Noisy Days in April, 2006

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2006.04.11 (Tue)

Robert Barto / Weiss: Sonatas for Lute Volume 6

 Robert Barto (baroque lute) による Sylvius Leopold Weiss の lute sonata 集、6 巻め。2002 年録音。sonata no.45、7、23 を収録。
 Barto の Weiss 集としては最新録音盤で、2005 年に発売されたもの。5 集目からは録音場所を変えたらしく、より clear な音で妙技を披露しております。
 気長に録音続けていってほしいと願うものであります。

log modified: 2006/04/12 02:05:31 JST

2006.04.12 (Wed)

Oxford Camerata (conducted by Jeremy Summerly) / Tallis: Spem in alium

 英国の混声合唱団 Oxford Camerata による Thomas Tallis (1505-1585) の教会音楽集。2005 年録音の naxos 盤。Tallis 生誕 500 年記念の録音だったそうな。んなこと言うなら今年は大薮春彦没後 10 年ですよ。関係ないか。
 素朴ながらも荘厳な音の層が押し寄せる tr.1 "Spem in alium" は圧巻ですなぁ。

神林 長平 『鏡像の敵』
 と書いたところでわたしはワープロをたたく手をとめて、ワープロわきの煙草をとり、火をつけた。灰皿は吸殻でいっぱいだった。
 奇妙な話だ。
 なにが奇妙かといって、自分で書いている話の内容が自分で理解できないというのは、おかしい。自分で書いたものという気がしない。(page 151)

 そりゃ危険ですね。かなり危険ですね。早川文庫版で先日読了。6 篇収録の短篇集。
 この人の作風は昔から変わっとらんというか変わりようがないというか、「かもしれない」が何度も何度も何度も何度も飛び出してきてうんざりさせられるのが特徴なのです。かもしれないはもういいから話進ませてくれようと身悶えしてたら落ちらしい展開があってうやむやに終わる、これぞ神林世界。そして読み終わった後は一瞬で内容を忘れ去ってしまうのであった。嗚呼。
 収録作の中では「ここにいるよ」が出色の出来ですがどろりとしたものは出なくていいから。って、これって『時間蝕』にも収録されてたんですね、昔読んだはずなのにもう忘れてる罠であります。

diary

 長年御世話になった先輩の某氏が会社をやめるとの事。家庭の事情が故では致し方ないところですかねぇ……。

log modified: 2006/04/13 00:43:55 JST

2006.04.13 (Thu)

Oxford Camerata (conducted by Jeremy Summerly) / Gombert: Magnificat I, Salve Regina

 英国の混声合唱団 Oxford Camerata による Nicolas Gombert (1495-1560) の宗教音楽集。2004 年録音の naxos 盤。
 Gombert の活躍した Renaissance 期は複雑な polyphony 音楽の栄えた時期らしく、何度聴いても覚えられんが何度聴いても面白い音なのですよ。複数の旋律が多層状に押し寄せる様は圧巻であります。

log modified: 2006/04/14 02:02:38 JST

2006.04.14 (Fri)

ジョージ・R・R・マーティン 『サンドキングズ』
 ブランドは暗闇で目ざめ、ブルッとして大声を出した。彼の天使がやってきた。(page 187)

 早川文庫版で読了。安田均、風見潤訳。7 篇収録の短篇集。
 70 年代の短篇集なので初期作品集なのです。元々 GRRM は SF 本流から出てきた人なので、この作品集に収められているものも SF 的小道具山盛りで話は面白くないという、一昔前の背伸び系 SF 小説なのですな。とはいえ不要な登場人物はあっさり切捨て、最後に苦い現実認識が待ち受けるという Martin 節はここでも充分味わえます。
 魔法使いと村娘の蜜月を描いた「ビターブルーム」、人間を捨てた女性と人間に留まった男性の悲恋を描いた「ファスト・フレンド」、うぶな娼婦と心の折れたヒモと金の卵の顛末を描いた「スターレディ」辺りは面白かったですね、というかこりゃ少女漫画ですね。あ、「サンドキングズ」はお話としては一番楽しめる作品でした。Populous の異生命体版で遊んでたら逆襲されたみたいな。うむうむ、やっぱ良い作家ですよこの人は。

log modified: 2006/04/16 00:48:12 JST

2006.04.15 (Sat)

diary

 試験前なので nicotine と caffeine 大量摂取しつつ現実逃避中であります。

log modified: 2006/04/16 00:59:25 JST

2006.04.16 (Sun)

get
  • Harold Budd / La Bella Vista
  • Michael Hedges / Aerial Boundaries
  • Toshio Masuda / 蟲音 前
  • Various Artists / Psalms of Planets Eureka seveN Original Soundtrack 2
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 朝から夕方まで試験。会場が寒くて参った。

 終わってからへなへなになりつつ街へ。久々のガルーダ II、6 面の石まで。1 play でもう精神尽き果てるって感じでしたなぁ。
 vf5 のロケテを遠目で拝見。絵が綺麗になった vf4 といった印象ですが、遊んでないので実際どうだか解らんですな。
 でもって新作対戦 3D 格げもちらりと拝見。みにすかだのごすろりだのが剣突き付け合ってあちょーあちょーする game でありました。

log modified: 2006/04/18 01:21:14 JST

2006.04.17 (Mon)

Bill Evans Trio / Turn Out The Stars (disc 6)

 部屋の片付けしておったら発掘。1980 年 6 月の village vanguard での live 録音、CD 6 枚組。Bill Evans (p)、Marc Johnson (b)、Joe LaBarbera (ds) による trio 演奏。なんだかんだで一日中聴いてました。
 Bill Evans の録音は数多くありますが、小生は Riverside 時代の音源は持っているものの、Verve 時代のものは全く持っていなかったりします。んでいきなり亡くなる 3 ヶ月前のこの録音を聴いて、ありゃりゃ Bill Evans ってこんなに弾く人だったっけ、と思ったものです。
 今聴いても "Nardis" の速い展開には唖然とさせられるのですが、老いてなお盛んな jazz improviser だったのだなぁと思うのであります。

diary

 有給休暇取得日。体調優れず。やはり前日の疲れが残っておる、というか風邪ひきかけな様子。肩凝りも酷いし。こういう日は一日ごろごろするに限る。ごろごろ、ごろごろごろ。

 alsa に SC-8820 鳴らさせようと悪戦苦闘。元々の設定だとそもそも外部音源を認識していなかったので、modprobe で snd-mpu401 食わせて認識させる。aplaymidi は /dev/snd/seq を使うらしいがそれも無かったので、modprobe で snd-seq 食わせる。しかし鳴らない。うーむ何故じゃ。以前の kernel 2.4 時は問題なかったはずだが、2.6 系でいろいろ変わった弊害なのかのぅ。まぁ、/dev/ttyS0 を直に叩けば鳴るので最悪の状態ではないのですが、alsa で midi 拾ってくれないと使えない software も多いしなぁ。困ったもんです。
 そうこうしてたら一日終わってました。疲れた。

log modified: 2006/04/18 01:56:23 JST

2006.04.18 (Tue)

diary

 一日休むと仕事山積みだのぅ。

 帰宅後、懲りずに alsa で sc-8820 鳴らそうと悪戦苦闘。鳴りません。SB live! の uart と mpu-401 が混在するからいかんのかと思い、snd-emu10k1 族を rmmod で葬り去ってから retry してもやっぱり鳴らない。されど /dev/ttyS0 を叩くと鳴る。うーむ解らん。

log modified: 2006/04/19 02:41:07 JST

2006.04.19 (Wed)

diary

 今日も懲りずに alsa で sc-8820 鳴らそうと悪戦苦闘。相変わらず鳴りません。
 ふむむ。


# setserial -g /dev/ttyS0
/dev/ttyS0, UART: 16550A, Port: 0x03f8, IRQ: 4

 んで。


# cat /proc/asound/oss/sndstat
--snip--
Card config: 
Sound Blaster Live! (rev.7, serial:0x80641102) at 0xb400, irq 193
Intel ICH5 with ALC650F at 0xfc001000, irq 201
MPU-401 UART at 0x300, IRQ 10, ACPI id MIDI
--snip--

 あー、irq も port も合っとらんわ。mpu401 が ttyS0 を指すようにしたいのだが。

 試しに


# /sbin/modprobe snd-mpu401 acpipnp=0 port=0x3f8 irq=4

 とやってみても結果は同じ。

 acpi を off にして起動かけると今度は uart が見付けられない。
 茨道ですね pink sweets ですね。寝よう。

log modified: 2006/04/20 02:48:42 JST

2006.04.20 (Thu)

Dan Curtin / We Are The Ones We've Been Waiting For

 90 年代には detroit techno follower として鳴らした Dan Curtin、久々の本人名義作。2006 年発表。
 近年は house 〜 club jazz 路線に傾斜している人ですが、この最新作でも緩めの四つ打ちに上品な electric piano を重ねたり、粘りのある bass line で funky な groove を生んでたりして、やはり大人な仕上りです。"The Web of Life" や "Deception" の頃の Dan Curtion を期待する人には物足りないでしょうが、狂躁の時代を過ぎて枯淡の境地に至ったこの artist に昔の影を求めてもいかんのでしょう。部屋でぼんやり聴く分には心地よい listening techno であります。

diary

 先日の続きで、今日も亜留沙に sc-8820 で歌わせようと四苦八苦。歌ってくれません。

 alsa の見付けた mpu401 と実際の ttyS0 が同じ場所を指定するようにさせたい、ってんで、


# setserial /dev/ttyS0 irq=10 port=0x330 uart 16550A

 としてやると、alsa の見付けた mpu401 の示す ioport と irq に一致するはず……なんですが、実際にやってみると今度は modprobe で snd-mpu401 を起こすときに「んなもんねーよ」と叱られるのです。むー。

log modified: 2006/04/21 02:49:53 JST

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