|
木崎文智監督作品、2006 年。
世界を制する者が持つ「一番」の鉢巻。かつて「一番」の鉢巻を持っていた父親を二挺拳銃の男 Justice に殺された Afro Samurai は、復讐の為に「二番」の鉢巻を手に入れて Justice の待つ須弥山へと向かう。「一番」に挑戦できるのは「二番」のみ、だが「二番」には誰もが挑戦することができる。Afro Samurai は刺客との戦いを繰り広げながら、Justice の元に近づく……。
Afro で侍なお話ですが雰囲気は真面目なさむらいちゃんぷるーといった趣。監督さんはアニメ版バジリスクの人なので動きは良く出てましたが、お話的に robot やら cyborg と戦っちゃうのはどうかと思わんでもない。過去のお師匠殺しとか因縁とかも Afro が唐変木過ぎて正直上手く繋がっておらんような気がしますなぁ。Afro の声当てた Samuel L. Jackson は結構似合ってましたけどね。
音楽は The RZA が担当。"Ghost Dog" といい "Kill Bill" といい、hip hop 侍映画専になっちゃったような感じですね。
木崎文智監督作品、2009 年。
「一番」の鉢巻を手に入れ静かに暮らしていた Afro だったが、突然乱入した熊侍に拉致され鉢巻を奪われる。「一番」の鉢巻は Sio と呼ばれる女の手に渡り、Sio は「一番」を取り戻したくば「二番」の鉢巻を手に入れ自分に挑戦するよう Afro に言う。Sio は Afro に深い恨みを抱いており、Afro の父親の骨を元にその父親の clone を作り、Afro と戦わせようと画策していた。Afro は再び旅に出て、「二番」の鉢巻を探す……。
前作同様にお話は意味不で作画は頑張りましたな作品。終盤のグダグダ感は前作以上に酷い出来栄えでありました。うーむ。
Sio には Lucy Liu が声当てております。