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Andrei Tarkovsky 監督作品、1972 年。
plazma の海に覆われた未知の惑星 Solaris。人類はその惑星に調査団を送り込んだが、調査員が行方不明になったり自殺したりして調査は進まない。調査の存続も危ぶまれる中、心理学者の Kris Kelvin (Donatas Banionis) が惑星 Solaris の調査を命じられ、そこに赴く。先行して調査に入っていた Dr. Snaut (Jri Jrvet) と Dr. Sartorius (Anatoli Solonitsyn) は二人とも何かを Kris に隠している。やがて Kris は、10 年前に自殺した妻 Hari (Natalya Bondarchuk) が自分の部屋にいることに気付く……。
この人の映画を観ると時の経過を忘れますね……。冒頭の Kris の実家、首都高、Solaris での基地の描写と、どれもこれも冗長ですが、何故か緊張感が持続する。まぁ、仕立てが horror じみている、てのもあるんでしょうが。
人間が観念の生き物であるならば、観念が物質化する世界はむしろ人間的な世界と言えたりもするのかも知れませんな。二次元嫁をお持ちの方は Solaris 観光するとよろしい。過去にやりなおしたいことがある人も Solaris で revenge しましょう。って、そういう話ではないのか。
Ren Laloux 監督作品、1982 年。邦題「時の支配者」。
惑星 Perdide に移住していた Claude は巨大スズメバチの襲撃を受け、息子 Piel と共に逃げるが事故で深手を追い、Piel に通信機を持たせて森に逃げるよう指示する。Piel は森で一人暮らしするが、通信機には父の友人 Jaffar から救助の連絡が行っており、Jaffar は宇宙船で Perdide に向かいつつ、通信機を使って Piel を励ます。Jaffar の宇宙船には途中で拾った盗賊 Matton と Belle も乗っていた。Jaffar は途中で旧知の老人 Silbad を拾い、共に Perdide を目指す。一方、Piel は Perdide の未知の生態系に触れ毎度吃驚させられるが、物知りな Silbad の助言に助けられる……。
原色の色彩感と comic ぽい cheap さが如何にも昔の anime であります。妖精だの意識統一主義者だの時間制御者だのが出てきて SF な趣向もふんだんに取り入れられてますが、話詰め込みすぎてまとまりがない印象も。しかし 80 年代にして既に retro 感ぶりばりなのが凄いですな。
一ノ瀬トニカと一ノ瀬響の unit、tOkyO が音楽担当した、TV anime "CHAOS;HEAD" の soundtrack。2009 年。
"The Machineries of Joy" の頃から一ノ瀬響の作品は追っかけておる小生でありますが、新譜が出ていることはご本人の blog 見るまで知りませんでしたすいません。一ノ瀬トニカという人は初めて聞きましたが一ノ瀬響のお姉さんで現代作曲家らしいです。それにしても tOkyO という unit 名の恰好悪さはあえて狙ったものであろうか。
でもって additional programming に川島基宏の名前を見つけて吃驚。この人はかつてイケてない頃の古代祐三と組んで "Bare Knuckle III" をこさえたお方であります。しかし一ノ瀬響とどういう接点が……と思い調べてみると、どうやら先生繋がりなようで。とろにか業界も prog rock ばりの人脈相関図が必要なようです。
CD は全 38 曲ですが個々の曲は 1、2 分で終わるので食い足りん印象はありますが、そこは劇伴ですからやむを得ぬところか。一ノ瀬響の関わるものだけに綺麗めの曲の quality は言わずもがなでありますが、怖い目の現代音楽な楽曲や若干激しめの曲も聞けて、良い感じに幅広い着想での楽曲になっているところが有難い。
ちなみに、かおへあにめ版は関東圏での放送のみだったので田舎住まいの小生は当然未見。まぁ、音だけでも小生には充分楽しめました、が、不協和音に耐性の無い人には「ちょwなにこれホラー?きもい」等と言われかねん代物ではありますなぁ。
前回の続きでぼちぼちと。
音を通すのが意外と面倒だったので、とりあえず memo。
最初、BT878A-STVPCI2 の aux in に差したが音の出し方が解らず。
次に M/B に乗っている line in (青い口) に差して、kmix を弄る。line の mute を外して音が出ることを確認。capture と input source の項目を出し、input source は line にし、capture 開始に check を入れる。
streamer で test して音が入っていることを確認。
$ streamer -C /dev/dsp2 -t 0:10 -s 704x480 -r 29.97 -o movie.avi -f mjpeg -F stereo
$ mplayer movie.avi
音割れする場合は kmix の capture の volume を調整する。line は mute させても録音はできる。kmix の内容は amixer でも同じことができると思う。
画質音質の調整はまた後日。
自分用覚え書き。
line から PC に入る映像と音声を mencoder で x264 に変換して mkv に入れる。
$ mencoder -tv driver=v4l2:device=/dev/video0:adevice=/dev/dsp2:width=768:height=480:norm=NTSC:input=2 \
-ovc x264 -x264encopts bitrate=800:nointerlaced -aspect 16:9 -noskip \
-of lavf -lavfopts format=matroska -oac mp3lame -o output.mkv -endpos 10 tv://