|
mp1 とか需要ないよなーと思いつつ何か仕事で使いそうなので。
mp2enc を事前に入れておく必要があります。
$ mp2enc -v 2 -l 1 -b 320 -o outputfile.mp1 < inputfile.wav
$ mpginfo outputfile.mp1
outputfile.mp1
Audio : Mpeg 1 layer 1
Estimated Duration: 01:32.99s
320 kbps 48000 Hz
Frame size: 320 bytes
Stereo, No emphasis, copy
$ mp2enc -v 2 -l 2 -o outputfile.mp2 < inputfile.wav
$ mpginfo outputfile.mp2
outputfile.mp2
Audio : Mpeg 1 layer 2
Estimated Duration: 01:33.05s
224 kbps 48000 Hz
Frame size: 672 bytes
Stereo, No emphasis, copy
永井真理子の "キャッチ・ボール" の intro. とか進行とか、"Every Breath You Take" に似とるよなーと思とるのは小生だけではあるまい、と思ってましたが google 先生のご神託でも同じような感想を抱いておる人は多いようで。まぁ昔の邦楽ではよくある話です。今でもその手の洋楽 complex が邦楽市場にあるのかどうかは知らんけど。
さて、UK の rock band、The Police の 5 枚目の album、"Synchronicity" です。1983 年発表の album にして The Police の original studio album としては最終作。
若かりし頃の小生は Sting と言えば The Police 時代よりも solo 時代の方が性に合うというか、The Police での reggae 趣味がどうにも肌に合わない性分だったのですが、それでも tr.6 "Synchronicity II" の PV を観た時の衝撃は筆舌に尽くし難いものがあり、punk と pop と new wave の垣根を軽々と越えてしまうこの band の底力を改めて再認識してしまったのであります。そんなこんなで未だに The Police の album というとこの 5 枚目と best album 位しか聴いたことがないのですが、今聴き直してもやっぱすげー band だよなぁと思うことしきり。Sting (vo, b)、Andi Summers (g)、Stewart Copeland (ds) の 3 piece band であるが故の simple さが、Sting の solo 作よりも余分な虚飾を排する作りになる分、むしろ Sting 的な叙情趣味が際立って聴こえるような曲も多く、この album で言えば tr.7 "Every Breath You Take"、tr.8 "King Of Pain"、tr.9 "Wrapped Around Your Finger" といった middle tempo で reflain の際立つ track でその特徴が顕著になっているような気がします。punk の狂乱も去り、rock の dynamism も失われ、音楽は刹那の大衆享楽として systematic に生産される時代に、rock の抜け殻にしがみついて rock していた band のなれの果てが、かくも美しい結晶として実を結んだ、これはそういう album なのでしょう。故にこの音楽は物悲しく、そして未だに孤高で有り続けている。