Noisy Days in October, 2006

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2006.10.11 (Wed)

Bon Jovi / New Jersey

 言わずと知れた 80 年代 Bon Jovi の傑作 album。1988 年発表。
 この album は若い頃によく聴いてたのぅ。もっとも当時は CD 借りて metal tape に落としたのを聴いてましたが。また懐かしいね metal tape なんて。実家にはまだ tape はある筈ですが肝心の deck が壊れてるのでもう聴けません。
 まずは冒頭三曲、tr.1 "Lay Your Hands On Me"、tr.2 "Bad Medicine"、tr.3 "Born To Be My Baby" で傑作認定でやんしょ。band の勢いが音にも反映されとります。middle tempo でサビの chorus で盛り上げる tr.2 "Bad Medicine" のような曲で当たりが取れるようになるってのは、しっかりした地力がついてる証拠でしょう。上物に ragtime な piano を乗っける辺りも土臭い趣向で、後に展開される roots music への歩み寄りを仄かに示唆しているようです。
 前作の路線をそのまま展開していけば L.A. metal 一派のように一時隆盛後に没落というお決まりの root を通っていったかも知れない Bon Jovi ですが、ここに来て田舎臭くも懐かしいめりけん産 hard rock の王道路線へと向かい始めたのであります。それでいて耳に馴染みやすい melody sense の才も衰えず、両者相まって 80 年代を代表する作品へと昇華されたのですな。
 tr.5 "Blood On Blood"、tr.7 "Wild Is The Wild"、tr.10 "I'll Be There For You" 辺りも名曲ですが、爆音 hard rock ばかりではなく、acoustic guitar や piano を効果的に聴かせる曲もあったりで、全体通しても balance の良い展開で爽快痛快であります。こういう album が出てくると後に続く人達は大変だよなぁ、という前に Bon Jovi 自身が大変だったというのはまた後の話ということで。

[news] Hans Reiser Arrested On Suspicion of Murder [slashdot]

 うっひゃー。ちなみに Hans Reiser 氏は reiserfs という journaling file system の開発者であります。
 まだ有罪と決まったわけではないですが、開発の行方が気になりますな……。

log modified: 2006/10/12 02:47:24 JST

2006.10.12 (Thu)

Piano Ensemble / Simeon ten Holt: Complete Multiple Piano Works

 Holland の作曲家、Simeon ten Holt の piano 曲集。Irene Russo、Fred Oldenburg、Sandra & Jeroen van Veen の四名からなる Piano Ensemble による live 録音。Brilliant からの CD 11 枚組 box set。
 Simeon ten Holt は 1923 年生まれの作曲家で、Steve Reich よりも古い世代に属してますが曲調は minimal です。しかし Reich のように音の漸次的位相変化を意図的に組み入れたりするような人ではないらしく、音はほぼ just な timing で鳴ってます。しかし注目すべきは minimal でありながらも dramatic な展開と叙情的な表現が前面に押し出されている点で、音の強弱、break の多用、時には不協和音も恐れることなく交えて、永続的でありながらも陰影に富む音響世界を構築しております。melody が耳に馴染みやすくて聴きやすいのも特徴か。
 でもって個々の曲が長い長い。そもそも CD 11 枚組なのに 6 曲しか入ってない (爆)。今聴いてるのは disc 9 "Meandres (part 1)" ですが、この曲も 2 枚組なのですよ。BGM には最適と言えるでしょうなぁ。この "Meandres" や disc 7-8 の "Incantatie IV" 辺りはあまりわざとらしい変化も無くて、何も考えずに恍惚に浸れるので不眠症の貴方にもお勧めであります。秋の夜長にどうぞ。

[news] Robert McCammon has completed The Queen of Bedlam!!

 本家より。
 McCammon の復活第一作『Speaks the Nightbird』の続編だそうな。ちゃんと書いてるようで何よりです。って、小生は前作もまだ読んでないんすけど。

diary

 仕事場で上期の目標結果面談。どうも昔から同じことを言われているような気がする。反省。

 帰宅後にのほほんとしておると実家のお袋から電話が。親父が入院したそうな。腹が痛いとか熱が出て下がらないとかで検査してもらったそうですが、どうも白血球の値が高くなっていて、胆嚢炎の疑いがあるらしい。
 実家帰らんでええのんとお袋に訊いてみたらば「そんなんええから勉強しー」と言われてしまいました。これまた昔から同じようなことを言われているような気がするのぅ。

log modified: 2006/10/13 02:19:20 JST

2006.10.13 (Fri)

diary

 本社で会議。んで飲み。

log modified: 2006/10/14 23:57:35 JST

2006.10.14 (Sat)

diary

 某試験前日なのでいろいろ現実逃避。

log modified: 2006/10/14 23:58:06 JST

2006.10.15 (Sun)

get
  • 島田 荘司 『ネジ式ザゼツキー』
  • 森 博嗣 『ZOKU』
diary

 某試験。丸一日掛かりなので大変でした。

[movie] Stranger Than Paradise

 Jim Jarmusch 監督作品、1984 年。
 New York のちんぴら Willie (John Lurie) に、叔母の Lotte (Cecillia Stark) から電話が掛かってくる。故郷の Hungary からめりけんに出てくるいとこの Eva (Eszter Balint) を 10 日ほど預ってほしいと言うのだ。いやいや引き受けた Willie は、やがて家にやってきた Eva にもそっけない素振りをする。Eva の方も Willie と馬が合わない風だが、一緒に暮らしていると気心は知れてくるのでそれなりに親近感もできてくる。やがて 10 日経ち、Eva は Willie と、Willie の賭博仲間 Eddie (Richard Edson) に別れを告げて叔母のいる Cleveland へと旅立っていった。それから 1 年後、賭博で大金を手にした Willie と Eddie はおもむろに旅行に出て、Eva の居る Cleveland へ向かう……。

 空気の読めない駄目男を撮らせれば天下一品な Jim Jarmusch、この映画でも monochrome の映像に無愛想な男と斜に構えた女を配してのんべんたらりとやらかしております。好きなのか嫌いなのか、本音なのか建前なのか、気に掛けてほしいのか放っておいてほしいのか……、Willie と Eva の天秤関係はどうにも読み取れない空気感に包まれてますが、そのはっきりしないところが如何にも Jim Jarmusch 風であります。Willie と Eddie が dog race に出かけた後、置き去りにされたと知った Eva が悪態吐きながら部屋をうろちょろ歩き回る場面とか、Eva と彼女の仕事友達と Willie と Eddie とで四人揃ってあちょー映画をぼけーっと見る場面とか、一見どうでも良いような場面を積み重ねることで何ともいえん可笑しさと日常の重みを感じさせるのですな。落ちはちょっと気の利いた締めかたになってますが、映画全体に漂うすれ違いの悲哀を上手く現しておると思います。
 Eszter Balint は古風な美人さんで、monochrome の映像に栄える役者さんであります。今では歌手として活躍中だそうな。

log modified: 2006/10/16 23:20:42 JST

2006.10.16 (Mon)

Kou Hayashi & Daisuke Nagata / Radirgy Original Soundtrack

 Milestone Inc. による縦 STG、Radirgy の Original Soundtrack。2006 年発表。
 いや実はやったことないのですよ Radirgy って。りふれくとふぉーすっぽいから敬遠なのです。だってさ何か悔しいじゃないですか無敵切れたあとで被弾したりすると。ということで遊んでる人の背後でふんふんへええ、さんとら買おうと (爆)。
 音の方は Chaosfield も手掛けた御二方によるもの、なのですが音の印象は大分異なっており、techno 寄り pop 寄りの click house 風味であります。vivid な音ねたを箱に放りこんでがさごそかき回し、生きの良いのは特に filter まぶして皿に乗せたらこうなるか。電波系 STG には似つかわしい音なのでしょう。
 tr.1 "radio allergy" から始まる前半の曲は特に click 感が強くて良好です。後半になるともう少し真っ当な techno 調 house 調になります。最後の tr.13 "Skip & Roll" は blues code ぽい展開で笑って終了。うんうん、game music 界にも click house の波が押し寄せてるのですね。って、実際のところはどうだか解りませんが。

[news] Sting makes lute popular again [Guardian]

 Sting への interview 記事で、新作 album "Songs from the Labyrinth" に言及してます。とはいえ販促ちらしに書いてるような内容のことを喋っておるので特に言うこともない。
 classical album chart で 1 位、pop chart で 24 位と、売行きは上々な様子。これは Dowland を褒めるべきか Sting を褒めるべきか。

diary

 昨日の試験で、どうも仕事場の同僚が同じ試験会場の教室内に居たらしい。
 へーそんなのこれっぽっちも気が付かんかったよとその同僚に述べたところ、「だっておいらは途中で諦めて帰っちゃったもんねうけけ」とのお答え。何がうけけだ何が。最後まで無駄に足掻いて明日がある明日があるなどと歌いながらばーちゃするのが人生であろうが。まったく最近の若者はぶつぶつ。

log modified: 2006/10/17 01:54:48 JST

2006.10.17 (Tue)

Susumu Yokota / Triple Time Dance

 日本が誇る音響家屋建築家、Susumu Yokota の 2006 年発表 album。石野卓球が一枚噛んでいる label、Koplatiko からの release。
 前作 "Wonder Waltz" に続いての全編三拍子な album でありますが、前作がここ数年押し進められていた elegant & listening 路線だったのに対して、今回は acid 全開で地味渋に攻めてます。三拍子の曲という意識はあまり前面に出てこなくて、Yokota 風味の捻れた house やなぁという感じで普通に聴けてしまいます。天然かつ職人な業でありましょう。まぁ、この自然さは全編 mix で繋げてることも影響してるんでしょうが。
 acid 風味なので、かつて "1998" や "Will" で展開したような hi-fi な house とは一味違う Susumu Yokota 風 house となっております。ぱっと聴いた感じでの印象は弱めですが、馴染んでくると味が解ってくるあたり、やっぱこの人らしい album であります。

log modified: 2006/10/18 02:11:47 JST

2006.10.18 (Wed)

Aki Takahashi / Aki Takahashi plays Morton Feldman

 高橋アキ (p) の演奏による、めりけんの現代音楽家 Morton Feldman の piano 曲集。1995 年録音ですが小生が聴いているのは 2006 年に mode から出た remaster 版です。
 Morton Feldman といえば弱音愛好家。この album には初期の 1949 年から晩年の 1986 年までの楽曲が時系列順に収められてますので、Feldman の作曲姿勢の変化もよく解る……と言いたいところですが、正直よく解りません (爆)。大体 tr.1 から tr.9 までは小曲が並んでいて、終盤の 2 曲、tr.10 "Piano" と tr.11 "Palais de Mari" で 50 分以上使ってますので、小曲の印象派あまり残らんのよ。まぁ、終盤 2 曲も Feldman らしい弱音世界なので時間感覚は麻痺しっぱなしなんですが。
 Morton Feldman の曲は、ぱっと聴いた感じでは間の長い phrase を延々と反復しているような印象がありますが、音長の微妙な変化や高音部と低音部のずれといった不安定な要素を内包しているので、聴いていると意識が音に引き込まれていき、演奏終わっていても静寂に耳欹てたまま身じろぎもできぬという状況になったりします。音を聴かせるというよりは、静寂を聴かせるために音があるような音楽。Morton Feldman の心の闇は底が知れませんなぁ。
 高橋アキの繊細かつ清洌な演奏も良好であります。

log modified: 2006/10/19 02:12:13 JST

2006.10.19 (Thu)

Muddy Waters / The Best of Muddy Waters

 The father of Chicago blues こと Muddy Waters の、1948 年から 1954 年の代表曲を集めた album。元盤は Chess から 1955 年に release されてます。
 Muddy Waters は久しく割けて通っておった小生ですが、やはり基本ということで聴いております。Muddy Waters というと声のまろやかな blues singer、との印象がありまして、こうして聴き直してみてもその印象派変わらないんですが、曲の方は tr.1 "I Just Want To Make Love To You" や tr.7 "Hoochie Coochie Man" 等、名曲揃いなのでやはり傑作であります。
 聴きやすく耳に馴染みやすい曲に、これまた耳当たりの良い Muddy の vocal、とくれば、blues 初心者にも受け入れやすい album になりますわな。咽び泣く blues harp もええ味出しております。

log modified: 2006/10/20 00:46:22 JST

2006.10.20 (Fri)

diary

 とあるお別れ飲み会。久々に二次会まで付き合いました。

log modified: 2006/10/23 07:35:37 JST

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