i mbs.ts -o hoge -srv 2064 -nogui -encode MPEG2PS -start -quit

 成る程ねぇ……。
 いずれは all linux 環境で録画からえんこまで処理したいところですが、ffmpeg 単体で MPEG2PS から avi まで仕立てるとたまに音ズレしてることがあるので、その問題が片付くまでは bontsdemux のお世話にならざるを得ないというのが実情であります。

[comp] cron

 Mo6 i686 で使ってた cron を Mo7 x86_64 にコピって動かそうとしたら動かん。
 普通にこういう書き方だと全力で無視されます。


50 00 * * * ruby /home/hoge/src/rtvbook/rtvbook.rb

 試行錯誤した結果、こうすれば動くようになりました。罠すぎる。


LANG=ja_JP.UTF-8
50 00 * * * ruby /home/hoge/src/rtvbook/rtvbook.rb

 しかしこれでも BonTsDemux v1.10+10k7+nogui+es+fix05 を仕込んだ script は動かない。
 nogui にしてもこの bon は dos 窓開こうとするので、それが悪さしてるっぽい。即ち、


03 05 * * * /home/hoge/bin/ts2xvid.sh /home/hoge/*.ts

 だとやっぱ効かない。
 試行錯誤の結果、


03 05 * * * export DISPLAY=:0 && /home/hoge/bin/ts2xvid.sh /home/hoge/*.ts

 だと動くっぽい。でもたまにこける。様子見。

[comp] Mo6 i686 to Mo7 x86_64 総評

 現時点での不具合。

  • ニコ動で古い動画見ると音がブツ切れ。flv の処理がよろしくない?
  • ニコ動で viewer (新宿) 開くと viewer のゴミがどの画面にも表示される。(hardware acceleration が邪魔してるっぽい?)

 まぁいいか。

log modified: 2013/05/16 01:01:44 JST

2013.05.15 (Wed)

Derek and the Dominos / Layla and Other Assorted Love Songs

 Eric Clapton が在籍していた Derek and The Dominos の studio album。1970 年発表。
 tr.13 "Layla" がやけに有名な album であります。まぁ pop だし、耳に馴染みやすいのは間違いない。しかしこの band の肝はやはり guest として召集された Duane Allman の slide guitar、それに尽きるでしょう。blues feel に貫かれた彼の guitar なくしてこの band を語ることはできませぬ。Eric Clapton は vocalist としては線細いしいくら人気ものと言っても高が知れる、となれば Duane に期待するしかないじゃーないですか。
 この studio 版は、album total で見れば阿呆みたいな blues respect な仕上がりになっており、heavy な blues 路線の曲と hard rockin' で pop な曲との狭間でうにゃうにゃする彼らの試行錯誤が拝める構図となっております。70's 初頭の blues rock band なら必ず通る道、みたいな。しかし全体的に灰汁は薄め、というところが Eric Clapton らしいところか。個人的には BBA ばりの泥沼にはまり込んで頂きたいところですが、まぁ Clapton なら仕方ない。悪くない album とは思っております。

log modified: 2013/05/16 02:24:11 JST

2013.05.19 (Sun)

[movie] Green Lantern

 Martin Campbell 監督作品、2011 年。
 銀河の平和を守るべく結成された Green Lantern は、銀河を 3600 の sector に分けてそれぞれの地域に適任者を配置して銀河の平和を守っていた。だがある日、恐怖を糧として強大化した Parallax が Green Lantern に牙を剥き、かつての英雄 Abin Sur (Temuera Morrison) に重賞を負わせる。地球に逃れた Abin Sur は後継者として high tech 企業の test pilot である Hal Jordan (Ryan Reynolds) を選出し、彼に Green Lantern としての使命を託す。Hal は自らの力に戸惑いながらも、恋人の Carol Ferris (Blake Lively) に励まされて自らの恐怖を克服しようとする。一方、Abin Sur の死体の検分を依頼された Hector Hammond (Peter Sarsgaard) は、Abin Sur の体に付着していた Parallax の一部に感染し、Parallax の手先として悪の力を増幅させていく……。

 あめこみ映画が増えるのは大いに結構ですが、出来は結構ピンキリですね。この映画では Green Lantern の力の源が生命の意志力、ということで Hal が自身の恐怖を克服して勇気を源に悪を打ち倒す、という構図であれば結構綺麗なまとまり方をすると思うんですが、意志力は Lantern から充電すれば OK で、Hal 自身は過去に父親が飛行機事故で亡くなった trauma があるとはいえそれを乗り越える process の描写が足りてないので終盤に覚醒しても何か説得力に欠ける。Hector も親の七光りで良い position に付けることで引け目を観じているのですがそこから悪の道に踏み込む道程があまり描かれてない。更には Hal と Hector と Carol が幼馴染っぽいんですがその描写も取って付けたような印象で、あっれー君たち知り合いなのーという感じの吃驚展開になってしまってます。もうちょっとどろどろ三角関係描いてもよかったんでは。って、そういうのはあめこみな映画では受けないか。
 Green Lantern としての Hal は衣装はダサくてやることは Superman のパクリな感じなので、Super Hero としてはちょっと吸引力に欠けるとこがありますね。それを覆すような something があればこの映画も救われるでしょうが残念ながらそういうのはなし。結果として終始残念な映画となっておりました。ううむ、映画って難しいですね。

log modified: 2013/05/20 03:39:33 JST

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